大学職員採用試験を合格するための面接対策ができる本(電子書籍)を出版いたしました。

大学職員の面接官がどのような気持ちで面接を行っているか、どのような回答を行えばよい印象を与えるかがわかるような内容にしています。

ぜひ、大学職員の採用試験対策に活用してもられればと思います。

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ここではその内容の一部を紹介いたします。

目次

1 大学職員を目指した理由と受験大学を選んだ理由
(1)大学職員を目指した理由は何ですか
(2)多くの大学の中から本学を選んだ理由は何ですか
(3)本学の魅力は何だと思いますか
(4)大学職員に採用されたらどのような仕事がしたいですか
(5)将来的にどのような職員になりたいと考えていますか
(6)理想の上司(職員)とはどのようなイメージですか
(7)あなたの大学職員に採用された後のキャリアプランについて教えてもらえますか

2 大学職員の役割と職務への理解
(1)大学における職員の役割とは何だと思いますか
(2)職員と教員はどのような関係を築くべきだと思いますか。
(3)大学職員に必要な能力とはどのようなものだと思いますか。
(4)大学職員は、ジェネラリストとスペシャリストのどちらが必要だと思いますか。
(5)「教育」に関して職員はどのように関わっていけばよいと思いますか
(6)「研究」に関して職員はどのように関わっていけばよいと思いますか
(7)「社会貢献」に関して職員はどのように関わっていけばよいと思いますか
(8)職員が「学生支援を行っていくうえで重要なことは何だと思いますか

3 受験者自身の資質・能力
(1)あなたの長所は何ですか
(2)あなたの短所は何ですか
(3)大学で働くにあたって役に立つ資格などは持っていますか
(4)パソコンスキルはどのくらいありますか
(5)これまで自分のスキルや能力を上げるために行ったことはありますか
(6)大学職員には様々な仕事があり、精神的面や体力面で厳しい仕事もありますが問題ありませんか
(7)大学職員として働くうえで健康面に問題ないですか
(8)あなたの趣味について教えていただけますか
(9)ストレス解消法はありますか
(10)休日はどのようなことをして過ごすことが多いですか

4 仕事に対する考え方に関すること
(1)仕事を行っていく中で、マニュアルや手順書にないことが起こった場合はどのように対応しますか
(2)たくさんの仕事を併行して行わなければならない場合、どのように業務を進めていきますか
(3)すごく忙しいときに同僚や後輩から仕事を相談された場合どのように対応しますか
(4)すごく忙しい状況で、上司から新しい仕事を頼まれました。あなたならどのような対応をしますか
(5)仕事をあまりしないで、人に押し付けてばかりいる職員がいました。あなたならどのように対応しますか
(6)人間関係がギスギスしている職場に配属された場合、あなたならどのように対応しますか
(7)教員から信頼を得るためにはどのように働くことが必要だと思いますか。
(8)自分の希望しない部署に配属された場合、どのように働きますか
(9)ワーク・ライフ・バランス(仕事とプライベート)についてどのように考えますか
(10)人を説得する際に注意していることはありますか
(11)提案した内容が上司から反対された場合、どのような対応をしますか

5 〔転職者向け〕仕事に対する考え方に関すること
(1)〔転職者向け〕仕事の効率を上げるために行ったことがあれば教えてください
(2)〔転職者向け〕プロジェクトのリーダーのような仕事をまかされたことはありますか
(3)〔転職者向け〕部下を育成する上で、大変だったことはありますか
(4)〔転職者向け〕これまでの業務の中で、自分が提案したことでうまくいったことはありますか
(5)〔転職者向け〕部下や後輩にまかせた仕事が締切までに間に合わなそうな場合は、どのような対応をしますか
(6)〔転職者向け〕部下や後輩が上司の指示に従わない場合は、あなたはどのような対応をしますか
(7)〔転職者向け〕残業がものすごく多い部下や後輩がいた場合、どのような対応をしますか
(8)〔転職者向け〕文句や不満を多く言う部下や後輩がいた場合、どのような対応をしますか

