大学職員就職・転職相談

【事例紹介あり】大学職員の就職・転職のアドバイスを行っています

この記事では、私自身がどのようなきっかけで大学職員への就職・転職相談を始めたのか、実際にどのような相談を受け、どのような回答をしているかを紹介いたします。

はじめに

私は、15年以上の大学職員としての勤務経験、大学職員の面接官の経験、キャリアコンサルタント(国家資格)の知識を活かして、大学職員への就職・転職を目指す方へのアドバイスを「ココナラ」というサイトで行っています。

本格的にアドバイスを開始したのは2018年9月からですが、これまでに約100件以上のご相談をいただいております。この記事では、私のこのサービスを始めたきっかけやサービスの内容、どんな相談を受けて、どんな回答をしているかを紹介いたしますので、これから就職・転職相談をしたいという方は、こちらで紹介する事例を参考にしていただければと思います。

なお、働きながら相談に応じているため、1度に数名程度しか対応ができず、申し込みができない時期もあります。

その場合は、ココナラ上のダイレクトメッセージにて相談内容の詳細についてご連絡をいただければ、状況に応じて対応できる場合もありますので、遠慮なくご連絡いただければと思います。

サービス開始のきっかけ

私がこのサービスをはじめたきっかけは、私自身が大学職員に転職するのにかなり苦労したからです。かなり多くの大学に応募したのですが、書類審査で落ちてしまうことが多く、面接までいけたのはいくつかのみでした。

採用試験を受ける際には、働きながら転職活動をしていたこともあり、しっかりと準備をする時間がなく相談をする相手もいませんでした。

転職エージェントの方にはかなりお世話になり、書類添削から面接でのアドバイスをいただくことができましたが、「大学の動向」や「大学で求められる人材」について詳しい人はあまりいませんでした。

そこで、私自身が就職・転職相談を受けることで、少しは皆さんの不安や心配の解消ができるのではないかと思い、このサービスを始めました。

私に相談すれば必ず合格するというものではありませんが、悔いの残らない準備ができるようにご協力できればと思っています。

就職・転職相談サービスの詳細

【サービス内容】
作成した応募書類等や面接試験での回答予定内容について面接官経験者としての客観的な視点でコメントをさせていただきます。また、疑問に思ったことを随時質問できるので、大学業界の理解を深めることができます。

現在、大学職員は高倍率となっており合格することは簡単ではありません。ただ、しっかり準備できずに不合格となることが一番悔いが残ることだと思いますので、できる限り悔いの残らないようなサポートをしたいと考えています。

【基本サービス】
〇エントリーシート、自己PR、職務経歴書、作文・小論文等の添削(複数回やりとりします)
〇上記書類作成にあたっての相談
〇大学職員に関する質問への回答(可能な範囲)
※「面接対策」等については事前にご相談のうえ対応させていただいています。

【お伝えしたいこと】
実際に作成いただいた書類を確認してみると、

・大学業界の実態に合っていない
・そもそも実現不可能なことを記載している
・志望動機が大学職員でなければならない理由になっていない
・書類間の整合性がとれていない(書類によって言っていることが異なっている)

といった例が多くあります。

このようなことがあると、面接でうまく対応ができなくなってしまい、結果的に内定を得にくくなってしまいます。このため、このような状況にできる限りならないように確認・添削をさせていただきます。

過去の相談事例の紹介

これまでにご相談をいただき、アドバイスをさせていただいた事例の一部を紹介いたします。ご相談をしたいと考えている方がいらっしゃいましたら、こちらをご確認のうえ、お申込みいただければと思います。

なお、内容は個人が特定されないように一部の内容は伏せさせていただいております。

事例①:志望動機と職務経歴書を添削してほしい

<質問・依頼内容>
志望動機と職務経歴書について追加したほうがよいことや修正したほうがよいことを教えていただきたい。

<私の回答>
◆志望動機について◆
細かいところになりますが、「貴学園」と「貴法人」という言葉が混ざっているので、同じ意味を表しているのであれば、文言を統一したほうがよいと思います。

