学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。
大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。
そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1~2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。
教育・教育改革
・フェリス女学院大学の3ゼミ生合同企画で「ジェンダー」、「ハラスメント」、「アイドル」の3領域をつなぐ選書フェアを7月16日(火)~7月29日(月)紀伊國屋書店(横浜店)で開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53891.html
[記事の概要]
フェリス女学院大学の3つのゼミ生が合同で企画した選書フェアが、7月16日(火)から7月29日(月)まで紀伊國屋書店(横浜店)で開催されます。このフェアは、「ジェンダー」、「ハラスメント」、「アイドル」という3つの領域をテーマにしています。フェリス女学院大学の学生たちは、これらのテーマに関する書籍を厳選し、訪れる人々に多角的な視点から考える機会を提供します。特に、ゼミの活動を通じて学んだことを実践し、社会問題に対する理解を深めることを目指しています。また、このようなイベントを通じて、大学生が地域社会に貢献する方法を模索しています。紀伊國屋書店とのコラボレーションにより、幅広い層の読者にリーチすることができ、学生たちの学びが社会に還元される貴重な機会となっています。
リカレント教育・生涯教育
・神田外語グループ 全国の英語教育関係者を対象とした「英語教育公開講座2024」を7月27日(土)にオンライン開催 ~テーマは「英語授業と5C; 4C and ChatGPT」~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53939.html
[記事の概要]
神田外語グループは、全国の英語教育関係者を対象に「英語教育公開講座2024」を7月27日(土)にオンラインで開催します。この講座のテーマは「英語授業と5C; 4C and ChatGPT」であり、最新の英語教育手法と技術を取り上げます。5Cは、Communication(コミュニケーション)、Collaboration(協働)、Critical Thinking(批判的思考)、Creativity(創造性)、そしてCultural Understanding(文化理解)の5つの柱を指します。特に、ChatGPTのようなAIツールをどのように英語教育に活用できるかについての議論が行われる予定です。参加者は、専門家による講義やディスカッションを通じて、教育現場での実践的なアプローチを学ぶことができます。
・組織で活躍するために必要なリーダーシップを学ぶ女性向けリカレントプログラムの受講生募集開始女性管理職割合は低水準の12.1%、管理職に必要な心構え・スキルを学びキャリアアップの自信をつける 6~9月で説明会開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53898.html
[記事の概要]
相模女子大学は、女性管理職の割合が低水準の12.1%にとどまる現状を受けて、女性向けのリカレントプログラムを開始しました。このプログラムでは、組織で活躍するために必要なリーダーシップを学び、キャリアアップの自信をつけることを目指しています。6月から9月にかけて説明会が開催され、参加者は管理職に必要な心構えやスキルを身につけることができます。このリカレントプログラムは、働く女性がリーダーシップを発揮し、職場での役割を拡大するためのサポートを提供します。特に、女性の管理職比率向上を目指す企業や組織にとっても、重要な取り組みとなります。
(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)
就職・キャリア支援
・【開催告知・取材のお願い】国内大学初、インドのスタートアップ企業へインターンシップ派遣プログラムを開始
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53915.html
[記事の概要]
中央大学は、国内大学初の試みとして、インドのスタートアップ企業へのインターンシップ派遣プログラムが開始されます。このプログラムは、学生にグローバルな視点と実践的なビジネススキルを提供することを目的としています。インターンシップは、急成長を遂げるインドのスタートアップ企業で行われ、学生たちは現地のビジネス環境や文化を体験しながら、実際の業務に取り組む機会を得られます。また、派遣プログラムを通じて、学生は多様な価値観や働き方を学び、自身のキャリア形成に活かすことが期待されています。この取り組みは、国内大学の国際競争力を高める一環としても位置づけられており、将来的にはさらに多くの学生が海外でのインターンシップに参加できるような環境整備を目指しています。
