大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。
大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。
そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1~2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。
教育・教育改革
・交流を通じて、自身の研究も深める 東京の大学生が地域住民と2001年から研究・交流企画を実施
https://kyodonewsprwire.jp/release/202408094835
[記事の概要]
東京経済大学は、2001年から地域住民との交流を通じて学生の研究を深めるための企画を実施しています。この取り組みは、北海道美瑛町と連携し、大学のゼミや学生団体が地域の人々と共に、現地の課題や地域資源に基づいたテーマを探求するフィールドワークや交流を行うものです。学生たちは、理論と実践を融合させる機会を得るとともに、地域住民との協力を通じて新しい視点を獲得し、研究を深めていきます。また、この活動は地域社会にも大きく貢献し、地域活性化にも寄与しています。地域の現場に密着することで、住民との信頼関係を築きながら、持続可能な地域づくりの一環として社会貢献活動を実践していく意義が強調されています。
・奈良県立大学 「工学自然科学」「国際共生」など文理融合6コモンズへ再編 2025年4月ダブルメジャー導入へ
https://univ-journal.jp/247862/
[記事の概要]
奈良県立大学は、2025年4月から地域創造学部のカリキュラムを再編し、「工学自然科学」「国際共生」などを含む6つのコモンズを設置します。この文理融合型コモンズでは、学生は1・2年次で各領域を学び、3年次に2つの専門分野を選択するダブルメジャー制度を導入。これにより、幅広い分野の知識を得ることで、現代社会の複雑な課題に対応できる人材を育成します。入試や学費の変更はなく、コモンズの人数制限もありません。詳細は10月のオープンキャンパスで公開予定です。
リカレント教育・生涯教育
・中央大学商学部、高校教員向け「金融教育」ガイダンス 21日開催
https://ict-enews.net/2024/08/13chuo-u-2/
[記事の概要]
中央大学商学部は、8月21日に高校教員向けの「金融教育」ガイダンスを開催しました。このガイダンスでは、金融リテラシーの重要性が高まる中、高校生に対してより効果的な金融教育を提供するための方法が紹介されました。教員は最新の教育手法や教材の使い方について学び、学校現場での金融教育に役立つ知識を得る機会を提供されました。特に、現代の金融環境に対応した実践的な教育内容が強調されました。参加者は、経済や金融に関する知識を効果的に伝えるスキルを向上させることが期待されています。
▼(会員限定)大学職員就職・転職対策サイトのご紹介▼
姉妹サイトの「大学職員就職・転職対策サイト」では、実際に応募した方のES作成例や面接試験で実際に出された質問など、一般では公開しにくい大学職員採用試験の生の情報を人数限定でお伝えしています。登録者が増えた場合は会員登録ができなくなりますので、ライバルに少しでも差をつけたいという方はお早めにご覧ください。
<よく見られる記事>
★大学職員志望動機・志望理由実例集
★大学職員ES項目別作成例集
★大学別面接試験で実際に出された質問(50大学以上)
★【100以上の面接試験を集計】面接試験で実際に出された質問TOP18
★【全12大学】最終面接で実際に出された質問まとめ
★応募する大学が抱える課題や弱みを確認する方法
★【全15個】テーマ別小論文作成例
★テーマ別グループディスカッション対策
★大学職員採用試験を受ける前に知っておくべきデータ66
就職・キャリア支援
・明治大学就職支援センター ビズリーチとキャリア形成で提携 大学1・2年生からのキャリア観醸成を目指す
https://univ-journal.jp/247665/
[記事の概要]
明治大学就職支援センターは、ビズリーチと提携し、大学1・2年生からキャリア観を醸成することを目指した取り組みを開始しました。この提携により、学生が早期から自分のキャリアについて考え、将来の職業選択に向けた具体的な準備を進められるようサポートします。ビズリーチのノウハウを活用し、学生が多様なキャリアの可能性を理解し、実社会に適応できる力を養うことを目指しています。
社会貢献・地域貢献
・大阪大学が福島県大熊町に常設拠点を開設 教育プログラムや復興支援に活用
https://univ-journal.jp/247764/
[記事の概要]
大阪大学は、福島県大熊町に常設拠点を開設しました。この拠点は、地域の復興支援や、現地での実践的な教育プログラムに活用される予定です。特に、東日本大震災後の復興に貢献するため、学生や研究者が現場での学びを深める場となります。大熊町との連携により、地域社会の再生を目指し、復興支援活動の一環として地域課題の解決に取り組むことを目指しています。この取り組みは、地域と大学の双方にとって重要な意味を持っています。
・産官学連携で地域の課題に取り組む キャンパス内で「こども服の譲渡会」を初開催 2024年9月5日(木)10:00〜16:00/本郷キャンパス
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54153.html
[記事の概要]
東洋学園大学は、産官学連携で地域の課題に取り組み、2024年9月5日に本郷キャンパスで「こども服の譲渡会」を初開催します。このイベントでは、地域住民に向けて不要になったこども服を譲渡し、環境に配慮した持続可能な取り組みを進めます。譲渡会を通じて、地域との交流を深め、リサイクルや再利用の重要性を啓発することを目指しています。
