大学職員コラム

大学職員コラム「大学職員に採用されやすい人とは」

私は大学職員として勤務してから15年以上となりました。大学職員として勤務経験が長くなり採用試験の面接を担当していると、採用されやすい人の特徴が見えてきます。ここでは私が感じる採用されやすい人の特徴についてお伝えしたいと思います。

はじめに

大学職員になるには当然ではありますが、各大学で実施される採用試験に合格しなければなりません。ではどんな人が採用されやすいのでしょうか。

ここでは、私の面接官としての経験や実際に採用された職員とコミュニケーションをとる中で、どんな人が面接試験を突破しているのかという視点でお伝えしたいと思います。

また、私はココナラというサイト(ここで大学職員への就職・転職のサポートを実施)などを通じて、これまでに150人以上の方の大学職員への就職・転職活動のサポートをしています。その中で、合格している人の傾向もなんとなく見えてきていますので、それも踏まえながら解説したいと思います。

転職(中途採用)の人が見られるポイントとは

まず、転職(中途採用)の人がどんな部分を見られているのでしょうか。面接になるので見た目や人間性、その人の雰囲気(人柄)、面接での受け答えによるコミュニケーション能力が見られるのは当然です。

それと併せて、中途採用の場合は前職で営業成績を○%上げたとか、こんな仕事(プロジェクト)を行ったとか、○人の部下を持ってマネジメントをしていたとか、若くして管理職をやっていたとか、人によってかなり特色が出るので、このようなわかりやすい特色があると面接でよい印象を残すことができます。

特に、大学では割と真面目で堅実に仕事を行う職員が多くある意味では保守的な職員が多いので、そのような堅実な仕事もしっかりとできつつ、さらにプラスアルファの何かができるという印象を与えられるとよいと思います。

なんとなく裏方的な仕事が多いというイメージもありますが、自分の立場をわきまえつつも、企画・提案・改善をしたり、大学をよりよくしていくために先生方、関係職員などとよい関係を築きながら粘り強く実行できる人が求めらている面もあります。

また、やるべきことを進めるだけでなく、ときには自分の考えを押し殺して「引く(大学のためにならないようなことでも現状維持をする)」といった行動をとるバランスも必要になります。

このため、単に「先生方のサポートをしたい」とか「自分は裏方の仕事が向いている」といっただけでは内定を得ることは難しいと考えています。

また、塾の講師をしていたとか、専門学校の職員をやっていたとか、同じ教育系の経験者も面接での印象がよいと感じます。

確かに、自分の周りを見てみても、ファッション系のお店で副店長をやっていたとか、メーカーや保険会社、銀行の営業を5年~10年やっていたとか、システム系のプロジェクトでSEの統括をしていたなど、営業やサービス業系の人が多いように感じます。

教育系については、大学、短大、専門学校、塾、教材会社、ちょっと異なりますが自治体職員(公務員)や独立行政法人などの職員経験者もそれなりにいます。最近は高校の先生や中学校の先生の経験者も増えてきたように思います。これは、教育系の経験者は、大学職員の仕事に近い仕事をしているケースもあるので、ある程度、入職後の活躍がイメージしやすいからだと思います。

新卒ではどうしてもポテンシャル採用となってしまうため、入職後にどのくらい活躍できるかがイメージしにくいのですが、転職(中途採用)者の場合は実際に社会で働いた経験があるので、これまでの職務経験で何をしてきたかが見られることが多いと思います。

また、例えば「マネジメント力がある」ということをアピールする場合、職務経験だけでなく学生の頃からマネジメント力を発揮していたり、プライベートでも友人といく旅行の企画を行っているなどのエピソードがあると、人物像としての一貫性が増すことにより、よい印象につながります。

新卒の人が見られるポイントとは

新卒の人がどんな部分を見られているかというと、新卒の場合は経歴のところではあまり特色の幅が少なく、留学や部活・サークルの代表、アルバイトでのリーダー的経験などのエピソードがあると印象に残ります。

学生によっては、大学の広報の手伝い(広報スタッフ)をしていたとか、1・2年生をサポートするティーチング・アシスタントなどのような活動をしていたという人も印象に残る場合があります。

