ページが見つかりませんでした – 大学職員に就職・転職する方法 https://hspindex.com 大学職員への転職や就職を目指す人のための情報サイト Sun, 17 Mar 2024 21:54:32 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.25 142924813 大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年2月26日・3月4日の週版) https://hspindex.com/2024/03/18/4223/ Sun, 17 Mar 2024 21:54:32 +0000 https://hspindex.com/?p=4223 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・中央大学理工学部、2024年度よりダイバーシティ&インクルージョン科目および「ダイバーシティラウンジ」を新設
https://univ-journal.jp/242376/

[記事の概要]
中央大学理工学部は、2024年度4月からダイバーシティ&インクルージョン(D&I)科目を新設し、D&I拠点として後楽園キャンパスにダイバーシティラウンジを設置します。この新設は、より多様で包摂的な社会の実現への要請に応え、科学技術分野の諸課題や現代社会が抱える複雑な問題に対して、積極的に問題解決に取り組み、適切な解決策を見出す能力を持つ人材を養成することを目的としています。2024年3月14日には、ダイバーシティ&インクルージョンをテーマにしたシンポジウムを開催し、D&I科目の新設とダイバーシティラウンジの設置を記念します。

・福岡大学、半導体人材不足解消へ新教育プログラム始動
https://univ-journal.jp/242457/

[記事の概要]
福岡大学工学部電子情報工学科は、全国的な半導体人材不足に対応するため、「半導体工学教育プログラム」を始動します。このプログラムは、産学官が組織する九州半導体人材育成等コンソーシアムからの人材育成加速の呼びかけに応えたもので、2023年度入学生から部分的に実施し、2025年度入学生からは本格的に実施を目指します。プログラムでは、1年生から4年生まで半導体関連の授業を設け、特に3年生には集中講義型のインターンシップ科目を新設します。また、企業で働く技術者を講師に招いた特別講義や、クリーンルームでの半導体製造実習、半導体実装研究所での後工程実装実習など、実務的な教育も施されます。この教育プログラムは、日本がかつて世界をリードしていた半導体産業の低迷と、現在の半導体人材不足の解消を目指すものです。

・神奈川工科大学、早期合格者を対象とした入学前教育プログラムに「Monoxer」を活用
https://ict-enews.net/2024/03/07monoxer-7/

[記事の概要]
神奈川工科大学は、4月入学予定の早期合格者を対象にした入学前教育プログラムに、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」を活用しました。このプログラムでは、入学後に専攻する学問分野の必要な知識事項の習得を目指し、高校の既習範囲の復習や専門知識の予習が行われます。Monoxerの「自動難易度調整」と「学習計画機能」を通じて、学生一人ひとりの習熟度に合わせた個別最適な学びを提供し、スマートフォンを通じた手軽な学習により学習習慣の醸成にも寄与しました。早期合格した541名の学生が対象で、昨年12月から開始されたこのプログラムでは、累計学習回数2万7000回、40万問以上の演習問題に取り組み、1人あたり平均70回、約1000問程度の演習が行われました。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

リカレント教育・生涯教育

・【第一線で活躍するプロが教える】MBA・知的財産マネジメントの学位を授与する社会人大学院。金沢工業大学虎ノ門大学院が学位授与式。2024年3月10日(日)13時30分 虎ノ門キャンパス(東京都港区)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52877.html

[記事の概要]
金沢工業大学虎ノ門大学院は、社会人を対象としたイノベーションマネジメント研究科イノベーションマネジメント専攻の学位授与式を2024年3月10日に東京都港区の虎ノ門キャンパスで挙行しました。この大学院は、MBA(経営管理)と我が国初の学位であるMIPM(知的財産マネジメント)の2つの学位に対応したカリキュラムを提供するユニークな社会人大学院です。KIT虎ノ門大学院は、働きながら最短1年でMBAもしくはMIPMの学位を取得できるプログラムを提供し、経営・マーケティング分野においては日本最高クラスの講義品質を実現しています。また、2004年開設以来、多くの知的財産専門人材を輩出し、弁理士資格等の国家資格にも対応するカリキュラムを採用しています。

・聖学院大学「基礎自治体 若手・中核人材育成プログラム」、2023年度生による研究発表会を開催 〜包括連携協定を締結した13自治体の職員対象の研究プログラム〜
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52790.html