・【千葉商科大学】子どもたちが仮想都市で職業体験「キッズビジネスタウン®いちかわ」開催 8/31(土)、9/1(日)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54131.html
[記事の概要]
千葉商科大学は、8月31日(土)と9月1日(日)に「キッズビジネスタウン®いちかわ」を開催します。このイベントは、子どもたちが仮想都市でさまざまな職業体験を通じて、仕事の仕組みやお金の流れを学ぶことを目的としています。地元企業や団体が協力し、リアルな職業体験が提供され、子どもたちのキャリア意識やビジネス理解を深める貴重な機会となっています。
グローバル化・国際化
・日本、中国、韓国の女子学生がアジアの女性リーダーシップを考える 「日中韓プログラム」昭和女子大学で開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54125.html
[記事の概要]
昭和女子大学で「日中韓プログラム」が開催され、日本、中国、韓国の女子学生が集まり、アジアにおける女性リーダーシップについて考える機会が提供されました。参加者は、各国の視点から女性の役割やリーダーシップに関する議論を行い、相互理解を深めるとともに、今後の社会に貢献するためのリーダーシップスキルを養うことを目指しています。このプログラムは、女性リーダーの育成に向けた重要な国際交流の場となっています。
・【豊田工業大学】海外協定大学学生を招致する「サマーセミナー」開催 -- 過去最多の留学生受け入れ、名古屋のキャンパスで国際交流! --
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54139.html
[記事の概要]
豊田工業大学は、名古屋キャンパスで海外協定大学の学生を招致する「サマーセミナー」を開催しました。今回のセミナーでは、過去最多の留学生を受け入れ、国際交流を促進しています。参加学生は、講義やワークショップを通じて、日本の技術や文化を学びながら、他国の学生と共に意見交換を行いました。この取り組みは、グローバルな視点を持つ人材の育成を目指しています。
▼大学職員転職・就職向けサポートサービスの紹介▼
スキルの販売サイト「ココナラ」では、大学職員を目指す方に向けて、大学職員のエントリーシート(ES)・応募書類作成にあたってのサポートや、面接試験対策のサポートなど、採用試験対策をサポートするための様々なサービスが提供されています。また、私自身も「大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします」というサービスを提供し、これまでに50人以上の方のサポートをさせていただいております。様々なサービスがありますので、よりよいESを作成したい方や、面接対策をより深めたい方などは利用してみるとよいと思います。
<提供されている主なサービス>
★大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします(出品者:山田隆司)
★大学職員応募のためのエントリー書類の添削をします(出品者:リフレクション工房さん)
★大学職員のよくある質問100個と回答を提供します(出品者:0から始める大学職員さん)
★私立大学職員の面接対策マニュアルを提供いたします(出品者:Christopher Wrightさん)
★大学職員への就職をサポートします(出品者:akirahei@就活アドバイザーさん)
★内定続々!大学職員への転職をサポートします(出品者:大学職員@教務課(大教さん)さん)
★大学職員へのなり方、伝授します(出品者:キャリアコンサルタント コウさん)
★勤務20年!国立大学 事務職員の本音教えます(出品者:ぱりっとさん)
入試・広報・高大連携
・【大学受験】お茶の水女子大、新フンボルト入試プレゼミ9/28
https://resemom.jp/article/2024/08/20/78489.html
[記事の概要]
お茶の水女子大学は、9月28日に「新フンボルト入試プレゼミ」を開催します。このプレゼミは、受験生に向けた特別な講義やディスカッションを通じ、学びに対する意欲を引き出すことを目的としています。プレゼミでは、大学の教授陣による指導のもと、受験生が自分の興味や関心を深め、将来の学びについて具体的なビジョンを形成する機会を提供します。さらに、他の参加者との交流を通じて刺激を受け、学びのモチベーションが向上することも期待されます。また、プレゼミは、受験対策としても非常に有効であり、実際の入試に向けた準備を早期に始める良い機会となります。
・「エコ1チャレンジカップ 2024中・高校生による手作り電気自動車コンテスト」を実施。「未来へ続くスマートドライブ」をテーマに、自動車技術会
関東支部、東京都市大学、日産自動車が共催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54105.html
[記事の概要]
自動車技術会関東支部、東京都市大学、日産自動車が共催で、「エコ1チャレンジカップ 2024中・高校生による手作り電気自動車コンテスト」が開催されます。このコンテストは「未来へ続くスマートドライブ」をテーマに、中高生が手作りの電気自動車を製作し、その技術力やアイデアを競い合います。参加者は自動車のエコ技術や持続可能なモビリティについて学ぶとともに、実践的な技術力を磨くことができます。
大学経営
・東北公益文科大学 2026年4月から公立化で合意 学部新設も
https://univ-journal.jp/?p=247792
[記事の概要]
東北公益文科大学は、2026年4月から公立化されることで合意しました。これに伴い、新しい学部の設立も計画されており、地域社会にさらに貢献することを目指しています。この公立化により、学費が引き下げられ、より多くの学生が入学できる環境が整備されることが期待されています。また、地域との連携を強化し、実践的な教育を提供するためのカリキュラムの充実も図られる予定です。
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