<面接官の視点や回答の方向性>
この質問では、人間関係が難しい職場に配属されたときに、感情的にならず、組織の一員としてどのように行動できるかが見られています。
大学職員の仕事は、学生、教員、職員、外部機関など多くの人と関わりながら進める仕事です。また、部署によっては、正職員、契約職員、派遣職員、非常勤職員など、さまざまな立場の人が一緒に働くこともあります。そのため、考え方や働き方の違いから、人間関係が難しくなる場面もあり得ます。
回答では、「自分が職場を変えます」と大きく言いすぎるよりも、まずは自分が落ち着いて行動し、周囲と丁寧に関わり、必要に応じて上司にも相談するという現実的な姿勢を示すことが大切です。
また、誰か一方の味方をするのではなく、中立的に状況を見て、業務に支障が出ないようにする姿勢も評価されます。人間関係の改善だけでなく、学生対応や大学運営に悪影響を出さないという視点を入れると、大学職員らしい回答になります。
<回答例1>
人間関係がギスギスしている職場に配属された場合は、まず自分自身が落ち着いて、周囲と丁寧に関係を築くことを意識します。
すでに関係が悪くなっている職場を、配属されたばかりの自分がすぐに大きく変えることは難しいと思います。そのため、最初から無理に間に入ろうとするのではなく、まずは一人ひとりと誠実に関わり、信頼してもらえるように行動したいです。
そのうえで、職員同士に誤解があるようであれば、日常的な会話や業務上のやり取りの中で、少しずつ状況を整理していきたいと考えます。ただし、当事者同士を無理に仲良くさせようとすると、かえって関係が悪化する場合もあるため、慎重に対応します。
大学職員の仕事は、職場内の関係が悪いと、学生や教員への対応にも影響が出る可能性があります。自分ができる範囲で、職場全体が少しでも働きやすくなるように行動したいです。
【考えられる追加質問】
・人間関係が悪い職場で、最初に意識すべきことは何だと思いますか。
・配属直後に周囲から信頼を得るためには、どのような行動が必要だと思いますか。
<回答例2>
私は、まず誰か一方の立場に偏らず、中立的に状況を把握するようにします。
人間関係が悪い職場では、それぞれの人に言い分があることが多いと思います。そのため、片方の話だけを聞いて判断したり、特定の人の味方をするような行動を取ったりすると、かえって職場の雰囲気を悪くしてしまう可能性があります。
まずは、自分の担当業務をしっかり行いながら、どのような場面で関係が悪くなっているのか、業務にどの程度影響が出ているのかを冷静に見るようにします。もし業務上の連携不足が原因であれば、情報共有の方法を整えるなど、仕組みの面から改善できることもあると思います。
大学職員としては、個人間の感情だけでなく、組織として業務を円滑に進めることが重要です。感情的な対立に巻き込まれすぎず、業務に支障が出ないように行動したいです。
【考えられる追加質問】
・片方の職員から相談を受けた場合、どのように対応しますか。
・中立でいることと、困っている人を支援することのバランスをどう考えますか。
<回答例3>
人間関係が悪い原因が業務上の負担や役割分担にある場合は、業務の進め方を見直すことも必要だと思います。
職場の雰囲気が悪くなる背景には、単に性格が合わないという理由だけでなく、仕事の偏り、情報共有不足、役割の曖昧さなどがある場合もあります。そのため、表面的な人間関係だけを見るのではなく、業務上の課題がないかを確認したいです。
例えば、特定の人に仕事が集中している場合や、同じ確認作業が何度も発生している場合には、上司に相談したうえで、業務分担や情報共有の方法を改善できるか考えます。
大学では、部署内の連携が学生対応や教員対応の質にも関わると思います。職場の雰囲気をよくするためにも、感情面だけでなく、業務の仕組みから改善できる点を探したいです。
【考えられる追加質問】
・人間関係の悪さが業務上の問題から生じている場合、どのように見極めますか。
・業務分担に不公平感がある場合、どのように対応しますか。
<回答例4>
自分だけで解決しようとせず、必要に応じて上司に相談することも大切だと思います。
人間関係の問題は、個人の努力だけで改善できる場合もありますが、部署全体の体制や人事上の判断が必要になる場合もあります。そのため、状況が深刻で業務に支障が出ている場合は、自分だけで抱え込まず、上司に事実を整理して相談します。
その際には、「誰が悪い」という伝え方ではなく、業務にどのような影響が出ているのか、学生や教員への対応に支障が出る可能性があるのかを中心に伝えるようにします。
大学職員としては、職場内の人間関係に配慮しつつも、最終的には大学の業務を円滑に進めることが重要だと思います。自分にできることと、組織として対応すべきことを分けて考えたいです。
【考えられる追加質問】
・上司に相談する際、どのような点に注意しますか。
・人間関係の問題を相談することが告げ口のように見えないためには、どうすればよいと思いますか。
<回答例5>
私は、日頃から小さなコミュニケーションを大切にし、職場の雰囲気を少しずつ良くしていきたいです。
人間関係が悪い職場では、必要最低限の会話しかなくなり、さらに誤解が生まれやすくなることがあります。そのため、挨拶や感謝の言葉、進捗共有など、基本的なコミュニケーションを丁寧に行うことが大切だと思います。
また、自分が周囲の不満や悪口に同調しすぎないことも意識します。職場の雰囲気に流されてしまうと、自分自身も対立の一部になってしまう可能性があるためです。
大学職員の仕事では、周囲と協力しながら学生や教員を支えることが求められます。自分の行動によって少しでも前向きな雰囲気を作れるよう、日頃の関わり方を大切にしたいです。
【考えられる追加質問】
・職場で悪口や不満を聞いた場合、どのように対応しますか。
・人間関係が悪い職場でも前向きに働くために、何を意識しますか。
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