大学ニュース

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年7月10日の週版)

大学職員への就職・転職をするためには、大学でどんな取組みを行っているか、大学の今のトレンドは何かなどを知っておくこと採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるたの方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学ニュースを確認しやすいようにするため、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・金沢工業大学~プロジェクトデザイン教育を柱に就職率トップを堅持。「コーオプ教育」により企業の一員としてさらに実践力を磨く
https://univ-journal.jp/column/2023232503/

【記事の概要】
金沢工業大学は、自ら考え行動する技術者の育成を教育目標に掲げ、最新の就職率99.9%を達成しています。大学独自の「プロジェクトデザイン教育」を展開し、チームで問題解決を実践する力を学生に身につけさせています。2020年度からは、学内講座と企業での就業体験を組み合わせた「コーオプ教育プログラム」を開始し、産学共同教育を推進しています。さらに、イノベーションを起こせる人材の養成にも注力し、SRIインターナショナルと共同で「SRIワークショップ」を開催しています。これらの取り組みにより、学生はビジネスパーソンとしての基礎力と専門知識を身につけ、社会で活躍しています。

・学生の企画×表現力で地域課題の解決に挑戦! 「立川活性化プロジェクト2023」企画発表会を開催--デザイン学部生から立川市へ 5テーマ20の提案--
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51067.html

【記事の概要】
明星大学デザイン学部は、2023年7月22日に「立川活性化プロジェクト2023」企画発表会を開催します。この発表会では、立川市役所から示された5つの課題に対して、学生たちがグループに分かれて提案を行います。課題は以下の通りです。
①立川シティハーフマラソン事業継続に向けたブランディング
②コンプライアンスを周知するための動画による企画提案
③立川市クリーンセンターたちむにぃで実施するイベント
④地域包括支援センター・福祉相談センターの周知を目的とした企画提案
⑤消防団の魅力を伝え、団員を増加する企画提案

リカレント教育・生涯教育

・日本女子大学リカレント教育課程が「DX人材育成コース」を新設 -- 12の外部機関と連携し、次世代リーダーを目指す女性のリスキリングを支援 --
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51063.html

【記事の概要】
日本女子大学は、2023年10月から「次世代リーダーを目指す女性のためのDX人材育成コース」を新設します。このコースは、就労中または就労経験のある社会人女性を対象に、デジタル分野のジェンダーギャップを解消し、DX推進にリーダーシップを発揮する女性人材のリスキリングを目指しています。カリキュラムは、技術だけでなく、DX推進に重要なマネジメントやストラテジーまでを網羅しています。受講者は、ITSS(ITスキル標準)レベル2相当の技術面と、ITSSレベル4相当のマネジメント、ストラテジー面のスキルを身につけることができます。

学生支援

・駒澤大学が大塚製薬や世田谷区と協力して「カラダスマイルプログラム」を実施 -- 学生を対象とした健康や栄養についてのイベントを7月に集中開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51025.html

【記事の概要】
駒澤大学は、大塚製薬株式会社と世田谷区と協力し、7月に「駒澤大学カラダスマイルプログラム」を開催しています。このプログラムは、学生の健康や栄養についての意識を高めることを目指し、前期試験や就活、夏休みを前に、学生が自身の健康について考える機会を提供します。大塚製薬からは、健康に資する商品や健康啓発教材、スポーツ栄養士によるセミナーが提供され、世田谷区からは健康啓発教材やレシピの提供、管理栄養士による相談ブースが設けられます。

・拓殖大学 物価高に対する学生支援の一環として学生食堂・購買会等食事メニューを5割引で提供
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51074.html

【記事の概要】
拓殖大学は、物価高の影響により厳しい生活を余儀なくされている学生を支援するため、文京キャンパスと八王子国際キャンパスの学生食堂や購買会で提供する食事メニューを5割引きで提供します。この支援は、学生の健康保持及び増進活動を目的としています。対象者は、拓殖大学に所属する学部生、大学院生、別科生で、実施期間は2023年7月17日(月)から21日(金)までです。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

社会貢献・地域貢献

・大阪経済大学 夏休みを迎える外国人留学生が、犯罪やトラブルから身を守る。大阪府警・大阪税関による安全講習を実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51082.html

【記事の概要】
大阪経済大学は、2023年7月21日に大阪府警察本部と大阪税関の協力を得て、夏休みを迎える外国人留学生を対象に犯罪被害から身を守るための安全講習を開催します。この講習では、特殊詐欺や口座売買などの犯罪やトラブルについての注意喚起が行われます。また、日本の法律や地震津波発生時の行動、違法薬物やコピー商品など海外からの禁制品についての情報も提供されます。大阪府警マスコットキャラクター「フーくん」「ケイちゃん」と、大阪税関イメージキャラクター「カスタム君」も参加します。

