<面接官の視点や回答の方向性>
組織の理想的な考え方としては、「プライベートも仕事も充実する」ということになりますが、実態としてはなかなかうまくいかない状況もあります。
特に、最近の大学では、次から次への改革が求められており、部署によっては、連日忙しいという部署もあったりもします。
このため、「プライベートをすごく重視」というスタンスに立ってしまうと、ややマイナスな印象を与えてしまう場合があります。
また、面接官も頭の中では、ワーク・ライフ・バランスの重要性についてわかっていても、面接官自身がかなり忙しく働いた経験がある場合は、同じようにがむしゃらに働く職員を求めていたりもします。
このような状況から、回答にあたっては、「ワーク・ライフ・バランスは重要であること」を伝えたうえで、「自分自身は組織の状況に応じて集中して働く時期もあってもよい」というようなことを伝えたり、「権利意識が強い人」と思われないような回答にうるとよいと思います。
<回答例>
プライベートが充実していると、仕事へのモチベーションや発想力が高まったりすると思うので、できれば、仕事とプライベートの両方のバランスがとれていることが望ましいと思います。
ただ、個人によっては、仕事に集中してもよい時期があったり、組織としても頑張りどころの時期があったりもすると思うので、個人の特性に合わせて、うまくバランスがとれればよいのかなと思います。
【考えられる追加質問】
・ワーク・ライフ・バランスを充実するために組織として取り組むべきことは何かあると思いますか。
・これまでに何かに集中して頑張ったことはありますか。
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