内容面については、「女性が活躍できるフィールド」と「これまでの経験を活かせること」が志望動機の中心となっていますが、「教育」や「若者の支援」への思いがあまり書かれていないので、この部分をもう少し伝えられるとよいと思います。

これは、面接試験の際に「女性が活躍できるフィールド」や「これまでの経験を活かせること」が志望動機だと、「大学以外にもそのような職場があるのではないか」と言われてしまいます。

その際に、「教育」等への思いがあると、大学や教育機関で働きたいことへの理由の1つになります。

例えば、2行目の後に、「・・・志望致しました。また、以前に○○の経験があったことから若者の成長を支援する場で働きたいと考えておりました。」などと添えておいてもよいと感じました。

◆職務経歴について◆
職務経歴書の文字数の制限もあると思いますが、例えば、「スタッフ研修の企画」や「シフト管理」なども「求める人材像・職員像」に合致するので、そのような経験があれば追加で記載してもよいと思いました。

また、「クレーム処理」については、大学でも保護者からの問い合わせや対応が難しい先生の対応があったりと、クレーム処理的な対応ができることは求められます。

私が面接官であれば、「どのようなクレームがあり、どのように対応したか」と言ったような質問をしたりもするので、そこでうまく回答ができればよい印象を与えることができると思います(記載は特に追記等の必要はなく、「クレーム処理」のままで問題ありません)。

「実績・成果」に記載のある売上については、「〇%から〇%までの売り上げ増加が認められ」という記載がややわかりにくい印象を持ちます。

お店全体の売り上げに占める割合を〇%から〇%に増加させたのか、Lさんが担当になる前を「1」としたときに、商品単体で〇%から〇%に増加させたのかがやや不明確だと思います。この点について、もう少しわかりやすい記載したほうがよいと感じました。

次に、「イベントの宣伝・広報」という記載がありますが、もし、イベントの「企画・運営」に携わっているようでしたらその経験も記載してもよいと思いました。

大学では、入学式、卒業式、大学説明会(オープンキャンパス)、各種式典など、多くの部署でイベントの企画・運営の仕事があります。このような仕事は「マネジメント力」や「コミュニケーション力」、「責任感」が求められることになるので、イベントの企画・運営の経験はよい印象を与えることができます。

また、「大幅に集客を伸ばすことができた」という記載については、数字があったほうがインパクトを与えやすいので、例えばざっくりでもいいので、「例年の約○人から約○人に伸ばすことができた」という記載ができるのであれば、修正してもよいと感じました。

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事例②:エントリーシート全体を確認してほしい

<質問・依頼内容>
エントリーシート(志望理由、携わりたい業務、学生時代に最も力を入れたこと、最近関心をもったこと、自己PR)の記載内容について確認してほしい。

<私の回答>
◆志望理由について◆
冒頭に「これまでの経験から」という記載がありますが、「これまでの経験が何かということが書面上では読み取れないため、もう少し具体的に書いたほうがよいと感じました。

文字数の制限もあるため、どこかを削る必要があるかもしれませんが、「人や社会に寄り添いサポートし、共に成長していける仕事に関わっていきたい」と思った理由を簡単に記載したほうがよいと思います。

イメージとしては、「現職での〇〇や〇〇の経験から」や、「学生時代に〇〇を専攻したことや現職での〇〇の経験から」などという書き方が考えられます。

◆携わりたい業務について◆
3行目の「ただし、大学運営を円滑に進めるためには・・・大学運営に求められる人材を目指します」という流れについては、文章として少し違和感があるので、「ただし、大学経営を担っていくためには幅広い知識・経験が必要になるため、研究支援や総務、財務といった幅広い業務に携わっていきたいです」や、「ただし、大学運営に求められる人材になるためには幅広い知識・経験が必要になるため、研究支援や総務、財務といった幅広い業務に携わっていきたいです」などに変えてもよいと感じました。

