私自身が大学職員採用試験の面接官を行っている経験から感じるのは、大学職員の採用試験に合格する人は、かなりしっかりと採用試験対策を行ってきているということです。ここでは大学職員採用試験対策に必要なことと、効率的に実施する方法をお伝えいたします。

はじめに

まず、はじめに自分の宣伝で大変恐縮ですが、大学職員の採用試験の対策に活用できる電子書籍等を出版しているので紹介させていただきます。興味がある方はチェックしてみてください。







その他に大学職員を目指している方が読むべき本をまとめているので、こちらも参考にしてください。

大学業界への理解

大学職員になりたいと思う理由は人によって異なると思いますが、大学職員という職業の仕事内容に魅力を感じた方、仕事の安定性に魅力を感じた方、給料などの待遇面に魅力を感じた方など非常に様々だと思います。

しかし、どんな理由であれ、大学業界をしっかりと理解している人は少ないと思うので、まずは大学業界について理解を深める必要があります。

近年の大学では、
・18歳人口の減少
・大学の進学率の上昇
・大学数の増加
・人気大学への集中による定員割れ大学の増加
・大学のグローバル化(国際化)
・リカレント教育(社会人の学び直し)への要請
など様々な動きがあります。

例えば、18歳人口が減少していることについては多くの方が知っていますが、大学の進学率が最近まで上昇していることは知らない人が多いと思います。

また、大学数が増加していることは知っていても、短期大学が減っていることについては知らない人も多いです。

このように、何となく知っていることでも、その背景にある関連するデータを知っておかないと、面接などの場で的外れな回答をしてしまうことになります。

そこで、大学の現状を表している各種データなどを、採用試験前に事前に確認しておくことが重要になります。

このようなデータについては、「文部科学省 大学 データ」などで検索すると、文部科学省の様々な会議で出されているデータを確認することができますので、このようなデータを見ておくと、大学の状況や大学業界の理解を深めることができます。

また、それらを1つ1つ確認するこが難しいという方にいついては、『大学職員の採用試験を受ける前に知っておきたい「大学のデータ42」(2018年9月作成版)』という本で、大学に関する主なデータとその傾向がまとめらていますので、時間を節約したいという方は、この本を活用するということも1つの方法となります。

この本には、次の内容が記載されています。

1 18歳人口(18歳人口の推移・今後の将来推計)
2 高等教育機関の学校数(大学・短期大学の学校数等)
3 高等教育機関への入学者数(大学・短期大学の入学者数等)
4 私立大学の定員割れの状況(学部系統別の定員充足率等)
5 私立短期大学の定員割れの状況(学科系統別の定員充足率等)
6 グローバル(国際)化の状況(外国人留学生数等)
7 社会人の学び直し(リカレント)の状況(社会人入学者等)
8 就職率等の状況(大学生の就職率・ポストドクター数等)
9 その他(学習時間の日米比較・女性研究者数等)

興味がある方は、以下から確認することができます。
大学職員の採用試験を受ける前に知っておきたい「大学のデータ42」(2018年9月作成版)

また、普段はあまり目にすることが多くないかもしれませんが、各大学において、特色のある新しい取組などが行われると、様々なメディアでニュースになることがあります。

これらのニュースを確認しておくと、最近の大学でどのようなことが行っているかを確認することができ、大学業界の理解につなげることができます。

また、面接の場では、「最近、大学関連で気になったニュースはありますか」などと聞かれることもあるので、そういった意味でも大学関連のニュースを見ておくことは重要になります。

大学関連のニュースについては、「大学 ニュース」などと検索すると大学関連のニュースが確認できたり、ツイッターでは、大学に関するニュースを発信しているアカウントもあったりするので、そのようなところが情報を収集することができます。

こちらについても、時間的にそのような余裕がないという人については、『大学職員の採用試験を受ける前に確認しておきたい「大学関連ニュース」(2018年7月~8月版)』以下の本で、ここ最近の、教育や学生支援、入試・広報、社会貢献などのニュースがまとめられているので、必要に応じて活用してみるとよいと思います。