・【2年次生から社会に飛び込む!】就業体験型プログラム「Rikkyo My Career Gate」を新規実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53864.html
[記事の概要]
立教大学は、2年次生を対象とした就業体験型プログラム「Rikkyo My Career Gate」を新たに実施します。このプログラムは、学生が早い段階から社会に飛び込み、実際の職場での経験を通じてキャリア形成を図ることを目的としています。参加学生は、企業や団体でのインターンシップを通じて、業界の現場を体験し、実務的なスキルやビジネスマナーを習得します。また、プログラムはキャリアカウンセリングやワークショップなども含まれており、学生の自己理解を深めるサポートが提供されます。この取り組みにより、学生は自身の興味や適性を早期に確認でき、将来のキャリア選択に役立てることができます。
社会貢献・地域貢献
・大阪経済大学 小学生と保護者を悩ませる夏休みの宿題を、大学生のお兄さん・お姉さんが応援!だいけいだい教室「夏休みの自由研究教室」開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53917.html
[記事の概要]
大阪経済大学は、小学生とその保護者を対象にした「夏休みの自由研究教室」を開催します。この教室は、夏休みの宿題に取り組む小学生を大学生がサポートすることで、子供たちの学びを促進し、保護者の負担を軽減することを目的としています。大学生のお兄さん・お姉さんたちが、自由研究のテーマ選びや実験、レポートのまとめ方などを丁寧に指導します。特に、子供たちが楽しみながら学べるよう工夫されたプログラム内容が特徴です。この取り組みは、大学と地域社会の連携を深める一環としても位置づけられており、大学生にとっても教育の現場を体験する貴重な機会となります。
・【環太平洋大学】岡山に新たな名所誕生! 学生がつくる「夢カフェ」オープン! 地元食材とグローバルな視点で魅せる味と空間
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53901.html
[記事の概要]
環太平洋大学は、岡山に新たな名所として「夢カフェ」をオープンしました。このカフェは、学生たちが企画・運営を手がけ、地元の食材とグローバルな視点を融合させた独自のメニューと魅力的な空間を提供します。「夢カフェ」は、地域の人々に新しい食の楽しみを提供するだけでなく、学生たちにとっても実践的なビジネス経験を積む場となります。学生たちは、メニュー開発から接客、マーケティングまで、全ての運営に携わり、実際のビジネス環境での課題解決力やチームワークを学びます。また、地元の農産物を積極的に使用することで、地域経済の活性化にも寄与します。「夢カフェ」は、地域住民との交流の場としても機能し、地元コミュニティとの絆を深めることを目指しています。
・聖心女子大学の学生らが「笹塚十号のいえ」を拠点として地域の人々と交流 ― コミュニティキャンパス構想の一環としてさまざまな活動を展開、地域課題解決への貢献を図る
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53844.html
[記事の概要]
聖心女子大学の学生らは、「笹塚十号のいえ」を拠点に、地域の人々と交流を深める活動を展開しています。この取り組みは、コミュニティキャンパス構想の一環として行われており、地域課題の解決に貢献することを目指しています。「笹塚十号のいえ」は、地域住民との交流の場として、多様なイベントやワークショップを開催し、学生と地域社会のつながりを強化する役割を果たしています。学生たちは、地域のニーズを理解し、住民と協力して課題解決に取り組むことで、実践的な学びを得ています。また、地域住民にとっても、学生との交流を通じて新たな視点やアイデアを得る機会となっています。
グローバル化・国際化
・聖心女子大学が日本語を学びたい外国人を対象とした「FREE JAPANESE CLASS」を9月~11月に開講 ― 日本語教員課程の学生が教師を務め、対面による学習の機会を提供
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53431.html
[記事の概要]
聖心女子大学は、日本語を学びたい外国人を対象とした「FREE JAPANESE CLASS」を9月から11月に開講します。このクラスは、日本語教員課程の学生が教師を務め、対面による学習の機会を提供します。受講生は、日本語の基礎から応用までを学ぶことができ、日常生活で役立つコミュニケーションスキルを身につけることができます。また、クラスは無料で提供され、経済的な負担を感じることなく日本語を学ぶことができます。この取り組みは、日本語教育の現場での実践経験を積む機会を学生に提供すると同時に、外国人の日本語学習を支援することで、多文化共生社会の実現に寄与することを目指しています。
・東京都公立大学法人 令和6年度 東京都立大学…
令和6年度 東京都立大学「グローバル教養講座」(オンライン配信)を開催します!
