<面接官の視点と回答の方向性>
大学職員の面接の場で、「あなたのやりたい仕事は何ですか」と聞くと、「研究」に関わる仕事のことを回答する受験者はあまり多くいません(大学院卒の受験者の中にはときどきいます)。

一方で、最近は「研究支援」という言葉が積極的に使われるようになり、部署としても「研究支援課」というような名称の組織も出てきたり、大学職員の新たな専門職種として、「URA(リサーチ・アドミニストレーター)」という職種が出てきていたりもしています。

「研究支援」の仕事は以前からもありましたが、最近になって改めて着目されるようになってきています。

「研究支援」の仕事のイメージとしては、先生方に研究をしやすい環境を整備すること(先生方の事務処理の負担を減らすこと)や外部資金の獲得がしやすいような体制を整えること、また、URAのように先生方と一緒になって研究を推進していくことなどとなります。

この質問はあまり聞かれることは少ないかもしれませんが、最近の流行でもあるため、念のため準備をしておいたほうがよいと思います。

◆用語確認
「URA(リサーチ・アドミニストレーター)とは
大学等において、研究者とともに研究活動の企画・マネジメント、研究成果の活用促進を行うことにより、研究者の研究活動の活性化や研究開発マネジメントの強化等を支える業務に従事する人材などと言われています。

(参考:「URA」の「U」とは)
「URA」の「U」は「University」の「U」とされており、理由はわかりませんが、口頭呼ぶ場合は、「U」の部分が省略されて、「リサーチ・アドミニストレーター」と呼ばれています。

仮に、面接の場でこの用語を使う場合は、「ユー・アール・エー」と言っても、「リサーチ・アドミニストレーター」と言っても間違いありませんが、「ユニバーシティ・リサーチ・アドミニストレーター」と言うことはあまりないようです。

<回答例①>
研究については職員が直接的に関わりにくい分野ですが、先生方ができるだけ研究に専念できるように、先生方がやるべき事務作業を減らす取組を進めることや、先生方の研究成果をうまく広報し、企業などと結びつけるサポートをすることも職員が行う研究支援になると思います。

また、近年は、大学の授業料以外の収入を獲得することの必要性が高まっており、研究を推進するうえでの外部資金を獲得するために、職員が外部資金獲得のための情報提供を行ったり、申請書作成の支援を行うことなどにより職員が研究に関わることができると思います。

<回答例②>
事務作業の効率化や、研究成果の広報、産官学連携を円滑に進めるなどが考えられます。

また、近年は学納金以外の収入の重要性も増しているため職員が研究推進のための外部資金の獲得のための情報提供を行ったり申請書などの書類作成をすることで研究に関われると思います。

<回答③>
教員が研究活動に専念できるよう事務的にサポートすることは当然だと思いますが、そのほか、外部資金獲得のための情報提供や申請書のチェック、産学連携が進む中での知的財産権の処理など、様々な形のサポートが考えられると思います。

【考えられる追加質問】
・あなたが特にやってみたい研究支援はありますか。
・あなたが考える本学で積極的に広報すべき研究成果や研究内容はありますか。

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