<面接官の視点や回答の方向性>
短所については、長所と逆になり大学職員に求められる人材像に影響のないような内容を伝える必要があります。
そのうえで、短所も長所と同様に、まずは自分自身の中で候補となる短所を挙げ、その中から改善が可能なものを選ぶとよいと思います。
また、大学では、チームワークが重んじられるため、チームワークを乱すとかコミュニケーション力が弱いというような短所は言わないようにするのが無難です。
実際には短所があまりないというような人もいると思いますが、「短所はない」というのも言いにくいので、何らかの説明を準備しておいたほうがよいと思います。
<回答例①>
私の短所は、「おせっかいなところ」だと思っています。
アルバイトなどで後輩などが困っていると、すぐに手を出したり、助けたくなってしまいます。
状況によっては、助けたりせずにまかせることで、後輩の成長になると思うので、状況によっては自分自身で我慢しなければならないところがあると思っています。
【考えられる追加質問】
・周囲からはどのような人だと言われますか。
<回答例②>
私の短所は「頼みごとを断れない」ということだと思っています。
友達やアルバイトの社員の方に頼みごとをされてしまうと、頼みごとを断れずに何でも受け入れてしまう傾向があります。
このような傾向があるため、社会人になってからは、時間管理は強く意識して仕事を進めるように心がけています。
【考えられる追加質問】
・どのような頼みごとをされることが多いですか。
・時間管理をしていくために重要なことは何だと思いますか。
<回答例③>
私の短所は心配性なところです。とりかかっている問題や心配なことがあると、つい気になって落ち着かなくなってしまいます。
改善策としては、具体的に何をしなければいけないのかを書き出し、それをひとつひとつ潰していくようにしています。
漠然と不安に思うのをやめ、リストアップされたものがどんどん片付いていくことで、解決に向けて前進していると感じることもできます。
【考えられる追加質問】
・周りの人からはどのような人だと言われますか。
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