特色の幅が少ない分、その人の人柄やコミュニケーション力などが重要視され、将来的なポテンシャルを見る傾向があります。

また、新卒の場合は社会経験がないだけでに、純粋に大学職員として働きたいというキラキラした目をしていると何となく採用してみたいなという思いにさせられます。

ただ、新卒でもその人自身の人物像が伝わりやすい人が採用されやすいと思います。これは転職(中途採用者)でも同様ですが、主体性をアピールするような人であれば、勉強面の主体性、課外活動面の主体性、プライベート面の主体性、高校時代の主体性などのエピソードを伝えることができれば、「本当に主体性がある人なんだな」と感じ、よい印象を受けます。

実際に面接官をやっていると、例えばコミュニケーション力をアピールする学生がいたときに、コミュニケーション力をアピールするためのエピソードを当然に伝えてくるのですが、「それ以外にコミュニケーション力をアピールできるエピソードはありますか」などと聞いてみるとしっかりと答えられないケースがあります。

コミュニケーション力があるのであれば、色々な場面でコミュニケーション力を発揮しているはずなので、エピソードが1つしかないとすると、無理やり「大学職員に求められる能力を当てはめている」という印象を受け、この人はあまりコミュニケーション力はないんだなと感じてしまいます。

このため、自分自身で伝えたい人材像があるのであれば、色々なエピソードを準備しておき、一貫性のあるようにしておくとよいと思います。

採用されやすい人材像を作り上げることはできるか

次に上記のような過去の経歴に特色がなかったり、一貫性のあるエピソードがないと採用されるのは難しいのでしょうか。現時点でうまく説明ができないという場合は、これから大学職員に求められる人材に自分を近づけていくということもできると思っています。

例えば、私自身は「前向きに頑張ってくれそうで、組織によい影響を与えてくれそうな人」と感じる人によい印象を受けます。

この「前向きでよい影響を与えてくれそうな人」という印象は、一定の期間があればそのような印象を作り出すことができます(準備次第で、面接でそのような印象を与えることができます)。

また、補足にはなりますが、従来の大学の仕事ではいわゆるルーチンワーク的な仕事が多く、ある程度ルールが決まっている仕事を、指定の期日に仕上げるというのが大きかったという経緯があります。

このような経緯があるため、これまでの大学職員には業務外で自ら自己研さんを行うような職員が他の業界に比べると少ないという状況があります。

しかし、現在の大学ではこれまでのルーチンワークだけでなく、それに加えて企画力や発想力、課題を粘り強く解決していける能力が求められ、新しい仕事をどんどん進めていく能力が求められています。

このため、新しい仕事をやっていくことはもちろんですが、それだけでなく組織によい影響を与え、組織力を高めることのできる人材を現在の大学では求めており、「前向きでよい影響を与えてくれそうな人」は、大学としてもすごく求めている人材なのです。

以上のことから、「前向きでよい影響を与えてくれそうな人」という印象を面接で与えることができれば、面接を突破できる可能性が上がると考えられます。

大学が求める人材になるには

では、どうすれば「前向きでよい影響を与えてくれそうな人」という印象を与えることができるのでしょうか。

一番手っ取り早いのは、「今、○○の勉強をしています。」というものです。
(私は必要だと思う知識は、自ら積極的に学んでいく人間です。大学に就職してからも学び続け、他の職員にもよい影響を与えます。という印象を与えることができます。)

「今、している」なので、資格の取得や目標のゴールまでいっていなくても、アピールのポイントになります。

例えば、
・今の会社では、会計に関する仕事をしており、より高度な視点を持つため、簿記2級の勉強をしています。

・今の会社では、人事に関する仕事をしており、より専門的な知識を身につけたいため、社会保険労務士の資格を受験しました。次回も○月○日に受験する予定です。

・今の職場では、アジアの顧客が多いため、中国語のサークルで勉強しています。

・大学職員を目指したいと思ってから英語の勉強をするようにしました(短期留学をしました)。

・社会のグローバル化が進んでおり、どんな業界でも語学が必要になるため、TOEICの勉強をしています(○点から○点にアップしました)。

などという感じです。

個人的には、1つの勉強だけの実績ではなく、「○○の部署のときは○○の資格(知識)を、今は○○の部署にいるので、○○の資格(知識)取得に向けて勉強している。」というようなことが言えれば、常に学ぶ姿勢があるという人間であることを伝えられ、よりいいと思います。

