私はこのサイトの運営をしながら、「ココナラ」というサイトで大学職員へのアドバイスを行っています。

大学職員を目指す人がどのような悩みを抱えているかをお伝えするため、どのような相談があり、どのようなアドバイスを行っているかを参考にお伝えします。

一部、大学名等の個人が特定されるような記載は伏せています。
公式サイト「ココナラ」

事例①:東北医療系大学の職員を目指すAさんからの相談

東北医療系大学の職員を目指すAさんからココナラを通じていただいた相談に対する回答となります。

Aさんからは、「求人に30代・40代活躍中と記載があるが、20代でも合格の可能性があるか」、「転職理由へのアドバイス」についての相談がありました。

求人について

大学が職員の中途採用を行う場合、他業界の人材を採用して、他業界の仕事のやり方や工夫等を取り入れたいと考えている場合と、大学や教育業界での経験者を採用して、できるだけ早く大学の実務を任せたいと考える場合があると思います。

求人内容を確認すると、○○大学では、○○部の設置等に伴い、様々な業務が増えていると考えられ、今回の場合は、どちらかというと、後者の大学や教育業界での経験者を採用したいのではないかと思われます。

Aさんは、大学や教育業界の経験はないかと思いますが、○○という大学と同様の公的機関での勤務経験があり、即戦力になり得る経歴を持っているため、積極的に応募すべきだと考えます。

また、○○の経験も、○○学部をもつ大学では、有利に働く経歴だと思います。

求人票では「30代・40代活躍中」との記載はありますが、これから更に大変になる大学の中で、「将来的にマネジメントができて、組織に貢献できる」と思わせることができれば、採用の可能性はあると思います。

転職理由について

全体的に整理がされており、よく書けています。

大学では、例えば、新しい取組を行うときに、それが必ず実施しなければならないものであっても、上司だけでなく、先生に納得してもらわないと進めることができないことが多くあります。

これは、大学の意思決定手続きの特殊性の問題もありますが、特に、教育や学生に関することについての決定権は教員が持っており、職員が先生に納得してもらえるよう説明をする必要があります。

特に、大学では、「仕事が増えること」に抵抗のある職員も多いため、そのような職員をうまく説得したり、権限だけがあって本質を理解していないような先生も多いので、変な方向に進まないように、職員がしっかりと進むべき方向に誘導していく必要があり、大学としてはこのような環境でもうまく仕事を進めることができる人材を求めています。

転職理由の中には、「調整力」との記載があり、まさに大学がほしい人材であるため、この点もよい印象を与えることができると思います。

しいて言うならば、あえて書き直す必要もないかもしれませんが、最後の「○○○○」との記載についてですが、この言葉自体がうまく伝わらない(採用担当者が認識していない)可能性があるかなと思いました。

例えば、単に「組織力を最大限高めるため、○○○を推進していきたい」などとしてもよいかもしれません。

また、下から3行目の「○○○」は「○○○」の誤りであれば修正していただければと思います。

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なかなか思いつかない大学職員の志望動機を12個まとめています。

大学職員に近づくための採用試験対策をまとめています。

事例②:関東中堅私立大学の職員を目指すBさんからの相談

関東中堅私立大学の職員を目指す方からココナラを通じていただいた相談に対する回答となります。

Bさんからは自己PRや志望動機についてのアドバイスをさせていただきました。

自己PRへのアドバイス

現在の大学では、改革・改善が求められています。これは、社会から求められている面もありますし、大学が他大学との競争に勝ち残っていくためにも必要となります。

これは、最近では一部の地方大学で潰れる大学が出てきていますが、これまでは大学進学率が上昇してきたことにより、大学側が改革・改善を進めなくても学生を集めることができ、大学側が努力しなくても安定的に経営が行えていましたが、そういう時代は終わりつつあると認識されるようになってきたという背景があります。

一方で、これまである意味ではぬるま湯につかってきた教員と職員は、あまり改革・改善をすることに慣れていないこと、改革・改善をするということは、自分たちの仕事を増やすものが多く、既存の教員や職員が改革・改善を積極的に行わないという状況があります。