6 大学の役割と大学業界の動向に関すること
(1)社会が求める大学の役割とは何だと思いますか
(2)企業が大学に求めていることは何だと思いますか
(3)現在の大学が置かれている状況についてどのように考えていますか
(4)大学が生き残っていくために必要なことは何だと思いますか
(5)大学のグローバル化とは、どのようなことだと思いますか
(6)「2018年問題」とはどのような問題ですか
(7)近年、保護者への取組が盛んに行われておりますが、この点に関してどのように感じていますか
(8)大学職員のSD(スタッフ・ディベロップメント)が法律によって義務化されましたが、このことについてどのように思いますか

7 新たな取組の提案に関すること
(1)教育の質を高めるために必要な取組はありますか(本学ではどのような教育改革が必要ですか)
(2)本学の研究活動を促進するために必要な取組はありますか
(3)社会貢献を推進するために必要な取組はありますか
(4)受験者を増やすにはどのような取組が必要だと思いますか
(5)寄付金を増やすためにはどのような取組が必要だと思いますか
(6)職員の能力を向上させるためにはどのような取組が必要だと思いすか

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内容の一部の紹介

大学職員を志望する理由は何ですか

<面接官の視点や回答の方向性>
なりたい職業を選ぶ際には、仕事内容だけでなく、給料や福利厚生面、業界の将来性(安定性)、職業自体のイメージなど様々な側面から考えることになります。

大学職員という職業は、一般的に、他の業界よりも「楽である」とか「安定している」とか「給料が高い」などというイメージがあると思います。これは、インターネットやメディアなどの影響が大きいと思います。

もちろん、大学によって事情は異なりますし、偏った情報が溢れていると感じることもありますが、そのようなイメージを持つ人が実際に多いのも事実だと思っています。

面接官も、大学職員についてこのようなイメージがあることは理解しており、採用試験を受験する学生が、仕事内容だけに魅力を感じて受験しているとは思っておらず、大学職員の職業イメージが志望動機の大きい部分になっていることを理解しています。

だからと言って、面接の場で、「外の業界よりも仕事が落ち着いていて自分に合っている」とか「職業として安定しているから」とか「仕事と趣味を両立できそうなので」などと正直に回答してしまうと、面接官(現役の大学職員)としては、「大学職員を甘くみるな」と感じてしまい、面接官の印象を悪くしてしまうため、職業イメージの魅力については、面接ではオブラートにつつんでいく必要があります。

このため、面接の場で志望動機を回答する際は、あくまでも仕事内容に魅力を感じたという視点で回答する必要があり、いかにそれがリアルであるかが求められることになります。

大学職員の志望動機については、かなり幅広い内容がありますが、主なものとしては次のような内容があります。

・学生の成長に携わる仕事をしたい
・学生時代に大学職員の仕事ぶりを見て魅力を感じた
・親や知り合いが大学職員をやっている
・学生時代の留学の経験から大学生の留学支援をやりたい
・人生100年時代を見据えた生涯学習に携わりたい
・大学を通じて地域や社会に貢献したい
・これから発展が求められる業界で働くことで自分を成長させたい

面接官としては、どの内容がよいというよりも、実際に大学職員になりたいと感じたエピソードのリアルさを感じながら、本当に大学職員の仕事に魅力を感じているのかを読み取っていくことになります。

もちろん、上記のようなエピソードがなく、職業イメージのみで大学職員になりたいと思う人も多いと思いますが、面接の際は自分なりのストーリーをしっかりと作っていく必要があります。

また、志望動機は、面接の前半で質問されるケースが多く、そこでうまく回答ができないと、その後の質問に対する回答にまで影響が出てしまう場合もあるため、「志望動機なんかない」と思ってしまう人も、合格するためにはしっかりと時間をかけて準備をしておく必要があります。