新卒の方も同様の考え方で、1年生のときは○○、3年生のときは○○(3年生の前期は〇〇、後期は〇〇)などと言えると、自らやるべきことを考えて、積極的に学ぶ人という印象を与えることができます。

もちろん、資格の取得や目標とした得点のゴールまでいければ一番いいのですが、実際にはそこまでいくのはなかなか難しかったりします。

そのような場合は、そこまで待っていられないというのもあると思うので、大事なのは、自らの意志で、自ら危機感をもって、自ら目的意識をもって、「今、勉強している」ということを伝えられれば、「前向きでよい影響を与えてくれそうな人」の印象を与えることができます。

そして、「仕事が終わってから、○曜日と○曜日は勉強の日にしていました。」とか、「土曜と日曜に集中してやっていました。」とか、「月に○万円の月謝を払って学校に通っています。」などと面接の場で言える状況にしておくと、それなりによい印象を与えることができます(現在の大学には業務時間外で勉強している人は少ないのが現状です)。

姉妹サイトの「【会員限定】大学職員への就職・転職対策サイト」では、大学職員の採用試験を実際に受けた方にご協力いただき、面接試験で実際に出された質問などを紹介しています。実際にされた質問になるので、面接試験対策をする際にも参考になると思います。会員限定となりますが、よろしければこちらのサイトもご活用ください。
「大学職員採用試験で実際に出された面接試験での質問や筆記試験の内容(大学職員への就職・転職サイト)」はこちら

2024年10月時点では、以下の大学の情報を掲載しています。
秋田公立美術大学、大妻女子大学、追手門学院大学、桜美林大学、香川大学、学習院大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、神田外語大学、北九州市立大学、九州工業大学、共愛学園前橋国際大学、京都光華女子大学、金城学院大学、慶應義塾大学、高知大学、国際基督教大学、国士館大学、滋賀県立大学、実践女子大学、淑徳大学、順天堂大学、常翔学園(大阪工業大学・摂南大学・広島国際大学)、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、玉川大学、多摩美術大学、千葉大学、中央学院大学、津田塾大学、東京医科大学、東京造形大学、東京電機大学、豊田工業大学、名古屋市立大学、福岡教育大学、福岡工業大学、福岡女子大学、藤田医科大学、星薬科大学、武蔵大学、武蔵野大学、明海大学、明治薬科大学、名城大学、ものつくり大学、山口県立大学、横浜市立大学、立命館大学、琉球大学、早稲田大学

どのような勉強をすればよいのか

では、具体的にはどのような勉強をすればよいのでしょうか。

「前向きでよい影響を与えてくれそうな人」の印象を与えるための勉強は、必ずしも大学の仕事と密接に関係しているものである必要はないです。

しかし、仮に、実際に大学職員に就職や転職できたときに、身につけた知識や能力を活用できたほうが一石二鳥だと思います。

また、採用側に「こんな資格を持っているならここの部署がいいかもしれない」と思わせることができたら、採用に近づける可能性もあるので、大学の業務との関連性を踏まえながら勉強する内容を考えるのもよいと思います。

そこで、以下に大学の業務に関係する資格や知識をまとめてみました。思いつく限りなのですべてではないのですが、あくまで参考程度ということでご覧いただければと思います。

また、就職活動や転職活動をしたり、現在仕事を持っている人などはただでさえ忙しい状況だと思うので、実際に勉強を始めるにはかなりハードルが高いと思います。

しかし、実際に採用されている人たちを見ると忙しい中でもしっかりと必要なことを学んできている人が多いのも事実です(よくそんな状況なのに勉強してたなという人もいます)。

「忙しいから後回し」の人よりも、「忙しいけど頑張る」という人のほうが、大学職員に採用される確率は高いと思うので、思い立ったら「すぐに始める」ことが重要だと思います。

まずは、自分なりにインターネットで調べたり、資格試験であれば資料請求をしたり、スクールや講座であれば説明会に行ったりして、すぐに始められる準備をしていただければと思います。

