大学ニュース

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年8月26日・9月2日の週版)

大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1~2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・【金沢工業大学独自の制度】後学期 21科目で「社会人共学者」を募集(無料)。社会人が授業に参加し、学生のモチベーションや知識の応用力を高める
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54213.html

[記事の概要]
金沢工業大学は、後学期に21科目で「社会人共学者」を募集しています。この独自の制度では、社会人が無料で授業に参加し、学生との交流を通じて実践的な知識や経験を共有します。社会人の参加により、学生はモチベーションを高め、知識の応用力を向上させることが期待されています。この取り組みは、学生の学びを深化させるとともに、社会人にも学びの機会を提供するものです。

・白百合女子大学が文学部で新カリキュラムをスタート。学科の枠を越えた20のプログラムから学びを組み合わせる「領域横断型チャレンジ履修」と、学生の主体的な選択を支える「ダブル・アドヴァイザー制度」を導入
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54228.html

[記事の概要]
白百合女子大学文学部は新カリキュラムを導入しました。学科を超えて学べる「領域横断型チャレンジ履修」では、20のプログラムから学びを組み合わせることができ、学生の主体的な学びをサポートします。また、「ダブル・アドヴァイザー制度」を採用し、学生が複数の視点からアドバイスを受け、効果的な学習計画を立てることができる仕組みが整っています。これにより、学生はより幅広い知識と柔軟な思考を養うことが期待されます。

・崇城大学 教員を目指す学生が御船高校を訪問 -- 現場を見学・体験し 資質能力向上へ
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54251.html

[記事の概要]
崇城大学の教員を目指す学生たちは、御船高校を訪問し、現場での見学や体験を通じて教育現場の理解を深め、資質能力の向上を図りました。この取り組みは、実際の教育現場に足を運ぶことで、理論だけでなく実践的な学びを得ることを目的としています。学生たちは授業の様子を見学し、教職に必要なスキルや知識を実際に体験することで、将来の教師としての成長を目指します。

・【龍谷大学】2025年4月ソーシャル・イノベーション人材養成プログラム 大学院生受入開始 キックオフセミナー「今、求められる社会課題を解決するソーシャル・イノベーション人材」を開催 ~京都・沖縄の社会起業家が集結~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54278.html

[記事の概要]
龍谷大学は、2025年4月から「ソーシャル・イノベーション人材養成プログラム」で大学院生の受け入れを開始します。これに先立ち、キックオフセミナー「今、求められる社会課題を解決するソーシャル・イノベーション人材」が開催され、京都と沖縄から社会起業家が集結し、現代の社会課題解決に向けた議論が行われました。このプログラムは、社会課題に対応するための新たなリーダーを育成することを目的としています。

・従来のPBLを超えるプログラムとして設計!産業能率大学の革新的な実践型マーケティング教育「マーケティング・イニシアティブ」実施 ~1年次から3年次まで段階的に成長!実務経験豊富な卒業生との協働で実践力を磨く~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54270.html

[記事の概要]
産業能率大学は、革新的な実践型マーケティング教育プログラム「マーケティング・イニシアティブ」を実施しています。このプログラムは、従来のPBLを超える設計となっており、1年次から3年次まで段階的に成長できるよう工夫されています。実務経験豊富な卒業生と協働しながら、学生は実践的なマーケティングスキルを磨くことができます。理論だけでなく、現場での経験を通じて、即戦力となる能力を養うことを目指しています。

研究支援・研究の魅力の発信

・【豊田工業大学】卓越した研究を推進する「主担当教授」を公募 -- 潤沢な研究環境で未来を築く"フロントランナー" --
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54261.html

[記事の概要]
豊田工業大学は、「主担当教授」を公募し、卓越した研究を推進するリーダー的存在である"フロントランナー"を募集しています。採用者には潤沢な研究環境が提供され、未来を築くための革新的な研究に取り組む機会が与えられます。この取り組みは、豊田工業大学の研究力強化を目的としており、世界トップレベルの成果を目指しています。

