大学職員採用試験の面接で、どのような逆質問を行えばよい印象を与えるかについて、実際に大学職員の面接官の経験を踏まえてお伝えいたします。ぜひ、面接対策の参考にしてください。

面接における逆質問とは

面接における逆質問とは、一般的に、採用試験の面接の場で、「最後に質問はありますか」と採用側から受験者側に聞く質問であり、基本的には面接の最後に聞かれることが多いです。

それまでは、採用側から受験者に対して質問することになりますが、この逆質問のみ、受験者側から採用側に質問を行うものとなります。

私が勤務する大学の採用試験の際にも、基本的にはこの逆質問を最後に行うことになっているので、恐らく多くの大学でも逆質問をしているものと思われます。

逆質問は面接の合否に影響が大きいのか

逆質問が面接の中でどの程度の影響があるかについて気になる人も多いと思います。

結論から言うと、そこまで合否への影響は大きくありません。

やはり、面接官としては、逆質問に入るまでのやりとりやプロセスのほうが重要です。

ただし、逆質問は面接の最後に行わるため、面接全体の印象に残りやすく、この逆質問でよい印象を与えたり、よい雰囲気となれば、間違いなく面接全体にとってはプラスになると言えます。

このため、採用試験の合格に少しでも近づけくためには、逆質問に対してもしっかりと準備する必要があります。

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逆質問に「ありません」はありか

私のこれまでの面接官としての経験を踏まえると、感覚的なものになりますが、逆質問の際に質問をする人は約8割で、残りの2割は質問をせずに、「特にありません」という回答をしている感じです。

逆質問の際にあまりトンチンカンな質問をしてしまうともちろんマイナスとなってしまいますが、質問を行わない場合は、「志望度が低いのかな」とか、「大学の分析がしっかりとできていないのかな」と感じてしまうので、何らかの質問はしたほうがよいと思います。

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やめたほうがよい逆質問とは

面接における逆質問は、できる限りしたほうがよいということをお伝えさせていただきましたが、逆質問を行うことで、マイナスの印象を与えてしまうくらいであれば、逆質問をしないほうがよいと思います。

例えば、大学のウェブサイトなどを見ればすぐにわかるような内容は、大学の分析をしっかりとしてきていないという印象を持たれてしまうので、このような逆質問は避けたほうがよいと思います。

また、「年次有給休暇の取得率はどうですか」や「福利厚生は充実していますか」などの質問も避けたほうがよいです。

このあたりはすごく聞きたいところでもありますが、少なくとも面接官にはよい印象を与えることにはならないので、面接以外の場所で確認するようにしましょう。

休暇や福利厚生、給料やボーナスなどの口コミ情報については、キャリコネというサイトで大学別に掲載されているので、もし、興味がある方は無料で利用できるので参考にするとよいと思います。
公式サイト「キャリコネ」

大学職員採用試験の面接でよくある逆質問とは

私が大学職員採用試験の面接官を行っている経験を踏まえると、約8割の人が同じような逆質問をしています。

それは、
・4月の採用までに何かやっておくべきことはありますか
・4月の採用までにどのような勉強をしておけばよいですか
・4月の採用までにどのようなスキルを磨いておく必要がありますか
というような逆質問です。

これは、インターネットの逆質問の例で書かれていることも多いですし、無難な逆質問ということもあって、やむを得ないのかもしれません。

ただ、面接試験では、1日に何人もの受験者を見ることになりますので、途中から「またか」という印象を持ってしまいます。

このような逆質問は、「特にありません」よりはよいので、最低限の質問かもしれませんが、志望度が高い大学であれば、このような質問とは異なるものを準備しておいたほうがよいと思います。

それでも、他に思いつかない場合は、例えば、次のような感じで、無難な逆質問の中で、自分なりにやるべきことを考えているということや、自分のアピールできるエピソードを添えたりすると、多少は他の受験者との差別化を図ることができると思います。

<例>
貴学は国際化に力を入れており、私自身もそれに貢献したいため、短期留学に行って語学力を磨くことを考えております。その他に、4月にまでに磨いておくスキルなどはありますか。

大学職員採用試験の面接でよい印象を与える逆質問とは

ここでは、私が大学職員採用試験の面接官として経験した中で、「いい逆質問だな」と感じたものを紹介させていただきます。

面接での逆質問の流れと戦略

その前に、面接における逆質問の流れについて確認しておきたいと思います。

面接の中で逆質問をする場合は、

面接官:最後に何か質問はありますか
受験者:○○○○(質問)
面接官:○○○○(回答)
受験者:○○○○(感想)。ありがとうございます。

という流れになります。

最後の受験者の感想のところで、「より貴学で働きたいという気持ちが高まりました」などと、志望度の高さをさらにアピールできるような流れにもっていけるとよいので、そこも念頭においた逆質問を考えておくとよいと思います。

よい印象を与える逆質問の例

<逆質問①>
貴学では若手の職員の方が幅広く活躍しているように感じましたが、若手職員に求めることがあれば教えていただけますか。

【面接官が回答した後の感想イメージ】
私もそのような人材になれるように努力していきたいと強く思いました。ありがとうございました。

<逆質問②>
貴学ではFD活動の取組が他大学よりも先進的で、特に、学生と教員が一緒に教育改革について議論するという取組は魅力的だと感じました。今後も教育改革の取組には力を入れていく予定でしょうか。

【面接官が回答した後の感想イメージ】
改めて貴学の教育改革の取組に関わっていきたいと感じました。ありがとうございました。

<逆質問例③>
大学職員になることができたら、組織にとって不可欠な人材になるよう努力していきたいと考えております。そこで、1つ質問をさせていただきたいのですが、大学職員として活躍できる人材とそうでない人材にはどのような違いがあると考えていらっしゃいますか。

【面接官が回答した後の感想イメージ】
ありがとうございます。私自身も少しでも大学職員として活躍できるような人材になっていきたいと思います。

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