それでは、いくつかの資格や知識を紹介いたします。

身に付けておきたい知識・資格①:語学力

まずは、なんと言っても語学です。大学にはこれまで以上に外国人の留学生が増えていくことが予想されており、それと併せて、外国人の先生、研究者なども増えていきます。

このため、現時点で語学ができなくても、これから勉強してくれそうな人や今後の伸びしろがあるような人は、大学にとってすごく必要な人材となります。

もちろん、すでに英語などを話せる人はそれはそれで魅力なのですが、大学の仕事は英語ができれば何でもできるわけではないので、(英語はできるけど、仕事の進め方がうまくなかったり、調整が苦手という人もけっこういたりするので、英語だけがでればよいということではないのです。)現時点で、語学の能力が高くなくても大丈夫だと思います。

また、捕捉にはなりますがすでに大学によっては採用試験の受験要件で、「TOEIC600点以上」となっていたり、「TOEIC600以上が望ましい」となっていたりします。今後もこのような大学が増えていくことが予想されます。

英語の教材はたくさんあり過ぎてどれを使ってよいか決めるのが難しかったりもしますが、ご自身にあった勉強方法を探していただけるとよいと思います。

また、単に「アプリで勉強しています」とか「書籍で勉強しています」というよりは、「リクルートの〇〇」などの割と有名どころの勉強方法のほうが面接官には伝わりやすかったりするので、そのような視点も勉強方法を選択する1つの観点となります。

さらに、別の観点になりますが、「無料のツール」などを使って勉強をしているよりは、一定のお金をかけていたほうが勉強への覚悟が見れるので、そのような視点も踏まえて考えてみるとよいと思います。

身に付けておきたい知識・資格②:簿記

次は、簿記です。会計に関する部署や財務系の部署であったほうがよい資格になります。

大学では、簿記資格を持っていない人でも財務・会計系の部署に配属されることはよくありますが、やっぱり簿記資格を持っていたほうが業務への理解度が高いようなので、簿記資格を持っていると会計系の部署に配属したいと思わせることができるかもしれません。

簿記資格の場合は、2級がいいのか3級がいいのかと迷う人もいると思いますが、個人的にはハードルの低い3級から取得したほうがよいと思っています。

あくまでイメージ作りなので、3級を取得できたら「3級を取得して、2級は勉強中です。」と言うという方法もあると思います。

身に付けておきたい知識・資格③:キャリアコンサルタント

次は、キャリアコンサルタントです。基本的にキャリア支援や就職支援に関する部署で活用できる資格ですが、教務系部署でも履修相談等を行う部署でも活用できる資格だと思います。

個人的には、大学職員として将来、部下を持つようになったときにキャリアコンサルタントとして学んだことは、そのときに役に立つのかなと思っています。

実際に取得するには養成講座を受けて、その後、筆記試験と実技事件を受ける必要があるため、資格取得までに1年間弱かかってしまいますが、資格取得をしておくと一定の評価がなされるような気がします。

また、社会人の方は、教育訓練給付金制度を活用することにより養成講座の費用の最大70%の補助が出ることもあるので、社会人の方には特にオススメな資格です。

身に付けておきたい知識・資格④:社会保険労務士

次は、社会保険労務士です。人事関係の部署や給与関係の部署であったほうがよい資格になります。

また、試験科目に労働法などもあるので、職員の服務管理を行う部署(人事部など)や労働安全衛生を担当する部署などでもあったほうがよい資格になります。

資格の難易度としてはかなり高いようですので、資格取得にあたってはそれなりの時間を要すると思われます。

しかし、難易度が高い分、取得したときの「頑張りの評価」は高くなるので、覚悟は必要だと思いますが取得を目指すのもよいと思います。

身に付けておきたい知識・資格⑤:衛生管理者

次は、衛生管理者です。こちらも労働安全衛生を担当する部署などで、あったほうがよい資格になります。

各大学では、従業員の規模により、衛生管理者を配置することになっています。規模が大きい大学やキャンパスが複数ある大学では、資格を取得している職員が何人も必要になったりすることもあるそうなので、持っているにこしたことはない資格です。