https://kyodonewsprwire.jp/release/202407123586
[記事の概要]
東京都立大学は、令和6年度「グローバル教養講座」をオンライン配信で開催します。この講座は、広く社会人や学生を対象に、グローバルな視点から多様な教養を身につけることを目的としています。講座では、国内外の専門家を講師に招き、国際関係、文化、経済、環境問題など、さまざまなテーマについての講義が行われます。受講者は、オンライン形式を通じて、場所を問わず参加することができ、インタラクティブなディスカッションや質疑応答の機会も設けられています。東京都立大学は、この講座を通じて、多様な価値観や知識を広め、国際社会で活躍するための教養を育むことを目指しています。
ダイバーシティ・SDGs
・千葉商科大学 学生企画 小学生が楽しくSDGsを理解できる「わくわくSDGsフェスタ in 千葉商科大学」 開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53908.html
[記事の概要]
千葉商科大学は、学生が企画した「わくわくSDGsフェスタ in 千葉商科大学」を開催します。このイベントは、小学生が楽しくSDGs(持続可能な開発目標)を理解できるようにすることを目的としています。フェスタでは、ゲームやワークショップを通じて、子供たちがSDGsの17の目標に親しむことができるプログラムが用意されています。特に、学生たちが主体となって運営することで、参加者と直接交流しながら楽しく学べる環境を提供します。また、このイベントは、地域社会との連携を深める機会ともなっており、千葉商科大学の社会貢献活動の一環としても位置づけられています。保護者や教員も参加できるプログラムもあり、子供たちが家庭や学校で持続可能な社会について考えるきっかけとなることが期待されています。
・【昭和女子大学】大学で初めての「東京都国際手話普及促進事業」対象講座 国際手話講習会を開催(8/1から募集開始)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53894.html
[記事の概要]
昭和女子大学は、大学として初めて「東京都国際手話普及促進事業」の対象講座として、国際手話講習会を開催します。この講習会は、8月1日から募集が開始され、国際手話の基礎知識とコミュニケーションスキルを習得することを目指しています。受講者は、国際手話の専門家から直接指導を受けることができ、グローバルな視点での手話コミュニケーションを学びます。特に、国際手話を通じた多文化交流や国際理解の促進に重点を置いており、将来的に国際的な場での活躍を目指す学生や社会人にとって貴重な学びの機会となります。また、昭和女子大学はこの講座を通じて、地域社会との連携を深め、手話の普及と啓発を推進することを目指しています。
・SDGsへの貢献 ~学生といっしょに食品ロス削減ガイドブックを制作~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53866.html
[記事の概要]
藍野大学は、学生とともに食品ロス削減ガイドブックを制作し、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を目指しています。このプロジェクトでは、学生が主体となって食品ロスの現状や削減方法についてリサーチし、具体的な実践方法をまとめたガイドブックを作成しました。ガイドブックは、家庭で簡単に実践できる食品ロス削減のアイデアや、食品の保存方法、再利用レシピなど、日常生活に役立つ情報が満載です。また、地域のスーパーや学校に配布され、広く活用される予定です。この取り組みは、学生の環境意識を高めるとともに、地域社会全体での食品ロス削減を促進することを目的としています。さらに、プロジェクトを通じて学生たちは、社会問題に対する実践的な解決策を考え、実行する力を養うことができました。
(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終面接で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは
入試・広報・高大連携
・【武蔵大学】夏季限定、高校生・大学受験生に図書館を開放します―ひと足先に大学の雰囲気を体験できるチャンス―
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53923.html
[記事の概要]