◆学生時代に力を入れたことについて◆
1行目に同じ言葉が2つ出てきてしまっているので、どちらかを削除するようお願いいたします。

また、5行目の「最も良い評価を頂くことが出来ました」については、可能であれば「〇〇という新たな知見を発見し、高い評価をいただきました」などと、「成績」ではなく、「具体的な成果」が書けるとよりよい印象を与えられると感じました。

その理由は、「成績」の場合は出身大学によっても成績の難易度が異なっていたり、卒業研究の場合は学生全体としてよい成績が付くという印象をもってしまうため、高い成果であるかがわからないためです。

◆最近関心を持ったことについて◆
3行目についてですが、質問としては「関心を持ったことは何ですか」というものであるので、仮に新聞記事等であれば、語尾を「・・・という記事に関心を持ちました」としたほうが文章として自然になると思います。

◆自己PRについて◆
4行目の「培ってこれたと考えております」という記載については、「培うことができたと考えております」にしたほうが丁寧な印象になると感じました。

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事例③:転職理由を添削してほしい

<質問・依頼内容>
現在SEとして勤務しており、母校の大学職員への転職を考えているが、その転職理由を添削してほしい。

<私の回答>
エントリーシート全体を確認すると、「マネジメント」に多く携わっており、「マネジメント力」があることが記載されています。

現在の大学の求める人材像として、「マネジメントができる人材」は多くの大学で掲げられており、特に、中途採用の場合は、その傾向が強いです。

このため、各項目の説明の中に、経験に基づいたマネジメント力について記載できる経歴を持っていることは、大学側によい印象を与えることができると思います。

一方で、「転職の理由」にポイントを絞ると、「チームで動く仕事が少なかった」や「チームで改革していくような仕事をしたいと思った」などという記載があります。

この記載だと、「あまり大きなプロジェクトをやってこなかった」という印象や「マネジメントや改革の経験があまりなかった」という印象を与えてしまいます。

このため、他の項目に記載されている「マネジメント力がある」という記載が、やや弱い印象になってしまったり、エントリーシート全体として、マネジメント力やマネジメント経験があるのかないのかわかりにくいものと捉えられてしまう可能性がございます。

仮に、「チームで動くような仕事が少なかった」や「チームで改革していくような仕事をしたいと思った」ということが事実だとしても、あえてこの内容を転職の理由の中に記載するメリットはないと思います。

転職の理由は、多くの人が本音の部分(働きやすさ・給料等)を正直に書けないため、文書としてまとめるのは難しい部分もありますが、可能であれば、「転職の理由」と他の項目の中にある記載に齟齬がないような内容に修正したほうがよいと思います。

なお、一般的な転職理由や考えられる転職理由の例を以下にいくつかお示ししますので、修正の参考にしていただければと思います。

■パターン①
これまでに部下や後輩への指導・教育を行う中で、教育や人材育成に携わる仕事に就きたいと考えていた。今回の求人を拝見し、自分自身の能力を活かしつつ、教育や若者の人材育成の場に携われると思い、転職をしたいと考えた。

■パターン②
大学時代に自分自身を大きく成長させてくれた大学に、いつかは恩返しをしたいと考えていた。そのような中、今回の求人を拝見し、これからさらに発展や改革が求められる大学業界で、自分自身のスキルを活かしつつ、学生の成長の場に携わっていきたいと考え、転職を決意した。

■パターン③
同じ業界で10数年働いてきた中、これまでとは異なる業界で自分の能力を活かしてみたいと考えていた。今回の「システム専門職」の求人であれば、自分の能力を活かしつつ、新たな業界に挑戦できると思い、転職をしたいと考えた。

■パターン④
大学など教育機関における情報漏洩等のトラブルのニュースを見る機会があり、大学によってはシステム環境が整備されていないと感じていた。そのような中、今回の求人を拝見し、大学の中でも自分自身のスキルやこれまでの職務経験を活かすことができると考え、転職に挑戦したいと思った。

