<面接官の視点や回答の方向性>
業務を進めていくにあたっては、会議の場も含めて先生や上司に説明をしたり、説得をしたりする場面が多くあります。
面接自体も説明をする能力が求められますが、受験者自身がどのような点を意識しているかを確認し、実際に業務を行う際に問題なく対応ができそうかを確認します。
実際の現場では、ダラダラと長く説明をしたり、根拠なく自分の考えを説明したりする職員もいるため、そのような印象を与えないような回答をするとよいと思います。
<回答例①>
ゼミでの発表の際などは、事前に説明する場面をシミュレーションして、わかりやすく簡潔に伝えるように注意しています。
説明資料は、できるだけデータに基づいた根拠を示すようにし、そのうえで、相手が何を知りたいのか、何を疑問に思うのかなどをイメージしながら資料を作っておくことも重要になると思っています。
<回答例②>
相手の思いや必要な情報を整理して説明していくことが重要だと思います。また、自分がなぜやりたいのかという思いも一緒に伝えることも重要だと思います。一方的に説明するのではなく、対話や相手のことを考えて資料作りを進めていくことが大切だと思います。
<回答例③>
わかりやすく簡潔に根拠や理由を示しつつ、こちらの要望を伝えるのはもちろんのこと、相手の事情をしっかりきき、相手の立場に配慮することです。
<回答例④>
データを利用した資料などの根拠を示し、意欲的に熱意を示すことが必要だと思います。
私は現職の〇〇業務を進める中で上司に説得をする際に、〇〇のデータを集計したうえで、それが〇〇の原因になっていることがわかる資料を作成し納得して頂けました。
また、説得するときには、一度や二度否定されてもへこたれず、上司が安心できるくらいの情熱を持って挑むことも大事であると考えます。根拠を示すこと、意欲的に熱意を示すことの双方をバランスよく行うことが大切だと思います。
【考えられる追加質問】
・ゼミの発表などで苦労したことや工夫したことはありますか。
・プレゼン資料を作成する際に工夫していることはありますか。
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