<面接官の視点や回答の方向性>
この質問では、大学職員として教員とどのように関わるべきかを理解しているかが見られています。
大学では、教育研究を担う教員と、大学運営を支える職員が連携して仕事を進めます。教員は授業、研究、学生指導、学内業務など多くの役割を担っているため、職員には教員の状況を理解しながら、正確で丁寧な支援を行うことが求められます。
ただし、教員に言われたことを何でもそのまま受け入れるという意味ではありません。規程や手続き、学生への公平性、大学全体の方針を踏まえ、必要なことは丁寧に説明する姿勢も大切です。
回答では、正確な事務処理、迅速な対応、分かりやすい説明、教員の立場への理解、大学全体を考えた提案や調整といった観点を入れるとよいと思います。教員と職員は上下関係ではなく、大学をよくするための協働関係であるという意識を示せると、大学職員らしい回答になります。
<回答例1>
教員から信頼を得るためには、まず正確で誠実な対応を積み重ねることが大切だと思います。
教員は、授業や研究、学生指導など多くの業務を抱えているため、職員の対応が不正確だったり遅かったりすると、教員の仕事にも影響が出てしまいます。そのため、依頼されたことについては、期限や必要な条件を確認し、責任を持って対応することが重要だと考えています。
また、すぐに回答できない場合でも、確認中であることや、いつ頃回答できるかを伝えることで、相手の不安を減らすことができます。小さな対応の積み重ねが、信頼につながると思います。
大学職員として働く際にも、基本的な事務処理を正確に行い、教員が安心して相談できる職員を目指したいです。
【考えられる追加質問】
・すぐに回答できない問い合わせを受けた場合、どのように対応しますか。
・正確な対応をするために、日頃から何を意識しますか。
<回答例2>
教員から信頼を得るためには、教員の立場や忙しさを理解して対応することが必要だと思います。
教員は、授業だけでなく、研究、学生指導、会議、外部との連携など、多くの仕事を並行して行っています。そのため、職員が依頼や説明をする際には、必要な情報を整理し、教員が判断しやすい形で伝えることが大切だと考えています。
例えば、長い説明をそのまま送るのではなく、結論、必要な対応、期限、背景を分かりやすく整理することで、教員の負担を減らすことができます。また、早めに連絡することで、教員が準備する時間も確保できます。
大学職員としては、教員の業務を理解し、相手が動きやすい形で支援することで、信頼関係を築いていきたいです。
【考えられる追加質問】
・教員に依頼をする際、どのような点に注意しますか。
・忙しい教員に協力をお願いする場合、どのように伝えますか。
<回答例3>
私は、教員から信頼を得るためには、規程や手続きを理解したうえで、分かりやすく説明する力が必要だと思います。
大学では、教育、研究、学生対応に関するさまざまなルールや手続きがあります。教員から相談を受けた際に、職員が制度を十分に理解していなければ、適切な案内ができません。
そのため、日頃から担当業務に関する規程や過去の対応事例を確認し、根拠を持って説明できるようにしておくことが大切だと思います。また、単に「規程上できません」と伝えるのではなく、なぜ難しいのか、代替案はないのかを考えて説明することも必要です。
教員にとって相談しやすい職員になるために、専門性を高め、根拠を持って丁寧に説明できるよう努力したいです。
【考えられる追加質問】
・教員から規程上難しい依頼を受けた場合、どのように対応しますか。
・担当外の内容を相談された場合は、どうしますか。
<回答例4>
教員から信頼を得るためには、教員の要望を聞くだけでなく、大学全体の視点を持って対応することも大切だと思います。
教員ごとに考え方や希望は異なるため、個別の要望をすべてそのまま受け入れると、学生への公平性や部署全体の運用に影響が出る場合があります。そのため、教員の意見を尊重しながらも、規程、他の教員や学生への影響、大学全体の方針を踏まえて判断する必要があります。
その際には、最初から否定するのではなく、要望の背景を確認したうえで、実現できる部分と難しい部分を整理し、必要に応じて代替案を示すことが大切だと思います。
大学職員として、教員と対立するのではなく、大学全体にとってよい形を一緒に考えられる関係を築いていきたいです。
【考えられる追加質問】
・教員の要望と学生への公平性がぶつかる場合、どう対応しますか。
・教員に反対意見を伝える際、どのような点に注意しますか。
<回答例5>
私は、教員から信頼を得るためには、日頃からのコミュニケーションも大切だと思います。
何か問題が起きたときだけ関わるのではなく、普段から必要な情報を共有し、相談しやすい関係をつくっておくことで、業務が円滑に進みやすくなります。また、教員の研究分野や担当業務に関心を持つことで、相手の考えや大切にしていることを理解しやすくなると思います。
もちろん、距離が近くなりすぎて公平性を欠くことは避ける必要がありますが、職員として誠実に関わり、必要なときに頼ってもらえる関係を築くことは重要です。
大学職員として、教員との信頼関係を一日でつくろうとするのではなく、日々の対応を通じて少しずつ積み重ねていきたいです。
【考えられる追加質問】
・教員と良好な関係を築くために、日頃からどのような行動をしますか。
・特定の教員と距離が近くなりすぎないために、何を意識しますか。
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