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事例④:自分の強みの中で印象のよいものを教えてほしい

<質問・依頼内容>
自分の強みをアピールできるエピソードが4つあるのですが、大学職員の面接官としてよい印象を与える順に優先順位をつけてほしい。

<私からの回答>
いただいた4つのエピソードについて優先順位を付けさせていただくと以下のとおりとなります。

第1位:リーダーシップの経験
第2位:語学力の向上
第3位:アルバイトの経験
第4位:パソコン資格の取得

現在の大学では、他大学との競争に勝ち抜いていくために、新たな取組を実施したり、現在実施している取組についても、より魅力のある取組にしたり、改善・効率化をしていく必要があります。

このときに、リーダーシップ力については必ず求められるものになるので、〇〇〇のエピソードは魅力的なものに映ります。

ただし、大学では「協調・協働できるリーダー」が求められているので、エピソードを語る際には、部員と議論を行い、お互いの妥協点を見つけて課題・問題を解決してきたというようなエピソードが望ましいです。

続いて、語学力の向上については、「自ら課題を設定し、目標に向かって実現できる能力」になること、大学によっては国際化(グローバル化)を進めており、必要な知識・能力とされる場合があることから、2番目の優先順位としています。

また、パソコン検定は難易度にもよりますが、状況によっては、「自ら課題を設定し、それに向かって実現できる能力」として語学力の向上とパソコン検定の2つを記載するということも考えられます。

続いて、〇〇〇のアルバイトについては、2年続けるというエピソードはよくあるので、「持続力」というアピールの仕方ではあまり魅力を感じません。

一方で、学生に合わせてわかりやすい教材を作ったとか、もともとの学力では難しかった学校に合格させたなどのエピソードを使って、「課題発見力」や「提案力」がある等とアピールしたほうがよい印象になると思います。

最後のパソコン資格の取得については、上記3点と比べるとそこまで魅力は感じませんが、履歴書には「資格」欄があると思うので、そちらには記載してもよいと思います(あえて、特出しをしてアピールするものではないと思います。

事例⑤:作文の添削をしてほしい

<質問・依頼内容>
応募書類の1つとして「学校事務職員に求められるもの」というテーマの作文があるので、その添削をしてほしい。

<私の回答>
★冒頭の必要な能力の説明について★
冒頭の必要な能力の説明についてですが、事務職員には「様々な人やステークホルダーとの調整が生まれること」を理由に、①「柔軟なコミュニケーション能力」と②「課題解決能力」の2点が求められていると記載されています。

①については、「様々な人やステークホルダーとの調整が生まれること」に必要な能力であることは明白なので問題はありませんが、②については、「様々な人やステークホルダーとの調整が生まれること」を理由に必要な能力と言うにはややつながりが薄いように感じます。

例えば、「学校事務職員は、様々な人との調整が求められることや厳しい大学間競争を勝ち抜いていくため、柔軟なコミュニケーション能力と新しい目線で課題解決ができる能力の2つの能力が求められると考えられます。」などと②の理由となるものが前段に入るとよりわかりやすくなると思います。

◆必要な能力の説明の部分について◆
7行目の「〇〇〇〇〇」という記載と、9行目の「〇〇〇〇〇」という記載、10行目の「〇〇〇〇〇」という記載と、11行目の「〇〇〇〇〇」という記載については、それぞれ2つのことが記載されていますが、内容的にはほとんど同じことを2度言っているように感じます。

例えば、1点目の「コミュニケーション能力」については、「学校事務職員は学校内だけでなく地域等の方も含めた様々な方々との関わりも必要になってくると考えております。そのため、多くの方々の間に入りサポート役として調整していく必要があることから、柔軟なコミュニケーション能力が必要になってきます。また、学校外・・・」などと文章を整理してもよいかと感じました。

また、2点目の「新しい目線で課題解決ができる能力」については、今後、18歳人口の減少により学生の確保が厳しくなることや厳しい大学間競争を勝ち抜いていくためには様々な課題が発生することが予想され、今までと同じことをしていては学校経営が難しくなると考えます。また、・・・」などとすると読みやすくなると思いました。