このようなことから、大学の経営者としては、改革や改善を積極的に進めることができる職員を採用したいと考え、できれば、そのような職員が既存の教員や職員によい影響を与えてほしいと考えています。

Bさんが記載しているモットーを含めた自己PRについては、これからの大学に必要な人材を示すものであり、魅力的な人材で、私が採用担当者であれば面接までしたい人材であると感じました。

このため、大きく変更すべきと思う部分はございませんでした。

捕捉にはなりますが、現在、大学ではIR(Institutional Research)の活動が盛んになってきています。

大学では、これまではあまり客観的なデータに基づかずに、先生方の感覚で物事を決めてきたという部分が多くありました。

これらの反省を踏まえ、しっかりとデータを集めて、データから何が読み取れるのか、それを踏まえるとどのような対策が必要なるのか考えるようになってきています。

Bさんの自己PRはそのような視点を含まれておりますが、大学では「客観的データ」という言葉が流行っていますので、「客観的データ」という言葉を追加したほうがより伝わりやすいかと思い、いただいた資料に追加させていただきました。

必要に応じて追加・修正をしていただければと思います。

志望動機について

志望理由も同様にしっかりと書けており、大きく変更すべき点はございませんでした。

最後の部分に「留学支援」をしたい点が記載されておりますが、○○大学の求人を確認したところ留学支援の専門職の募集ではございませんでした。

書類については特に修正する必要はありませんが、大学側としては、将来的には大学全体のマネジメントができて、大学経営を引っ張っていけるような人材を求めていると思うので、面接の場では、留学支援にこだわり過ぎずに「まずは留学支援をしたいと考えているが、将来的には様々な部署を経験し、大学経営を任されるような人材になりたい」というような趣旨の発言をするとよりよいイメージを与えられると思います。

その他の情報提供

○○大学は、世界大学ランキング(日本版2017)の「国際性」において第○位となっています。

大学の特色として、知っておくとよいと思います。

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大学職員の給料のほんとのとこを知りたい人はこの記事も見てください。

大学職員の面接試験で出される可能の高い質問例を70個以上をまとめています。

事例③:北陸中規模大学の職員を目指すCさんからの相談

北陸中規模大学の職員を目指す方からココナラを通じていただいた相談に対する回答となります。

Cさんからはエントリーシート全般についての相談をいただきました。

経歴について

私が人事担当者の視点で見ると、「○○」の退職理由が不明確なところが気になります。
例えば、「語学を学ぶため」などの理由を記載できるのであればよい印象を与えることができます。

志望動機について

○○大学の求人票の「主な職務」を見ると、様々な業務が記載されています。

多くの大学では、3年~5年程度で人事異動を行い、様々な業務を経験させていくケースが多いです。

Cさんの志望動機は、学生のキャリア・就職支援を中心とした記載となっておりますが、大学では学生を支援する業務以外にも多くの業務があるため、あまり業務を限定せずに記載したほうがよいと思われます。

特に、○○大学では、系列校の高校での勤務も想定されているため、そのような観点からも特定の学校や特定の業務を限定しないほうがよいと思います。

また、「キャリア・就職支援」を志望動機とする多くの方は、会社での人事経験があったりすることが多く、それまでの職務経験を活かすというケースが多いです。

大学で中途採用を行う場合は、これまでの経歴を見て、その経験から大学でどのような活躍ができそうかを確認します。

Cさんの経歴を確認すると、「キャリア・就職系」よりは、「国際系」の業務のほうがより活躍できるように思えるので、思い切って志望動機のメインを「国際系」に変えるということも考えられると思います。

自由記入欄について

「勤務に関する希望」を書くようになっているので、現在のような記載ではなく、例えば、「学生支援だけでなく、庶務や財務などの様々な業務を経験したい」や「大学だけでなく中学・高校でも業務をしたい」など、勤務に関することで積極性などをアピールできるような記載するとよいと思います。

ココナラでは、私だけでなく、様々な方が大学職員にエントリーシート添削などのアドバイスをしてくれているので、興味がある方は一度、除いてみるとよいと思います。
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