<回答例①>
私は大学時代に学園祭実行委員として学園祭を運営するという経験をしました。

最初はただ単に楽しいだろうという気持ちで委員になりましたが、学園祭を運営していくためには、企業から寄付金をもらったり、様々な部活やサークルの要望に対応したりと、たくさんの課題に向き合うことになりました。

直面した課題を1つ1つ解決していく過程で、担当の大学職員の方には何度も相談させていただきました。

その職員の方はいつも丁寧に対応して下さり、また、すぐに答えを出すのではなく、私に自分なりに考えるように促し、自分なりの答えを出すように助言して下さいました。

私は、この経験から、何かを行うときや何かを決めるときには、広い視野で考え、様々な選択肢を出した上で何が妥当なのかを考えるようになりました。

私は当時のお世話になった職員の方の助言があったおかげで、4年間の大学生活が自分自身の大きな成長につながったと思っています。

私は、このような経験から、学生が有意義な学生生活ができるようサポートができる大学職員という仕事に魅力を感じ、大学職員を志望いたしました。

【考えられる追加質問】
・学園祭を成功させるために工夫したことは何ですか。
・学園祭を運営する中で一番大変だったことは何ですか。
・大学職員のどんなところがあなたの心に響きましたか。

<回答例②>
私は、もともとは中学校か高校の先生になりたいと思っていました。

大学でも教員免許を取得に向けて勉強をしていますが、大学3年生の始めくらいに、教職免許の手続きでお世話になった職員の方に、たまたま大学職員の仕事内容を聞く機会がありました。

それまでは正直言って、大学職員の職業そのものに興味を持ったことはなかったのですが、私のように大学での勉強を進める中での支援だけでなく、教育をよくしていくための改革や、寄附金を獲得するための取組、地域貢献のイベントなど、教育というフィールドにありながら、非常に幅広い業務に携わっていることを知りました。

私自身の性格として、1つのことはずっとやり続けるというよりは、幅広い経験をしたいということもあって、そのときから先生ではなく、大学職員になりたいと強く思うようになりました。

【考えらえる追加の質問】
・なぜ先生を目指していたのですか。
・大学職員に採用された場合に特にやりたいことはありますか。
・教員採用試験は受けていますか。

<回答例③>
私は、地方(〇〇県)の出身ですが、日本が少子高齢化社会に直面し、地方では過疎化が進むという状況がある中、「地域活性化」に携わる仕事をしたいと考えておりました。

大学では、教育や研究を行っていくことが中心だと思っていましたが、大学3年生のときに、自治体が抱える課題の解決を考えるような授業を受け、社会貢献や地域貢献の取組も大学にとって非常に重要な役割だと知りました。

それをきっかけに、大学が行う地域貢献の取組を調べたところ、地方都市の観光を活性化するための取組、商店街を盛り上げる取組、子どもに学びの楽しさを伝える取組など、非常に幅広く、魅力的な取組を行っていることを知りました。

このような、地域や社会に貢献する取組に関わりたいと考え、大学職員になりたいと思いました。

【考えられる追加質問】
・授業ではどのような課題解決に取り組みましたか。また、どのような提案をしましたか。
・大学ではどのような社会貢献・地域貢献の取組を進めるべきだと思いますか。
・地域貢献・社会貢献の取組、あなたなら職員としてどのような役割を担えると思いますか。

多くの大学の中から本学を選んだ理由は何ですか

<面接官の視点や回答の方向性>
大学職員という職業を志望した理由と併せて、受験する大学を選んだ理由について質問されることが多いです(大学によっては、大学職員を目指した理由と受験する大学を選んだ理由を同時に質問される場合もあります)。

大学職員を目指す多くの人は、母校のみを受験している人を除けば、他大学と併願しているケースが多いと思います。

この質問は一般企業の採用で言う「企業研究」に近い質問となりますので、しっかりと受験する大学を理解(分析)できているかを確認しながら、本当に志望度が高いか低いかを見ています。

