新サイト作成のお知らせ
会員限定の「大学職員への就職・転職対策サイト」を新たに作成しました。このサイトでは、皆さんからいただいた大学職員への就職・転職に関するご相談に対する回答や、各大学の採用試験において実際に出された面接での質問例、分野別の各大学の特色ある取組のまとめなどを掲載し、大学職員の採用試験対策ができるようにしています。
⇒大学職員への就職・転職対策サイト

私自身が大学職員採用試験の面接官を行っている経験から感じるのは、大学職員の採用試験に合格する人は、かなりしっかりと採用試験対策を行ってきているということです。ここでは大学職員採用試験対策に必要なことと、効率的に実施する方法をお伝えいたします。

はじめに

まず、はじめに自分の宣伝で大変恐縮ですが、大学職員の採用試験の対策に活用できる電子書籍等を出版しているので紹介させていただきます。興味がある方はチェックしてみてください。

★大学職員の採用試験を受ける前に知っておくべきデータや大学の課題・用語等
⇒18歳人口の将来推計や外国人留学生の状況など採用試験を受ける前に知っておくべき42のデータ、大学が抱える課題や最近話題となっている問題(9テーマ)、学生支援・教育・入試等の各大学の特色ある取組、採用試験を受ける前に知っておくべき16の用語、採用試験対策のポイント(書類選考・筆記試験・適性検査・小論文・グループディスカッション・面接試験対策のポイント)、大学の現場で実際に起きている事件・事故の紹介など、大学の業界研究や大学職員の採用試験に向けた準備をするのに必要と考えられる情報をまとめています。計10万字以上の盛りだくさんの内容となっています。2016年1月から販売し、現時点でも大変ご好評をいただいていますので、ぜひご活用ください。

★大学職員面接回答事例集59
⇒「大学職員を目指した理由と受験大学を選んだ理由」、「大学職員の役割と職務への理解」、「受験者自身の資質・能力」、「仕事に対する考え方に関すること」、「〔転職者向け〕仕事に対する考え方に関すること」、「大学の役割と大学業界の動向に関すること」、「新たな取組の提案に関すること」の7つのカテゴリに分け、計59の質問について、私自身が大学職員採用試験の面接官としてどのようなことを意識して受験者を見ているのか、どのような回答であればよい印象を受けるのかについて紹介をしています。また、各質問に対する回答例と、回答後の面接官からの追加の質問例を紹介するなど、大学職員採用試験の面接対策に活用できる情報を掲載しています。面接対策をガッツリやりたいという方はぜひご活用ください。

その他に大学職員を目指している方が読むべき本をまとめているので、こちらも参考にしてください。

大学業界への理解

大学職員になりたいと思う理由は人によって異なると思いますが、大学職員という職業の仕事内容に魅力を感じた方、仕事の安定性に魅力を感じた方、給料などの待遇面に魅力を感じた方など非常に様々だと思います。

しかし、どんな理由であれ、大学業界をしっかりと理解している人は少ないと思うので、まずは大学業界について理解を深める必要があります。

近年の大学では、
・18歳人口の減少
・大学の進学率の上昇
・大学数の増加
・人気大学への集中による定員割れ大学の増加
・大学のグローバル化(国際化)
・リカレント教育(社会人の学び直し)への要請
など様々な動きがあります。

例えば、18歳人口が減少していることについては多くの方が知っていますが、大学の進学率が最近まで上昇していることは知らない人が多いと思います。

また、大学数が増加していることは知っていても、短期大学が減っていることについては知らない人も多いです。

このように、何となく知っていることでも、その背景にある関連するデータを知っておかないと、面接などの場で的外れな回答をしてしまうことになります。

そこで、大学の現状を表している各種データなどを、採用試験前に事前に確認しておくことが重要になります。

このようなデータについては、「文部科学省 大学 データ」などで検索すると、文部科学省の様々な会議で出されているデータを確認することができますので、このようなデータを見ておくと、大学の状況や大学業界の理解を深めることができます。