[記事の概要]
聖学院大学は、2023年度の「基礎自治体 若手・中核人材育成プログラム」における研究発表会を3月2日に開催しました。このプログラムは、聖学院大学が包括連携協定を締結した13の自治体の職員を対象にしており、組織・人事マネジメント、政策マネジメント、財政マネジメントの3コースから成り立っています。参加職員は1年間(全10回)を通じてマネジメントの基礎知識を学び、それぞれの自治体が抱える課題について研究を行います。今年で3年目を迎えるこのプログラムでは、9つの自治体から13名の職員が研究成果を発表し、各自治体の首長や管理職から講評を受けました。この取り組みは、真の地方自治を実現するために基礎自治体を学問的分野から支援し、大学の資源を活用して地域社会に貢献することを目的としています。

研究支援・研究成果の発信

・☆知らない研究に会いに行こう!☆第2回リサーチデーを2024年4月5日(金)に開催【神奈川工科大学(KAIT)】
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52779.html

[記事の概要]
神奈川工科大学(KAIT)は、2024年4月5日に第2回リサーチデーを開催します。このイベントでは、社会での実用化を目指した先進的な研究を数多く行っているKAITから、12の研究をピックアップし、オープンラボとして紹介します。参加者は、研究者と交流したり、実際に研究に使われている大学の設備を見学することができる貴重な機会を得られます。また、KAITの生成AI研究を紹介するKAIT AI zoneやmini講演、本学との産学連携について相談できる「産学連携コーナー」も設けられます。このイベントは、知らない研究に出会うことをコンセプトにしており、誰でも自由に参加できます。

学生支援

・求む 女子学生のロールモデル 3月4日から2024年度春期「社会人メンター」募集–昭和女子大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52755.html

[記事の概要]
昭和女子大学は、2024年春期に向けて「社会人メンター」を3月4日から募集します。この制度は2011年に同大学が独自に創設し、社会人経験を持つ女性が学生たちのキャリア形成や生き方についてアドバイスを提供します。メンターは、個人面談やグループ面談を通じて、学生に対して直接的なロールモデルとしての支援を行います。募集は、3年以上の社会人経験を持つ女性を対象にしており、応募方法は社会人メンターネットワークホームページから可能です。このプログラムは、学生が職業経験豊かな女性と直接対話できる貴重な機会を提供し、高い就職率を支える一助となっています。

就職・キャリア支援

・学生と企業のミスマッチを解消 新しくなった独自の就職マッチングサイト 「meRAI(みらい)」
https://mainichi.jp/univ/articles/20240228/org/00m/100/006000c

[記事の概要]
千葉商科大学は、学生と企業のミスマッチを解消する目的で、独自の就職マッチングサイト「me R AI(みらい)」を2023年12月14日にバージョンアップしました。このサイトは、学生と採用に積極的な企業が相互に情報を登録し、閲覧やメッセージ交換、オファー送信が可能です。新機能として「キャリアスキルシート」「交流掲示板」が追加され、使いやすさと情報の効果的・効率的な取得を目指しデザインも一新されました。これにより、企業は学生のキャリアスキルを選考時の参考にし、学生は企業から直接情報を得られます。千葉商科大学の常見陽平准教授は、このサイトが日本の就職活動に革新をもたらす可能性を秘めていると評価しています。

社会貢献・地域貢献

・相模女子大学・相模女子大学短期大学部「Sagamiチャレンジプログラム」にて学生が三重県熊野市に関する社会貢献活動を行います
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52854.html

[記事の概要]
相模女子大学と相模女子大学短期大学部では、「Sagamiチャレンジプログラム」を通じて、学生が三重県熊野市に関する社会貢献活動を行います。このプログラムは、学生が正課で学んだ専門知識を活かし、主体的に学ぶ社会貢献活動を目的としています。活動の一環として、三重県熊野市や丸山千枚田のPR活動が3月6日から7日にかけて、日本橋にある三重県アンテナショップ「三重テラス」で行われます。学生たちは、熊野市の棚田・丸山千枚田の保存活動や特産品のPRに取り組みます。「Sagamiチャレンジプログラム」は、学生のキャリア形成を支援し、社会に貢献する人材を育成することを目指しています。

・【インバウンド観光】【官学連携】神田外語学院の学生が千代田区の名所をまわる「インバウンド観光客向け街歩きツアー」に同行し外国人観光客をサポート ~官学連携で地域活性化&業界体験~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52846.html