・共立女子大学が「キッズ震災学習ワークショップ」を9月1日(金)に開催。参加者募集!
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51040.html

【記事の概要】
共立女子大学・共立女子短期大学は、2023年9月1日に「キッズ震災学習ワークショップ」を開催します。このワークショップは、小中高生を対象に震災時の行動について学ぶもので、千代田区教育委員会と千代田区の後援を受けています。参加者は、震災時の行動について学び、命を守る行動を心に残すことを目指します。また、関東大震災の当時の様子などを展示するパネル展示も同時に開催されます。

・「第64回国際数学オリンピック日本大会」を運営支援 ~学生が世界110カ国以上から集まる出場選手をサポート~
https://mainichi.jp/univ/articles/20230710/org/00m/100/005000c

【記事の概要】
神田外語大学は、2023年7月7日から12日まで千葉市の幕張メッセで開催されている「第64回 国際数学オリンピック日本大会」の運営支援とスポーツイベントのサポートに約40人の学生を派遣しています。この大会は、世界110カ国以上から選手が参加し、日本での開催は2003年以来20年ぶりです。学生たちは、チームガイドとして選手たちのサポートを行い、また、スポーツイベントを通じて異文化交流も行っています。これにより、学生たちは語学力や異文化コミュニケーション能力を活かし、日本と海外をつなぐ架け橋として活躍しています。

ダイバーシティ・SDGs

・東京都市大学、2024年度入試総合型選抜に「理工学部女子枠」を新設
https://univ-journal.jp/232932/

【記事の概要】
東京都市大学は、新産業の創出やイノベーションには多様な視点や発想が欠かせないとの考えから、理工学部の女子学生比率の向上を目指し、2024年度の「総合型選抜 学際探究入試(理工系)」に「理工学部女子枠」を新設します。新設する女子枠で入学した学生は、選抜制で女子学生の参加率が高いアクティブラーニング型プログラム「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラムへの参加が確約されます。このプログラムは分野横断・文理融合の学びを促すカリキュラムで、専門や興味の異なる学生同士が対話を重ねてアイデアを出し合い、問題解決に取り組んだ後、その成果を省察して学びを深め、幅広い教養と深い専門性の修得を図ります。

入試・広報・高大連携

・江戸川大学が高校生を対象とした軽音楽コンテスト「NEXTAGE ARTIST AUDITION」の参加者を募集中 -- グランプリ受賞者にはデビューサポートプログラムを提供
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51043.html

【記事の概要】
江戸川大学は、全国の高校生バンドやソロボーカリストを対象とした軽音楽コンテスト「NEXTAGE ARTIST AUDITION」を開催します。このコンテストは、同大学の学生が主体となって運営し、音楽業界のプロフェッショナルが「次世代を担い、世界に通用する可能性を持った高校生アーティスト」を選びます。グランプリ受賞者には「NEXTAGE ARTIST」の称号が授与され、希望する場合には同大学によるデビュープログラムのサポートを受けることができます。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

・高校生向け教職講座「教育者へのトビラを開こう」8/4山梨大
https://resemom.jp/article/2023/07/11/72933.html

【記事の概要】
山梨大学教育学部は、2023年8月4日に高校2・3年生を対象にした夏季教職入門講座「さあ、『教育者』へのトビラを開こう!」を開催します。この講座は、高校生が教員という職業の魅力を理解し、教員養成学部への進学の意義を知る機会を提供します。講座は2つのセッションで構成され、言語教育コースの齋藤知教授による「学ぶ人から教える人へ -国語科の授業づくりを手がかりにして-」と、幼小発達教育コースの秋山麻実教授による「育つ人から育てる人へ -子どもを「主体」として理解し、受けとめる先生になる-」が行われます。

その他

・阪南大学がメタバースキャンパスを開設
https://kyodonewsprwire.jp/release/202307127086

【記事の概要】
阪南大学国際学部は、2024年4月にメタバース(仮想空間)上に「バーチャル阪南大学」を開設しました。現実のキャンパスをメタバース上に再現し、大学キャンパスを疑似体験できるようになっています。この仮想空間では、学生や教員がアバターを通じてキャンパスを探索したり、リアルタイムで交流したりすることが可能です。また、動画や画像を埋め込み、ボイスチャット機能を組み合わせることで、講義の受講や各種イベントの開催も可能です。阪南大学は、この新たな形で大学の取組や学生生活、教員の研究活動等について知り、「社会に開かれた大学」を実感してもらうことを目指しています。

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