また、それらを1つ1つ確認するこが難しいという方にいついては、上記でご紹介した『『大学職員の採用試験を受ける前に知っておくべきデータや大学の課題・用語等』』の第1章で、大学に関する主なデータとその傾向がまとめらていますので、時間を節約したいという方は、この本を活用するということも1つの方法となります。

この本には、次の内容が記載されています。

1 18歳人口(18歳人口の推移・今後の将来推計)
2 高等教育機関の学校数(大学・短期大学の学校数等)
3 高等教育機関への入学者数(大学・短期大学の入学者数等)
4 私立大学の定員割れの状況(学部系統別の定員充足率等)
5 私立短期大学の定員割れの状況(学科系統別の定員充足率等)
6 グローバル(国際)化の状況(外国人留学生数等)
7 社会人の学び直し(リカレント)の状況(社会人入学者等)
8 就職率等の状況(大学生の就職率・ポストドクター数等)
9 その他(学習時間の日米比較・女性研究者数等)

また、普段はあまり目にすることが多くないかもしれませんが、各大学において、特色のある新しい取組などが行われると、様々なメディアでニュースになることがあります。

これらのニュースを確認しておくと、最近の大学でどのようなことが行っているかを確認することができ、大学業界の理解につなげることができます。

また、面接の場では、「最近、大学関連で気になったニュースはありますか」などと聞かれることもあるので、そういった意味でも大学関連のニュースを見ておくことは重要になります。

大学関連のニュースについては、「大学 ニュース」などと検索すると大学関連のニュースが確認できたり、ツイッターでは、大学に関するニュースを発信しているアカウントもあったりするので、そのようなところが情報を収集することができます。

こちらについても、時間的にそのような余裕がないという人については、私のツイッターで適当につぶやいていますので、よろしければフォローしていただければと思います。
https://twitter.com/daigaku_123

大学職員採用試験の筆記試験対策

大学職員の採用試験における筆記試験は、応募者が特に多い人気大学で行われており、いわゆる「足切り」に使われることが多くあります。

というのは、私が勤務している大学でも、数人の採用枠に対して、数百人の受験者が応募してきます。

本来であればすべての受験者と面接を行って、大学にとって一番活躍できそうな人材を採用できればよいのですが、面接を行うのは時間もコストもかかるため、すべての受験者と面接を行うことが現実的にできません。

もちろん、書類審査で落とすことも可能ですが、書類だけでは受験者ごとの差を見ることが難しく、判断もしにくいため、筆記試験により面接する受験者を絞っていきます。

このため、筆記試験はなくてはならないものとなっていますが、受験者にとっては、筆記試験で落ちてしまうのは、ある意味では本番の試験(面接)に挑戦ができていないということでもあるので、この筆記試験で落ちてしまうのは非常にもったいないことになります。

筆記試験については、どこまで準備すべきなのかというところが難しい部分でもございますが、筆記試験を通過できる程度の準備はしておく必要があります。

大学職員の筆記試験対策としては、一般的にはSPIの勉強をしておく必要があると言われています。

大学によっては、異なる場合もあるかもしれませんが、現状ではSPIの準備をしておくことになります。

ここではいくつかのSPI対策本を紹介しますが、どれか1つでしっかりと準備しておくようにしてください。



小論文試験対策

小論文試験は、すべての大学ではなのですが、一部の大学で実施されている試験です。

大学によって、書類選考と同じタイミングで提出を求める大学もあれば、試験会場で実施するという大学もあります。

また、試験会場で実施する大学でも、事前にテーマを提示している大学もあれば、試験会場で初めてテーマがわかるという大学もあります。

小論文試験の対策がで一番大事なことは「書くこと」です。

実際に書いた経験がないと、特に、試験会場で書く場合は、時間内にうまくまとめることがかなり難しくなります。

いくつかのテーマで書いておくことで、自分なりの書き方(型)を習得することができ、仮に、事前に予想していたテーマと異なるテーマが出たとしても、ある程度は対応できるようになります。