[記事の概要]
神田外語学院の学生10名が、3月22日から4月2日に開催される「千代田のさくらまつり2024」で外国人観光客向けの街歩きツアーに同行し、言語サポートを行います。この活動は、千代田区と一般社団法人千代田区観光協会が主催する毎年恒例のイベントの一環で、外国人観光客に千代田区の魅力を広く知ってもらうことを目的としています。学生たちは英語での会話を通じて観光客をサポートし、実践の場としての経験を積みます。このプログラムは、神田外語学院が「インプット」だけでなく「実践」の場を提供することを重視しており、企業や自治体との連携を通じて学生に実践的な機会を多く与えることを目指しています。

・明星大学経営学部の学生が「武蔵五日市駅グルメマップ」を作成! ~あきる野市、あきる野商工会と連携して秋川渓谷の食の魅力を発信~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52750.html

[記事の概要]
明星大学経営学部の学生たちは、あきる野市およびあきる野商工会と連携して、「武蔵五日市駅グルメマップ」を作成しました。このプロジェクトは、あきる野市との包括的な相互協力・連携に関する協定の一環として行われ、秋川渓谷の食の魅力をPRする目的で実施されました。学生たちは、JR五日市線武蔵五日市駅周辺の11店舗を直接訪れ、取材を行いました。完成したグルメマップは、あきる野市内および檜原村内に約2万部が新聞折り込みとして配布され、さらに近隣施設にも設置される予定です。この取り組みは、地域の魅力を再発見し、地域活性化に貢献することを目指しています。

・金沢星稜大学、地域活動プロジェクトの学生団体が石川県の「銭湯」と「秋」の魅力を伝えるPR動画を制作
https://univ-journal.jp/242136/

[記事の概要]
金沢星稜大学の学生団体「SEIRYO Movie Creators」(SMC)は、地域活動プロジェクトの一環として、石川県の銭湯「松の湯」と「ピュア湧泉寺」の魅力を伝えるPR動画を制作しました。このプロジェクトは、石川県公衆浴場業生活衛生同業組合と連携し、地元で愛される銭湯の特徴や魅力を広くPRすることを目的としています。制作された秋バージョンの動画では、リニューアルオープンした「松の湯」と天然温泉100%の「ピュア湧泉寺」を紹介し、石川県の秋の風景や観光地の紅葉シーンも盛り込まれています。学生たちは、魅力的なシーンを撮影するために、湯舟の撮影角度や施設紹介の字幕にこだわり、試行錯誤しながら撮影を行いました。この活動を通じて、学生たちは地域貢献と実践的な学びの経験を積んでいます。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終面接で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

グローバル化

・東京大学が国際競争力向上へ文理融合の新課程、2027年創設へ
https://univ-journal.jp/242430/

[記事の概要]
東京大学は、国際競争力の向上を目指し、2027年秋に文理融合で5年制の新課程「College of Design(仮称)」を開設する計画を発表しました。この新課程では、グローバル入試を実施し、全世界から学生を募集します。目的は、社会システムの変革を含むデザインを幅広い概念として再定義し、人文学、自然科学、社会科学、工学などの分野を横断する学際的な知識に基づくデザイン教育を提供することです。1学年の定員は約100人で、学士課程と修士課程を一貫した5年制プログラムとなります。授業は全て英語で行われ、既存学部の学生も受講可能です。東京大学は、この新課程を通じて、学生が主体的に学ぶ環境を整え、世界水準の教育環境の実現を目指します。この取り組みは、日本の大学の国際的な地位の低下に対応し、アジア諸国の優秀な学生が日本ではなく他国の大学を選ぶ現状を変えることを目的としています。

・冬期日本語・日本事情プログラム 留学生が日本語や日本文化学ぶ ウクライナ支援も継続
https://mainichi.jp/univ/articles/20240301/org/00m/100/004000c

[記事の概要]
専修大学は、国際交流協定校からの留学生を中心に、日本語学習を希望する外国人を対象とした「冬期日本語・日本事情プログラム(JLC)」を1月10日から開講しました。このプログラムには、韓国、カナダ、オーストラリア、ポルトガルなどからの学生50人と、ウクライナから避難してきた2人を含む計52人が参加しました。参加者は2月24日まで国際交流会館に滞在し、レベルに応じた日本語学習や日本文化体験を行いました。専修大学はウクライナ支援の一環として、日本に避難している人々を対象にJLCへの受け入れを行い、受講料と滞在費を免除しています。