学生支援

・大阪の新たなイノベーション空間「うめきた」で多彩な出会いと共創を グラングリーン大阪に立命館学園新拠点「ROOT」開設--学校法人立命館
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54252.html

[記事の概要]
立命館学園は、大阪の新たなイノベーション空間「うめきた」内に、共創の場となる新拠点「ROOT」を開設しました。グラングリーン大阪に位置するこの拠点では、多彩な出会いを通じて、産学連携や地域との共創を推進します。教育機関としての役割を超え、社会課題の解決や未来を見据えたプロジェクトが展開され、イノベーション創出の場として機能することが期待されています。

就職・キャリア支援

・多様なキャリアを持つ社会人女性が女子学生のキャリアデザインをサポート 「社会人メンター」2024年度秋期募集を9/2開始--昭和女子大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54173.html

[記事の概要]
昭和女子大学は、2024年度秋期に「社会人メンター」プログラムの募集を9月2日から開始します。このプログラムは、多様なキャリアを持つ社会人女性が、女子学生のキャリアデザインをサポートするものです。学生たちは、メンターとの対話を通じて将来のキャリアについて考え、実践的なアドバイスを受ける機会が提供されます。

社会貢献・地域貢献

・【佛教大学生が中学生にSNSのリスクをレクチャー】京都府北警察署と合同で西賀茂中学校にて 「サイバー犯罪防止啓発活動」を実施します
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54172.html

[記事の概要]
佛教大学の学生は、京都府北警察署と合同で西賀茂中学校にて「サイバー犯罪防止啓発活動」を実施します。この活動では、学生が中学生に対してSNS利用のリスクについてレクチャーを行い、サイバー犯罪からの自己防衛意識を高めることを目的としています。SNSの危険性やトラブル回避の方法を伝えることで、若者の安全なネット利用を促進する取り組みです。

グローバル化・国際化

・近畿大学国際学部の「1年間の留学プログラム」に511人が参加 令和6年(2024年)から留学先に新たにカナダを追加
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54219.html

[記事の概要]
近畿大学国際学部では、令和6年(2024年)からの「1年間の留学プログラム」に新たにカナダが留学先として追加されました。このプログラムには511人の学生が参加し、様々な国での学びと文化交流を経験します。カナダの追加により、学生たちはさらに多様な選択肢から留学先を選べるようになり、国際的な視野を広げる機会が増えています。

・福岡工業大学 半導体人材の育成を牽引する台湾・明新科技大学と単位交換型の協働プログラム開始
https://univ-journal.jp/248243/

[記事の概要]
福岡工業大学は、台湾の明新科技大学と提携し、半導体人材の育成を目的とした単位交換型の協働プログラムを開始しました。このプログラムにより、両大学の学生は国際的な視野を広げつつ、先進的な半導体技術に関する知識とスキルを習得できる機会が提供されます。これにより、グローバルに活躍できる次世代の技術者育成が期待されています。

ダイバーシティ・SDGs

・熊本大学 薬学部で女子中高生向けの親子ガールズスクール「スパイスの世界」 9/23(月・祝)開催
https://univ-journal.jp/248122/

[記事の概要]
熊本大学薬学部は、女子中高生向けの親子ガールズスクール「スパイスの世界」を9月23日(月・祝)に開催します。このイベントは、薬学に関する知識をスパイスを通じて学ぶことを目的としており、親子で一緒に楽しめる内容が特徴です。参加者は、スパイスの歴史や科学的効果、薬学的な応用方法についての講義を受けるほか、実際にスパイスを使った実験や体験活動を通じて、薬学の楽しさを体感します。特に、スパイスがどのように日常生活や健康に役立つかについての具体的な知識を学び、薬学への関心を深める機会が提供されます。加えて、このイベントは女子中高生に科学への興味を促す狙いもあり、将来的に薬学や科学分野を目指す動機付けとしても期待されています。

