私が勤務している大学では、年にもよりますが、例年、中途採用の方も含めて5~6人程度の新人職員が入ってきます。そんな新人職員の方に対して感じていることについてお伝えいたします。

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新人職員は、4月1日にそれぞれ別々の部署に配属されます。

教務系の部署の人もいれば、会計系の人もいたり、入試系の人がいたりなど、ほとんどがバラバラの部署に配属されることが多いです。

また、新卒の人であれば、もともと希望していた部署の人もいれば、そうでない人もいるし、中途採用の職員であれば、以前の職場で経験した部署の人もいれば、全く未経験の部署に配属される人もいます。

4月の当初は新人職員向けの研修が実施されますが、大学という職場は、4月は新入生の受け入れや履修登録、会計の決算などがあり、大学の業務がそれなりに忙しい時期であるため、新人職員もすぐに現場に出されることになります。

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これは、新人職員にも何らかの業務を担ってもらわないと業務自体が回らないということがあるからです。

新人職員からすると、簡単な説明を受けただけで、ほとんどわからない状況で現場に出されるわけですから、4月当初は戸惑う職員も多くいます。

ただ、5月、6月になってくると、忙しさも落ち着き出し、業務にも慣れてくるので、だんだんと新人職員それぞれの「色」が見えてくることになります。

私は、10年以上、大学の現場にいますので、これまでは、
・どんなことにも前向きで、積極的な職員
・真面目だけど要領の悪い職員
・何でも卒なくこなすけど指導をしてもなんだか響かない職員
・能力は高そうだが周りの職員とうまくコミュニケーションがとれない職員
・辛いことがあると泣いちゃう職員
・大学職員の仕事を見下し始める職員
・すごくバカだけで一生懸命な職員
など、様々な「色」をもつ新人職員に出会ってきました。

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もちろん、最初のイメージがそのままずっと続くわけではないのですが、最初の段階で、「真面目」、「前向き」、「謙虚」、「頑張り屋」などというイメージを持たれた新人職員は、その後の成長のスピードも速いような気がしています。

恐らく、上記のイメージを与えることができた職員には、周りの職員が業務上の指導だけでなく、過去の経緯や周辺知識を教えてくれたり、成長を促すために積極的に仕事を振ったりするので、成長のスピードが速くなるのだと思います。

逆に悪い印象をもたれてしまうと、最低限の指導しかしてくれないし、職員間のネットワークも広がらないため、大学職員として必要な知識もなかなか増えていかないことになります。

また、どんな組織でも同じだと思いますが、悪い印象というのはすぐに職場内に広まってしまいます。

会ったことがない職員であっても、悪い印象だけは知っていて、いざコミュニケーションをとることになると、最初からマイナスで始まっているため、うまく仕事が進められないことがあります。

あなたはどんな大学職員になりたいですか?

もし、あなたが、大学職員になったとしたら、どのような部署に配属されるかわかりませんが、業務が大変な部署であってもそうでない部署であっても、周りの職員が尊敬できる人でもそうじゃなくても、仕事がおもしろくてもつまらなくても、上記のイメージを与えられるように仕事に取り組めば、きっと、将来的にはきっと立派な大学職員になることができると思います。

安定した職業に就きたいがために大学職員を目指すという方も多いと思いますが、最初のきっかけはそうだとしても、せっかく働くのですから、ぜひ成長のスピードの速い職員を目指していただけると私としてもうれしいです。

(目次に戻る)大学職員コラムまとめ~現役大学職員が伝える大学の現状~

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