大学職員採用試験の筆記試験対策

大学職員の採用試験における筆記試験は、応募者が特に多い人気大学で行われており、いわゆる「足切り」に使われることが多くあります。

というのは、私が勤務している大学でも、数人の採用枠に対して、数百人の受験者が応募してきます。

本来であればすべての受験者と面接を行って、大学にとって一番活躍できそうな人材を採用できればよいのですが、面接を行うのは時間もコストもかかるため、すべての受験者と面接を行うことが現実的にできません。

もちろん、書類審査で落とすことも可能ですが、書類だけでは受験者ごとの差を見ることが難しく、判断もしにくいため、筆記試験により面接する受験者を絞っていきます。

このため、筆記試験はなくてはならないものとなっていますが、受験者にとっては、筆記試験で落ちてしまうのは、ある意味では本番の試験(面接)に挑戦ができていないということでもあるので、この筆記試験で落ちてしまうのは非常にもったいないことになります。

筆記試験については、どこまで準備すべきなのかというところが難しい部分でもございますが、筆記試験を通過できる程度の準備はしておく必要があります。

大学職員の筆記試験対策としては、一般的にはSPIの勉強をしておく必要があると言われています。

大学によっては、異なる場合もあるかもしれませんが、現状ではSPIの準備をしておくことになります。

ここではいくつかのSPI対策本を紹介しますが、どれか1つでしっかりと準備しておくようにしてください。



大学職員採用試験の面接対策

私が大学職員の面接官を行っている中で感じていることは、大学職員採用試験の合格者は、面接の準備をかなりしっかりとしてきているということです。

準備している人と準備をしていない人では、どうしても面接の中で差が出てしまい、準備がしっかりとできていない人は、自信がないように見えてしまったり、大学で求める人材に合わせるような回答ができなかったりするため、面接対策をしっかりとした人のほうが合格してしまいます。

実際の面接の場では、面接官と受験者が会話を行い、面接官に対して「大学が求めている人材に合っている」とか、「職場の中でうまくやっていけそう」とか、「将来的に成長しそう」などと思わせることができれば合格に近づくことができます。

面接官にこのような印象を持たせるためには、自然に自分自身を伝えるだけでは難しく、自分から「採用したい」と思わせるような人材に近づけていく必要があります。

そのためには、事前に面接の準備を行うことが非常に重要であり、受験する大学がどのような人材を求めているかを確認したうえで、面接での回答を準備しておく必要があります。

面接対策については、私のブログにある「大学職員の面接対策「よく出される質問」」を参考にしていただいて、自分なりの回答をまとめておくこともできますし、現在では様々な大学職員のサイトがあるので、それらを活用することもできると思います。

その他には、『大学職員面接回答事例集59』を活用して、事前の対策を練ることができると思います。

いずれにしても、大学職員になるためには面接対策が非常に重要になりますので、大変だと思いますが、しっかりと対策を行ったうえで面接に臨むようにしましょう。

また、各大学の過去の個別の質問を確認したいという方については、転職サイトの「キャリコネ」というサイトで、多くの大学の口コミ情報を見ることができ、そこから実際に各大学で出された質問を確認することができます。

興味がある方は、公式サイト「キャリコネ」より確認してくだだい。

「キャリコネ」がどんなサイトかについては、「大学職員に転職(就職)を目指している人は見といたほうがいいよ~なサイト」でも紹介をしているので、よろしければご確認ください。

大学職員採用試験を受けるうえでの個別相談

大学職員の採用試験の準備をする中では、応募書類や面接での回答について、本当にこれでよいのかと思うこともあると思います。

私自身は、転職で大学職員になることができたのですが、大学について詳しい知り合いがおらず、採用試験対策を行うのに非常に苦労した記憶があります。

もし、
・志望動機の添削をしてほしい
・志望動機を面接官としてどのよう感じるか教えてほしい
・面接での回答内容について意見がほしい
・受験する大学の特色や魅力を大学職員の立場から教えてほしい
・大学職員の仕事内容を教えてほしい
などということがあれば、「ココナラ」というサイトを通じて、個別相談も受けておりますので、希望がある方は個別にご相談いただければと思っています。