▼大学職員転職・就職向けサポートサービスの紹介▼
スキルの販売サイト「ココナラ」では、大学職員を目指す方に向けて、大学職員のエントリーシート(ES)・応募書類作成にあたってのサポートや、面接試験対策のサポートなど、採用試験対策をサポートするための様々なサービスが提供されています。また、私自身も「大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします」というサービスを提供し、これまでに50人以上の方のサポートをさせていただいております。様々なサービスがありますので、よりよいESを作成したい方や、面接対策をより深めたい方などは利用してみるとよいと思います。
<提供されている主なサービス>
大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします(出品者:山田隆司)
大学職員応募のためのエントリー書類の添削をします(出品者:リフレクション工房さん)
大学職員のよくある質問100個と回答を提供します(出品者:0から始める大学職員さん)
私立大学職員の面接対策マニュアルを提供いたします(出品者:Christopher Wrightさん)
大学職員への就職をサポートします(出品者:akirahei@就活アドバイザーさん)
内定続々!大学職員への転職をサポートします(出品者:大学職員@教務課(大教さん)さん)
大学職員へのなり方、伝授します(出品者:キャリアコンサルタント コウさん)
勤務20年!国立大学 事務職員の本音教えます(出品者:ぱりっとさん)

入試・広報・高大連携

・高大連携事業「法政大学アントレサマーキャンプ」を開催 ~参加高校7校45名がビジネスプランを創り上げるための手法を実践的に学ぶ~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54169.html

[記事の概要]
法政大学は、高大連携事業として「アントレサマーキャンプ」を開催しました。このキャンプには7校から45名の高校生が参加し、ビジネスプランを創り上げるための実践的な手法を学びました。参加者はチームを組み、アイデアの発想法や企画の立て方、プレゼンテーション技術などを学びながら、自分たちのビジネスプランを作成しました。キャンプは高校生に起業やビジネスの基礎を実践的に学ぶ機会を提供し、創造力や企画力を養う目的で行われました。

・昭和女子大学が立教新座中学校・高等学校で学生TAによる授業を実施 男子高校生が自身の「アンコンシャスバイアス」に気づき、他者との関わり方を学ぶ
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54211.html

[記事の概要]
昭和女子大学は、立教新座中学校・高等学校で学生ティーチングアシスタント(TA)による授業を実施しました。この授業では、男子高校生が「アンコンシャスバイアス」(無意識の偏見)に気づき、自分の考え方や他者との関わり方について学ぶ機会を提供しました。授業を通じて、高校生たちは自分の無意識の偏見に対して意識を持ち、より深い自己理解や他者理解を深めることが目指されています。

大学経営

・國學院大學栃木短期大学 2026年度以降の学生募集停止を発表
https://univ-journal.jp/248230/
 
[記事の概要]
國學院大學栃木短期大学は、2026年度以降の学生募集を停止することを発表しました。この決定は、少子化や教育環境の変化などに対応するためとされています。大学側は、今後も地域に根ざした教育活動を継続しながら、さらなる発展を目指す方針です。

・女子栄養大学、2026年4月から男女共学化
https://univ-journal.jp/248211/

[記事の概要]
女子栄養大学は、2026年4月から男女共学化を実施することを発表しました。これにより、男性学生も受け入れ、幅広い学生層に向けた教育を提供することを目指しています。共学化は、より多様な視点を持つ人材育成を推進するための取り組みの一環として行われます。

<h2>ランキング・調査</h2>
・高3生の進学先検討 最も重視するのは「学生生活が楽しめそう」「就職に有利である」 リクルート進学総研
https://univ-journal.jp/248280/

[記事の概要]
リクルート進学総研の調査によると、高校3年生が進学先を検討する際に最も重視する点は「学生生活が楽しめそう」であり、次いで「就職に有利である」が重要視されています。この結果から、進学先選びでは学問や施設だけでなく、充実した学生生活や将来のキャリアにつながる環境が大きな要素となっていることが示されています。

過去のニュースは「大学ニュース一覧」から確認できます。

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