では、どのようなテーマが考えられるかというと、私個人としては次のようなテーマが考えられると思っています。

・大学職員に求められる能力とは
・大学職員の役割とは
・大学が生き残っていくためにはどのような取組が必要か
・受験生に選ばれる大学になるためには
・本学でグローバル化を推進していくためにはどのような取組が必要か
・これまでの経験を大学職員としてどのように活かすか

まずは、このようなテーマについて、1,000字程度で書いてみるようにしましょう。

小論文を書く過程では、そのテーマについて、どんな課題があるのか、どんな取組が考えられるかなどについて、自分自身で調べることになります。

その過程を経ることで、大学業界の理解を深めることができます。

この大学業界の理解を深めることは、面接対策にもつながるので、ぜひ時間を割いて頑張っていただければと思います。

また、実際に作成例を見たいという方については、「【テーマ別作成例あり】大学職員採用試験の小論文試験対策【テーマ別作成例あり】大学職員採用試験の小論文試験対策【テーマ別作成例あり】大学職員採用試験の小論文試験対策」で、具体的な作成例を紹介しているので、興味がある方はこちらの記事もご覧ください。

グループディスカッション対策

グループディスカッションも、一部の大学で実施されている試験で、対策をするにあたっては2つのポイントを意識しておく必要があります。

グループディスカッションでは、一般的に受験者の積極性(主体性)や協調性(チームワーク)、論理性などを評価するものとなっています。

面接試験でも同じように、積極性や協調性を評価することになりますが、面接試験では受験者のこれまでの経験などを聞いたうえで評価するのに対し、グループディスカッションでは、その場のグループの中でのやりとりを見て評価することになります。

これは、実際に大学職員となって業務を進めるうえでは、チームで仕事を進めることも多くあり、チームの中でどのような対応をするかを見るというのも1つの目的となっています。

受験者によっては、これまでの経験の中で、他者よりも優れた積極性や協調性をアピールできるものがあるという自信があるという人もいると思います。

しかし、グループディスカッションの場では個人の経験に関するアピールはあまりできないため、グループディスカッションでよい評価を得られるには、グループディスカッションでどのようなふるまいをすればよいかを理解しておく必要があります(1つ目のポイント)。

また、グループディスカッションを行う際に、設定されたテーマに基づく知識がないと、混乱して論理的に話せなくなってしまったり、傾聴する余裕がなくなってしまったり、提案したいことをうまく表現できなかったりします。

このため、グループディスカッションの評価方法を理解するとともに、大学職員採用試験のグループディスカッションで出される可能性のあるテーマの知識やその背景を理解しておくことが重要になります(2つ目のポイント)。

1点目のグループディスカッションでどのような対応をすればよい評価を得られるか、逆に、どのような対応をしたらマイナス評価になってしまうかについては、私の面接官としての経験から以下のようなものが挙げられます。

このような点を意識して、グループディスカッションに臨むようにしていただくとよいと思います。

<プラスの評価>
・司会が決まらないときに空気を読んで司会を担当した
・頑張って議論を盛り上げようとする姿勢が見えた
・他のメンバーへの配慮が見えた(意見を言えてない人に気を遣う)
・自分の考えをしっかりと持って説明ができていた
・新たな視点からの提案をした
・司会でなくてもちゃんとまとめるよう誘導していた
・メンバーの意見を取り入れながらまとめられていた
・議論の方向性が定まらないときに議論を整理し結論にもっていくような発言をした

<マイナスの評価>
・ほとんど話さなかった
・自分の意見がなかった(人の意見の同調ばかりであった)
・声が小さかった(元気がなかった)
・長く話過ぎていた(何を言いたいかがわからなかった)
・自分の主張が強すぎていた(自分自身のアピールばかり目立っていた)
・人の話を遮っていた
・テーマからずれた話をしているのに気が付いていなかった
・なんとなくだらしない印象を受けた
・なんとなく失礼な態度が見受けられた

