大学職員の仕事内容を理解しておく理由

大学職員への就職・転職を目指すのであれば、大学職員の仕事内容についてしっかりと理解しておく必要があります。

多くの大学では、一部の仕事分野(システム系など)を除いて、スペシャリストよりもジェネラリストを育てる傾向があり、大学職員の多くの人は幅広い仕事の経験をすることになります。

このため、面接の場においても、特定の仕事だけをやりたいと主張するよりは、「幅広い仕事を経験しながら大学経営に携わっていきたい」というような説明をすることになります。

そういった意味でも、大学職員となった場合に、どのような仕事をする可能性があるかについて、幅広く知っておく必要があります。

ただし、面接官としても、細かい仕事内容の理解までは求めていないので、大学にはどのような分野の仕事があって、だいたいどんなことを担っているのかということをざっとしておけばよいと思います。

私自身も面接官として面接を行うと、大学職員の仕事イコール「学生を支援する仕事」と理解している人も多いです。

ここでは、大学職員の仕事には、学生支援の仕事だけでなく、様々な仕事があるということを理解してもらいたいと思います。

大学職員の仕事内容

まずは、皆さんが一番イメージしている仕事で、上記にも記載させていただきましたが、学生支援の仕事があります。

実際に自分が大学生だったときに、色々な手続きをしてもらったという記憶もあると思いますし、そもそも志望動機として、「学生を支えたい」とか「学生の成長を助けたい」と思って大学職員を目指す人も多いので、誰もがイメージする仕事だと思います。

次に、先生が研究で使う物品(機器類・消耗品等)や研究に関する書籍などの購入手続きや、支払い手続きなどを行う会計的な仕事もあります。

このような会計的な仕事は、一般の方にはあまりイメージができず、目立たない仕事ではありますが、実は大学職員の多くの方がこのような裏方的な仕事に携わっていることが多いです。

そのほかにも、地震や火事が起こったときのための危機管理(避難訓練や危機管理マニュアルの作成等)を行う仕事なども、最近は重要視されてきており、本当に幅広い仕事が存在しています。

面接試験の場で、大学職員の仕事内容について聞かれることもありますので、幅広い仕事があり、学生と接する仕事ばかりでないことを理解しておく必要があります。

大学職員の具体的な仕事内容

ここでは、大学職員の仕事について、大きく9つのカテゴリーに分けてご説明をしていきます。

大学によってはもっと細かく分かれているところもありますし、規模が小さい大学では、1人で3~4つの仕事を行うこともありますが、採用試験の際にイメージをしておくべき最低限の仕事をまとめてみました。

ではでは、大学職員の仕事内容について勉強してみてください。

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  • 大学職員の仕事内容「①学生支援の仕事」
  • 大学職員の仕事「②教務の仕事内容」の紹介です。
  • 大学職員の仕事内容「③就職支援の仕事」の紹介です。
  • 大学職員の仕事内容「④産学連携・研究支援の仕事」の紹介です。
  • 大学職員の仕事「⑤留学支援の仕事」の紹介です。
  • 大学職員の仕事「⑥広報・入試の仕事」の紹介です。
  • 大学職員の仕事「⑦人事・総務の仕事」の紹介です。
  • 大学職員の仕事「⑧企画・財務・会計の仕事」の紹介です。
  • 大学職員の仕事「⑨情報システムの仕事」の紹介です。
  • その他にも、庶務の仕事、施設管理の仕事、図書館の仕事、病院のある大学では病院を支える仕事など、細かく分けるときりがないんですが、とりあえずは、上記の9つは頭に入れておくとよいと思います。

    また、少し話はそれますが、大学職員を目指す人の多くは、「学生支援の仕事をしたい」という方が多いです。

    ただ、大学としては、様々な仕事を経験しながら成長していってもらいたいという思いも強いですので、「色々な仕事を経験したい」ということも伝えることも重要になると思います。

    そのあたり、面接でどのように回答したほうがよいか考えておくとよいと思います。

    大学職員の仕事は楽なのか

    次に、少し話は異なりますが、大学職員の仕事内容の細かい説明に入る前に、一般的な大学職員の仕事全体のイメージについてお話をしたいと思います。

    私は大学職員になって10年以上になりますが、友達とかに言われる大学職員のイメージは、「大学職員の仕事って楽なんじゃないの」というものです。

    私自身の感想としては、私も大学職員になる前は民間企業で勤務しておりましたが、やはり民間企業に比べれば楽なんだろうなと思っています。

    実際に勤務をしてみると、部署によっては、恒常的に夜の10時過ぎまで残業を行い、ときどきタクシーで帰っている部署もあれば、残業することなんかほとんどない部署もありますし、精神的に辛い立場にある部署もあれば、仕事がすごく楽しいと感じる部署もあります。

    もちろん、私自身がすべての民間企業のことを知っているわけでもありませんが、私が知っている限りの情報をまとめると、少なくても相対的には、大学職員の仕事は比較的「楽だろう」と思います。

    ちなみに、私の知り合いの職員で民間企業から転職した人のほとんどは、「転職してよかった」とか、「もう転職はできない」というようななことを言う人も多いです。

    ただ、大学卒業後、すぐに大学職員になった人の中には、「仕事がつらい」、「なんだかやりがいがない」と言って退職するような人もいますし、転職してきた方でも、「なんだかイメージと違う」と言って、退職する人もいたりします。

    なんとなく感じているのは、転職してきた職員に人としては、多少仕事がつらくても、「前の会社のほうがつらかったな」とか「友達の会社よりましかな」と思う傾向が強いのかなと思います。

    また、転職者の場合は、仕事にやりがいがないとか、仕事がつまんないと思ったとしても、「仕事ってそもそもそんなやりがい出ないしな」とか「おもしろい仕事なんてそんなないしな」などと思えるのかなと感じています。

    私の知っている情報としては、このような感じなので、決してすべての人にとって楽な仕事ではないということは理解してもらえればと思います。

    また、大学で働いている人としては、一般的に「大学職員の仕事は楽」というイメージには嫌悪感をもっています。

    このため、当たり前ではありますが、面接の場では、少子化などによって大学の競争は激しくなってきていて、大学の仕事も大変になってきているという印象を与えるようにしたほうがよいです。

    ときどき、自分の能力をアピールするために、「大学職員の仕事なら何でも対応できる」的なスタンスをとる応募者もいますが、実際にそうだったとしても、面接での印象はすごく悪いです。


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