その後にある「〇〇〇〇〇」という記載は、直前の記載内容と重なること、「学校経営に貢献していく能力」については、一番最初の述べている2つの能力とは異なる能力が急に出てきており唐突感があることや、これらの記載がなくても文章としては成立することから、削除してもよいかと感じました。

◆まとめについて◆
最後のまとめの部分については、「以上の2点の能力により、様々な・・・」というような形にしたほうが前段の文章とのつながりがよいと感じました。

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事例⑥:大学の将来性を見据えるにはどのようなデータを見ればよいか

<質問・依頼内容>
先日ある大学から内定を得たがその大学の将来性が少し不安である。将来性を見据えるためにはどのようなデータを見ればよいか。

<私の回答>
大学の将来性については、現在の入試状況、廃校になる大学の条件への合致度、大学のランク等を見ることで一定程度想定することは可能だと思っています。

◆現状の入試状況◆
現状の入試状況は、必ずしも将来に渡って継続することを保証するものではありませんが、現時点の入試状況が芳しくない場合は、将来的に廃校になる可能性が高くなります。

〇〇大学の〇年〇月入学の入試状況を確認したところ、ほとんどの学部・学科で入試倍率が出ており、入学定員充足率(入学定員に対する入学者)も満たしているので、入試状況としては問題ないと考えられます。

◆廃校になる条件に合致しているか◆
これまでに廃校になった大学の条件に合致するかどうかも、1つの将来性を見る観点になるため確認をいたします。

これまで廃校になった大学の特徴としては、①「大都市ではない地方にある大学」、②「小規模大学」、③「人気のない分野の単科大学」の3つがあると考えられます。

〇〇大学については、〇〇県はここでいう地方に当てはまらないこと(一定の規模以上の都市であること)、総合大学で、大学の規模的には「大規模大学」に位置付けられることから、廃校になる条件には合致しないと考えられます。

◆大学のランクについて◆
現在は、大学間の競争が激しくなっており、魅力がない大学は廃校になっていくのではないかとの懸念があります。

一方で、高校生が進路選択の際には、自分に合った大学を選択するという観点ももちろんありますが、基本的には大学のランクを見て、自分のレベルに合ったランクの大学に受験する傾向が強いです。

このため、一度イメージのついたランクはなかなか変動することはなく、一定の位置にいる大学は、黙っていても学生がそれなりに集まってくるような状況にあります。

例えば、東京で言えば、早慶上智、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)などという昔からのランクがあります。

このような一度ついたランクは、いくら下位の大学が頑張ったとしても、なかなか逆転することはできません。

これは、高校の先生や塾などが、それぞれの実績をアピールするために、以前からあるランクの高い大学に学生を勧め、その実績で宣伝をするので、結果的にランクは変わらないままとなります。

〇〇大学の〇〇県内のランクを確認すると、国公立大学を含めると計〇大学ある中で、中盤から中盤よりやや下に位置しています。

単純に日本の大学に進学する人数が半分になれば廃校になるような気がしますが、人口減少は地方のほうから進行していくこと、〇〇県には計〇校の専門学校があり、大学よりも先に専門学校が廃校になると考えられることなどを踏まえると、〇〇県の中堅の大学であれば、特に大きな問題が起こらなければ、廃校になる危険性はそこまで大きくないではと個人的には思います。
 
◆高等教育無償化の動き◆
2019年10月から消費税が10%となり、消費税によって増えた税金の一部は「高等教育無償化」のための費用として、大学や専門学校などの授業料の補助に充てられることになっています。

国公立大学については、無償化になると言われていますが、私立大学については、現在の授業料の半額程度の負担で済むようになると言われています。

また、その他にも、入学金が免除になったり、在学中の生活費的な補助が行われることとなっているため、大学の進学率は上がると言われています。

◆まとめ◆
以上の状況を踏まえると、〇〇大学は、上位の大学ではありませんが、〇〇内で一定のランクに位置づけられていることなどから、廃校の危険性は少なく、将来性はさほど問題ないのではと個人的には思います。

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