<面接官の視点と回答の方向性>
「何か資格を持っていますか」という質問の仕方もありますが、直接的に「パソコン能力はどれくらいありますか」というような質問の仕方もあります。
最近は、ほとんどの受験者が一定程度はパソコンスキルを持っているため、あまり聞かれないかもしれませんが、念のため準備をしておく必要があります。
大学職員の仕事では、会議資料の作成や上司や教員への説明資料の作成など、かなり多くの資料を作成することになります。このため、パソコンスキルはそれなりに必要になります。
ただ、実際に大学職員になってから覚えていけばよいという部分もあるので、仮に、アピールできる点がないとしても、正直に現状の能力を伝え、苦手意識がないことが伝わればよいと思います。
社会人の方であれば、PowerPointでプレゼン資料を作っている経験があればアピールポイントになったり、エクセルについては業務改善につながるケースも多いので、自分自身がどの程度のレベル感までできるかを伝えられるように準備しておくとよいと思います。
<回答例①>
WordとExcelについては、大学でのレポートや卒業論文を書く際に何度も利用したため、通常の文書作成であれば問題なくできると思っています。
PowerPointについては、ゼミでの発表の際には使っていましたが、それ以外では使ったことはないため、これから知識をつけていきたいと思っています。
<回答例②>
パソコンスキルはどんな業界でも必要だと感じたため、大学3年生のときにMOSの資格を取得しました。
WordやExcelなどは、バージョンがアップするたびに新しい機能が追加され、それを覚えるのも好きなため、今後もパソコンスキルを磨いていきたいと思っています。
<回答例③>
前職(現在の仕事)では、Word、Excel、PowerPoint、Accessを幅広く使っていたので、PC能力は高いと思っています。
特に、ExcelやAccessは業務の効率化を行ううえで非常に便利なツールなので、自分の能力を活かして業務の効率化を進めていきたいと思っています。
【考えられる追加質問】
・今後、PCスキルを高めていくためどのようにしていくつもりですか。
・MOSの資格を取得するのは大変でしたか。
・どのような業務の効率化が考えられますか。
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