武蔵大学は、夏季限定で高校生および大学受験生に図書館を開放します。この取り組みは、受験生たちにひと足先に大学の雰囲気を体験してもらうことを目的としています。図書館の開放期間中、受験生は大学の充実した学習環境を利用でき、自習や受験勉強に集中することができます。また、図書館内の蔵書や電子資料を活用して、大学レベルの学びに触れることも可能です。さらに、図書館のスタッフや現役大学生から学習アドバイスを受けることができる機会も提供されます。武蔵大学は、この開放を通じて、受験生が大学生活への理解を深め、学習意欲を高めるサポートをしています。
・7/23『立教キャリアセミナー2024』を開催!~高校生・高校教員向けに最新の就職実績を解説
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53879.html
[記事の概要]
立教大学は、7月23日に『立教キャリアセミナー2024』を開催します。このセミナーは、高校生および高校教員を対象に、立教大学の最新の就職実績を解説する内容となっています。セミナーでは、大学のキャリアセンターのスタッフが、立教大学の学生がどのようにして希望する職業に就いているか、具体的なサポート体制やプログラムについて詳しく紹介します。また、実際の就職事例やデータを基に、学生たちの就職活動の流れや成功の秘訣を解説します。参加者は、立教大学の強みや特色を理解し、高校生が将来のキャリアを考える上での参考にすることができます。さらに、質疑応答の時間も設けられ、参加者の疑問や関心に直接答える機会が提供されます。
・秋田大学医学部医学科 「東北地域枠」10名を新設し「秋田県地域枠」は募集人員増 2025年度入試学校推薦型選抜Ⅱ
https://univ-journal.jp/246854/
[記事の概要]
秋田大学医学部医学科は、2025年度入試において「東北地域枠」を新設し、10名の学生を募集します。また、「秋田県地域枠」の募集人員も増加されます。この新たな「東北地域枠」は、東北地域全体から優秀な学生を集め、地域医療の充実を図ることを目的としています。選抜方法は学校推薦型選抜Ⅱを採用し、地域医療に貢献する意欲のある学生が対象となります。「秋田県地域枠」の募集人員増加により、地元秋田県の医療ニーズに応える人材の確保がさらに強化される予定です。これにより、秋田大学は地域医療の発展に寄与し、医師不足解消に貢献することを目指しています。
・埼玉工業大学 「DXハイスクール対策チーム」を特別編成し高大連携を推進
https://univ-journal.jp/246664/
[記事の概要]
埼玉工業大学は、「DXハイスクール対策チーム」を特別編成し、高校と大学の連携を推進します。このチームは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の知識とスキルを高校生に提供することを目的としています。埼玉工業大学は、高校生が最新の技術とその応用について学べるよう、特別なカリキュラムやワークショップを提供します。この取り組みは、高校生に対して実践的なDX教育を行い、将来のキャリアに役立つスキルを身につける機会を提供します。また、高校と大学の連携を強化することで、進学を考える高校生に対して大学の魅力を伝えることも目的としています。
大学経営
・2025年4月 武庫川女子大学が女子大初の環境共生学部を開設 地球環境を巡る危急の課題に新たな発想で挑み、社会に貢献する人材を育成する
https://univ-journal.jp/column/2024246705/
[記事の概要]
武庫川女子大学は、2025年4月に女子大学として初めての環境共生学部を開設します。この新設学部は、地球環境に関する緊急課題に新たな発想で挑み、社会に貢献する人材を育成することを目的としています。環境共生学部では、環境保護や持続可能な社会の実現に向けた専門知識と技術を学生に提供します。カリキュラムは、自然科学や社会科学の枠を超えた学際的な内容で構成され、学生は環境問題を多角的に学びます。また、実践的なフィールドワークや企業との連携プロジェクトを通じて、現実の課題解決に取り組む機会も豊富に用意されています。これにより、学生は理論と実践を融合させた学びを深め、即戦力となる能力を身につけることができます。
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年7月1日・8日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年6月17日・24日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年6月3日・10日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年5月27日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年5月20日の週版)