実際に採用したいと思う人材は、他の大学でも合格しているケースが多く、大学としては、採用した際に本当に入職してもらえる受験者に合格を出したいと考えます。

このため、受験する大学を分析し、面接官に対して、「第一志望」と思わせることができれば、面接の中ではよい印象を与えたことになります。

受験する大学を選んだ理由の内容としては、その大学で魅力と感じた点を説明することになりますが、面接官としては、その内容が面接官の理解と大きく違っていないかを確認し、面接官の理解と合っていれば、大学のことをしっかりと分析ができているという評価になります。

また、大学によっては、履歴書に併願先を記載させている場合があり、その場合は併願先との違いなども聞かれるケースがあるので、そのあたりの準備もしておとくとよりよいと思います。

回答内容としては、大学の教育・研究・社会貢献面での特色ある取組を回答する場合と、職員の魅力ある研修制度などについて回答する場合があります。

<回答例①>
私が貴学を応募した理由は、教育の質向上のための教育改革やキャリア支援体制の強化などの学生のための取組が盛んに行われており、一人一人の学生に寄り添った大学であるということに魅力を感じたからです。

私は、学生時代に後輩学生の相談員を行った経験から、学生の学習や生活上のサポートを行ってきました。

相談にくる学生には様々なタイプの学生がいるので、学生一人一人に合わせた対応を行うよう心がけてきました。

貴学は、多様な学生がいる中で、一人一人の学生の目線に合わせた取組が行われていると感じました。

私も貴学のようなきめ細かな学生支援ができる場で、学生のサポートをする仕事をしたいと思い貴学に応募させていただきました。

【考えられる追加質問】
・本学では様々な教育改革をしていますが、その中で特に魅力を感じた取組はなんですか。
・相談員としての活動の中で、特に大変だったことと、それに対してどのように対応したか教えていただけますか。
・在学している大学で学生目線になっていないと感じている点はありますか。

<回答例②>
私が貴学を応募した理由は、職員の研修制度の中に、語学研修や、リーダーシップ研修、プレゼンテーション研修など、職員が成長していくための制度が整っていると感じたからです。

私は、大学職員となるからには、たくさんの業務経験や知識を身につけ、大学職員のプロフェッショナルと呼ばれるような職員になりたいと思っています。

そして、先生方からも信頼される職員になりたいと思っています。

貴学では、職員が成長していくための仕組みがたくさん整っており、そして何より、若手の職員の方が様々な場で活躍されていると感じております。

私は現在活躍されている職員の方と一緒になって様々な仕事を経験し、自分自身を成長させていきたいと強く思い、貴学に応募させていただきました。

【考えられる追加質問】
・どのような点で若手が活躍していると感じましたか。
・大学の研修制度だけでなく、個人として学んでいきたいと思っていることはありますか。
・先生から信頼を得るにはどのような職員である必要があると思いますか。

<回答例③>
私が貴学を志望した理由は、職員の方の雰囲気が自分に合っていると感じたからです。

私は大学職員を目指すにあたって、採用説明会やインターンシップ、公開講座や学園祭への参加などを通じて、志望する大学の職員の方とできるだけコミュニケーションをとってきました。

その中で、貴学の職員の方は、仕事に対して非常に前向きで丁寧だと感じたこと、貴学では他大学にはない新しい取組を積極的に進めていると感じたことから、私もそのような職員の方や環境の下で働きたいと強く感じました。

新しい取組を行うということは、同時に大変なことが多いということでもあると思いますが、私自身は様々なことにチャレンジをしていきたいタイプなので、様々な大学がある中で、貴学に応募させていただきました。

【考えらえる追加の質問】
・本学に魅力を感じたのはどのようなイベントに参加したときですか。
・本学の職員になったらどのようなことにチャレンジしていきたいですか。

同じような感じで大学職員の面接試験の場で出されそうな59の質問についてまとめております。

この本に興味がある人はこちらから購入ができます。




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