また、2点目の「グループディスカッションで出される可能性のあるテーマの知識やその背景の理解」の理解については、まず、大学職員のグループディスカッションでどのようなテーマが出される可能性があるかを考える必要があります。

私個人としては次のようなものが考えられると思っています。

<考えられる主なテーマ>
・本学が生き残っていくためにはどのような取組を進めるべきか
・大学はどのような社会貢献の取組を進めるべきか
・本学のグローバル化を進めるためにはどのような取組が必要か
・受験生を集めるためにはどのような広報が効果的か
・大学において寄附金を増やすためにはどのような取組が必要か
・9月入学を導入することについてどのように考えるか(賛成か反対か)

これらのテーマについて、大学においてどのような状況となっているのか、どのような課題があるのか、各大学でどのような取組が実施されているのかなどについて調べると、グループディスカッションにうまく対応できると思います。

具体的な対策方法については、「【テーマ別作成例あり】大学職員採用試験のグループディスカッション対策」でも紹介していますので、参考にご覧いただければと思います。

大学職員採用試験の面接対策

私が大学職員の面接官を行っている中で感じていることは、大学職員採用試験の合格者は、面接の準備をかなりしっかりとしてきているということです。

準備している人と準備をしていない人では、どうしても面接の中で差が出てしまい、準備がしっかりとできていない人は、自信がないように見えてしまったり、大学で求める人材に合わせるような回答ができなかったりするため、面接対策をしっかりとした人のほうが合格してしまいます。

実際の面接の場では、面接官と受験者が会話を行い、面接官に対して「大学が求めている人材に合っている」とか、「職場の中でうまくやっていけそう」とか、「将来的に成長しそう」などと思わせることができれば合格に近づくことができます。

面接官にこのような印象を持たせるためには、自然に自分自身を伝えるだけでは難しく、自分から「採用したい」と思わせるような人材に近づけていく必要があります。

そのためには、事前に面接の準備を行うことが非常に重要であり、受験する大学がどのような人材を求めているかを確認したうえで、面接での回答を準備しておく必要があります。

面接対策については、私のブログにある「大学職員の面接対策「よく出される質問」」を参考にしていただいて、自分なりの回答をまとめておくこともできますし、現在では様々な大学職員のサイトがあるので、それらを活用することもできると思います。

まとめて、私の回答例をまとめてみたいという方については、『大学職員面接回答事例集59』を活用して、事前の対策を練ることができると思います。

いずれにしても、大学職員になるためには面接対策が非常に重要になりますので、大変だと思いますが、しっかりと対策を行ったうえで面接に臨むようにしましょう。

また、各大学の過去の個別の質問を確認したいという方については、大学を含めた各企業の口コミが掲載された転職支援サイトがあります。

これらのサイトでは、採用試験に関する情報や職場の雰囲気など様々な情報を見ることができますので、いくつか登録しておくとよいと思います。

転職会議
キャリコネ

大学職員採用試験を受けるうえでの個別相談

大学職員の採用試験の準備をする中では、応募書類や面接での回答について、本当にこれでよいのかと思うこともあると思います。

私自身は、転職で大学職員になることができたのですが、大学について詳しい知り合いがおらず、採用試験対策を行うのに非常に苦労した記憶があります。

もし、
・志望動機の添削をしてほしい
・志望動機を面接官としてどのよう感じるか教えてほしい
・面接での回答内容について意見がほしい
・受験する大学の特色や魅力を大学職員の立場から教えてほしい
・大学職員の仕事内容を教えてほしい
などということがあれば、「ココナラ」というサイトを通じて、個別相談も受けておりますので、希望がある方は個別にご相談いただければと思っています。

以下をクリックし、「大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします」でクリックすると、個別相談に申し込むことができます。
公式サイト「ココナラ」

ぜひ、大学職員になって、大学業界を一緒に盛り上げていきましょう。

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~大学職員採用試験のオススメ対策本~ アマゾンのレビューでも高い評価をいただいています。

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