以下をクリックし、「大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします」でクリックすると、個別相談に申し込むことができます。
公式サイト「ココナラ」

ぜひ、大学職員になって、大学業界を一緒に盛り上げていきましょう。

大学職員になりたい人が登録すべきサイトランキング
  1. 各大学の口コミ情報が見れる「キャリコネ」

     各企業や大学の口コミ情報が見れるサイトです。給料、採用面接で実際に出された質問、職場の雰囲気等の口コミ情報を無料で見れます。面接対策を行うために絶対に登録すべきサイトです。興味がある方は『公式サイト「キャリコネ」』、詳しく知りたい方は『サイト詳細紹介ページ』をご覧ください。

  2. グッドポイント診断

     「自分の強み」を知ることができる本格診断サービスです。エントリーシートや面接の自己アピールのヒントになるので必ず1度は実施しましょう(無料です)。診断は『公式サイト「グッドポイント診断」』 詳しく知りたい方は『サイト詳細紹介ページ』をご覧ください。

  3. 転職力診断診断テスト

     テストを受けることにより無料で①転職力総合得点、②総合順位、③予想内定社数、④予想年収を知ることができます。ご自身の経歴ではどの程度の転職が望めるかを確認してみるのによいツールです。診断は『公式「転職力診断サイト」』、詳しく知りたい方は『サイト詳細紹介ページ』をご覧ください。

大学職員転職サイトランキング
  1. リクナビネクスト

     転職サイトは、転職エージェントと異なり、担当カウンセラー等はつきませんが、大学職員の求人を一気に見つけることができます。大学職員の求人が多い転職サイトは何といってもリクナビネクストです。スカウト機能をONにすると大学から直接オファーがきたりします。登録は『公式サイト「リクナビネクスト」』をご覧ください。

  2. マイナビ転職

     同じく大学職員の求人が多いのはマイナビ転職です。大学職員を目指している方の多くが利用しているため、こちらも登録しておくことをおススメします。登録は、『公式サイト「マイナビ転職」』をご覧ください。転職サイトはこの2つのサイトでかなりの求人を占めているので大丈夫ですが、以下の転職エージェントは幅広いサイトで求人出ています。

大学職員転職エージェントランキング
  1. doda

     転職エージェントは担当タウンセラー等と一緒になって転職活動を進めることができます。大学職員の求人は様々なサイトでバラバラと掲載されるため複数のサイトに登録しておく必要があります。その中でまず最初に登録していただきたいサイトです。最近になって大学職員の求人が増えてきています。登録は『公式サイト「doda」』をご覧ください。

  2. マイナビエージェント

     大学職員の求人が比較的多く掲載され、職務経歴書のブラッシュアップや模擬面接等を利用回数や期間に制限なく利用することができます。また、求職者の都合に合わせて夜間や土曜(9:30〜17:30)の相談も受けてくれるところも魅力です。登録は『公式サイト「マイナビエージェント」』をご覧ください。

  3. type転職エージェント

     大学職員の求人が定期的に掲載されており登録しておきたいサイトの1つとなります。転職市場に精通した業界・業種ごとの専門知識をもったキャリアアドバイザーの支援を受けることができます。登録は『公式サイト「type転職エージェント」』をご覧ください。

  4. リクルートエージェント

     転職エージェント最大手で、大学職員の求人も確認されていることから登録しておくべきサイトです。面接向上セミナーは非常に評判がよいです。登録は『公式サイト「リクルートエージェント」』をご覧ください。

  5. ランスタッド

     あまり有名ではないのですが大学職員の求人が出ることがあります。まだ登録している人が少ないと思われるのでもしかしたらライバルが少ない求人があるかもしれません。登録は『公式サイト「ランスタッド」』をご覧ください。

  6. パソナキャリア

     大学職員の求人が時々出されます。親身なカウンセリングで転職者をサポートし、年収アップのサポートも行うとされています。登録は『公式サイト「パソナキャリア」をご覧ください。


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