<面接官の視点と回答の方向性>
「趣味」に関する質問とも少し重なりますが、休日の過ごし方によって、あなた自身の人柄を見ていますが、それだけではなく、時間を有効に活用しているか、自分なりの目標のようなものを持っているか、活動的な人材なのか、ストレスを適度に発散できるのかなどについて見ることになります。
よい印象を与えるためには、何らかの目的をもって活動をしていたり、健康的な生活を送っていたり、自己啓発をしているようなところを伝えられるとよいと思います。
一方で、例えば、「夕方まで寝ています」、「テレビを見ています」などという回答は「ダラダラしていることが多い」という印象を与えることになってしまうので、それが事実であっても面接の場では避けたほうがよいと思います。
また、大学職員の仕事では、授業期間中は土曜日に出勤することも多いですし、日曜日や祝日もイベントなどで出勤しなければならないことも多いです。
例えば、「土曜や日曜・祝日の出勤も多いですが大丈夫ですか」と聞かれた場合は、「問題ないです。特にイベントなどには積極的に関わっていきたいと思っているので、できるだけ関わっていきたいです。」というような回答をするとよいと思います。
<回答例①>
休日は奨学金を借りている関係もあって、アルバイトをしていることが多いです。その他には1カ月に2回くらいペースでフットサルを行っています。
【考えられる追加質問】
・どのようなアルバイトをしていましたか。
・どれくらいの期間アルバイトをしていましたか。
・アルバイトで苦労したことや工夫したことはありますか。
・アルバイトを通じてどのようなことを学びましたか。
<回答例②>
土曜日は英会話学校に通ったり、洋画や海外ドラマを見て英語の聞き取りの勉強をすることが多いです。
日曜日は、午前中はゆっくりすることが多いですが、友人と出かけたり、ジョギングをしたり、買い物に行ったりと、割と自由に動いていることが多いです。
【考えられる追加質問】
・語学力はどのくらい向上しましたか。
・特に好きな洋画や海外ドラマはありますか。
<回答例③>
生活リズムを崩さないため、寝起きの時間は仕事の日とあまり変えないようにしています。
最近は、午前中に今回の面接のための対策や勉強を行い、午後から部屋の掃除など普段できずにたまっていることをしたり、美術館や博物館に出かけたりします。夕方からは友人と夕食を食べることが多いです。
【考えられる追加質問】
・面接のための勉強はどんなことをやりましたか。
<回答例④>
休日は子供と公園巡りをしています。近場から遠方まで様々な公園を調べては連れていくことで、新鮮さを失わずに自身もリフレッシュすることができています。
【考えられる追加質問】
・最近行った公園でオススメの場所はありますか。
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