▼大学職員転職・就職向けサポートサービスの紹介▼
スキルの販売サイト「ココナラ」では、大学職員を目指す方に向けて、大学職員のエントリーシート(ES)・応募書類作成にあたってのサポートや、面接試験対策のサポートなど、採用試験対策をサポートするための様々なサービスが提供されています。また、私自身も「大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします」というサービスを提供し、これまでに50人以上の方のサポートをさせていただいております。様々なサービスがありますので、よりよいESを作成したい方や、面接対策をより深めたい方などは利用してみるとよいと思います。
<提供されている主なサービス>
大学職員の就職・転職を目指す方にアドバイスします(出品者:山田隆司)
大学職員応募のためのエントリー書類の添削をします(出品者:リフレクション工房さん)
大学職員のよくある質問100個と回答を提供します(出品者:0から始める大学職員さん)
私立大学職員の面接対策マニュアルを提供いたします(出品者:Christopher Wrightさん)
大学職員への就職をサポートします(出品者:akirahei@就活アドバイザーさん)
内定続々!大学職員への転職をサポートします(出品者:大学職員@教務課(大教さん)さん)
大学職員へのなり方、伝授します(出品者:キャリアコンサルタント コウさん)
勤務20年!国立大学 事務職員の本音教えます(出品者:ぱりっとさん)

身に付けておきたい知識・資格⑥:心理カウンセラー

次は、心理カウンセラーです。こちらは学生支援を行う部署で、あったほうがよい資格になります。

学生の中には、精神的に不安定な学生もいたりするので、そのような学生に適切に対応するためにはあったほうがよいのかなと思います。

身に付けておきたい知識・資格⑦:知的財産管理技能検定

次は、知的財産管理技能検定です。

知財管理などを扱う部署であったほうがよい資格になります。なかなかレアな資格になりますが、興味がある方は勉強してみるのもよいと思います。

上記に挙げて資格はあくまであったほうがよい資格なので、絶対なければならない資格ではありませんが、大学の業務に関係する資格として参考にしていただければと思います。

また、直接的な資格の取得にはなりませんが、放送大学などの通信制の大学で学んでいるというのも印象がいいです。社会人の方は、経営関係の学部などが個人的にはよいのかなと思っています。

「大学職員に採用されやすい人とは」まとめ

この記事では一番わかりやすい資格取得を例にして「前向きに頑張ってくれそうで、組織によい影響を与えてくれそうな人」という印象を与えるための方法をお伝えいたしました。

このような印象は資格取得以外にも作れると思うので、資格取得にこだわずにこのような印象を与えられるような行動をとれるとよいと思います。

ちなみに、あまりにも勉強の幅が広すぎてしまうと、何でも気が散ってしまう人と思われてしまうので、できれば、まずは、1~3つくらいの勉強から始めていただき、自分で継続できそうなもの2~3くらいに集中していくと、よりよい印象を与えることができると思います。

だいぶ長くなってしまいましたが、皆さんが大学職員の採用をゲットできることをお祈りしています。

~その他の大学職員コラム~

▼(会員限定)大学職員就職・転職対策サイトのご紹介▼
姉妹サイトの「大学職員就職・転職対策サイト」では、実際に応募した方のES作成例や面接試験で実際に出された質問など、一般では公開しにくい大学職員採用試験の生の情報を人数限定でお伝えしています。登録者が増えた場合は会員登録ができなくなりますので、ライバルに少しでも差をつけたいという方はお早めにご覧ください。
<よく見られる記事>
大学職員志望動機・志望理由実例集
大学職員ES項目別作成例集
大学別面接試験で実際に出された質問(50大学以上)
【100以上の面接試験を集計】面接試験で実際に出された質問TOP18
★【全12大学】最終面接で実際に出された質問まとめ
応募する大学が抱える課題や弱みを確認する方法
【全15個】テーマ別小論文作成例
テーマ別グループディスカッション対策
大学職員採用試験を受ける前に知っておくべきデータ66

管理人プロフィール

本サイトのコンテンツ一覧

大学職員の仕事理解・職業理解
大学職員の採用試験に応募する前の準備
応募書類作成・書類選考対策
筆記試験・適性検査、作文・小論文試験対策
集団面接・グループディスカッション対策
面接試験対策
大学職員の採用試験対策全般
大学職員採用試験対策のための業界研究
大学職員採用試験の合格・内定に関する情報
大学職員コラム

-大学職員コラム