<面接官の視点や回答の方向性>
近年、大学において特に求められているグローバル化に対する認識を問う質問です。
グローバル化といっても様々な取組みがあるとともに、実現にあたってはかなり難しい(手間やお金がかかる)という現状もあります。
ただし、18歳人口が減少してく中で、日本人以外の学生を獲得することが重要になっていきていることや、初等・中等教育において英語の授業を強化してきていることに伴い、受験する高校生が、日本の大学に対しても語学力を磨ける教育を求めてきているという状況もあり、各大学は何らかの対応が求められることになってきています。
面接の場では、グローバル化についても「幅広い取組みがあること」、すべての取組みを進めるのではなく、「大学の特性を踏まえた取組みを行うこと」や「その大学の目指すべきグローバル化」などについて伝えると、大学業界の理解度が高いことをアピールできると思います。
<回答例>
大学のグローバル化とは、外国人留学生や海外に留学する日本人学生を増やすことだけでなく、英語による授業の実施、海外大学との単位互換の取組、海外教員との共同研究の実施、施設の案内掲示の多言語化などに非常に幅広いものだと思います。
これらのすべてについて対応することはなかなか難しいと思いますので、大学の特性を踏まえて、得意分野のグローバル化を進めることが必要だと思います。
【考えられる追加質問】
・本学のグローバル化を進めるうえで必要な取組は何だと思いますか。
姉妹サイトの「【会員限定】大学職員への就職・転職対策サイト」では、大学職員の採用試験を実際に受けた方にご協力いただき、面接試験で実際に出された質問などを紹介しています。実際にされた質問になるので、面接試験対策をする際にも参考になると思います。会員限定となりますが、よろしければこちらのサイトもご活用ください。
→「大学職員採用試験で実際に出された面接試験での質問や筆記試験の内容(大学職員への就職・転職サイト)」はこちら
2024年10月時点では、以下の大学の情報を掲載しています。
秋田公立美術大学、大妻女子大学、追手門学院大学、桜美林大学、香川大学、学習院大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、神田外語大学、北九州市立大学、九州工業大学、共愛学園前橋国際大学、京都光華女子大学、金城学院大学、慶應義塾大学、高知大学、国際基督教大学、国士館大学、滋賀県立大学、実践女子大学、淑徳大学、順天堂大学、常翔学園(大阪工業大学・摂南大学・広島国際大学)、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、玉川大学、多摩美術大学、千葉大学、中央学院大学、津田塾大学、東京医科大学、東京造形大学、東京電機大学、豊田工業大学、名古屋市立大学、福岡教育大学、福岡工業大学、福岡女子大学、藤田医科大学、星薬科大学、武蔵大学、武蔵野大学、明海大学、明治薬科大学、名城大学、ものつくり大学、山口県立大学、横浜市立大学、立命館大学、琉球大学、早稲田大学