入試・広報・高大連携

・大阪電気通信大、中高生「工学部魅力発見イベント」3/20
https://resemom.jp/article/2024/03/04/76227.html

[記事の概要]
大阪電気通信大学は、2024年3月20日に中高生を対象とした「工学部魅力発見イベント」を開催します。このイベントでは、電気車いすやロボットの操作、AI生成、宇宙線ミューオン測定などの体験や工学部の課外活動の紹介も行われます。また、工学部ならではの学びの特長や専門教育、学科横断型授業、工学系課外活動、資格・キャリアについて紹介される予定です。体験イベントには、電動車いす競技「サイバスロン」、基礎理工学科名物授業「卵落としコンテスト」、宇宙線ミューオン測定、泥水を浄化する「凝集操作」、ペダル式人力発電、2D画像から3Dモデルへの再構築、レスキューロボット操作などが含まれます。対象は、モノづくりに興味のある中学生と高校生です。

大学経営

・立命館アジア太平洋大学、高校生副学長を募集し新たな改革へ
https://univ-journal.jp/242698/

[記事の概要]
立命館アジア太平洋大学(APU)は、大学改革の一環として高校生特命副学長の募集を開始しました。この取り組みは、米山裕学長の新プラン「Leap Beyond Global」の実現を目指すもので、選ばれた高校生が大学運営に若い世代の視点から提言を行います。募集対象は2024年4月時点で高校1、2年生で、国籍は問われません。選考は書類とプレゼンテーション動画による一次選考の後、オンライン面談によって決定されます。この新プランは、従来の枠を超えた新しい大学のあり方を目指し、高校生や在校生を大学運営に積極的に迎え入れることで、若い世代の意見を反映させることを目的としています。立命館アジア太平洋大学は、高校生に続き、在校生特命副学長の募集も計画しています。

・神戸松蔭女子学院大学が共学化、名称変更し2025年度から「神戸松蔭大学」へ
https://univ-journal.jp/242542/

[記事の概要]
神戸松蔭女子学院大学は、2025年度から「神戸松蔭大学」として男女共学化します。この決定は、女性の地位向上への貢献と、女子大離れや定員割れの現状に対応するためです。1892年設立の同大学は、現在文学部、教育学部、人間科学部を有し、約1,600人の女子学生が在籍しています。共学化に伴い、学科の見直しも行われ、グローバルコミュニケーション学科や新たな人間科学科が設置されます。この変更は、入学者増加を目指し、時代の変化に対応するための一歩として計画されています。

・足利短期大学、2025年度から学生募集を停止
https://univ-journal.jp/242459/

[記事の概要]
足利短期大学は、2025年度から学生募集を停止することを発表しました。1979年の開学以来、地域の保育人材育成に貢献してきた同大学は、こども学科と看護学科を中心に多くの卒業生を輩出しています。しかし、18歳人口の減少や4年制大学への進学志向の高まりなどにより、今後の学生確保が難しいと判断されました。学校法人は、新入生と在学生への教育活動や進路支援を引き続き行い、卒業後のサポートも責任を持って継続します。足利短期大学附属高等学校及び幼稚園は、校名変更を検討しつつ運営を継続する予定です。

・北星学園大学短期大学部、2025年度以降の学生募集を停止
https://univ-journal.jp/242433/

[記事の概要]
北星学園大学短期大学部は、2025年度以降の学生募集を停止することを決定しました。この決断は、少子化と若者の短大離れによる定員割れが主な理由です。短期大学部には英文学科と生活創造学科があり、過去3年間はいずれも定員割れを続けていました。1951年に北星学園女子短期大学として開学し、2002年に男女共学化した同部は、キリスト教に基づく教育を掲げ、2万人以上の卒業生を送り出してきました。今後、学校法人は4年制の北星学園大学や中学、高校の経営に注力し、キリスト教に基づく教育の推進を続ける予定です。全国的に短期大学部の募集停止が進む中、北海道では旭川市立大学や北海道武蔵女子大学が短期大学部を継続しています。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年2月19日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年2月5日・12日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月22日・29日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月1日・8日・15日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月18日・25日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年2月19日の週版) https://hspindex.com/2024/03/02/4203/ Fri, 01 Mar 2024 23:05:01 +0000 https://hspindex.com/?p=4203 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・中央大学理工学部、2024年度からD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)科目新設&後楽園ダイバーシティラウンジを設置 ―3月14日に記念シンポジウム「理工D&I教育がひらく未来」を開催―
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52730.html

[記事の概要]
中央大学理工学部は、2024年度からダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に関する科目を新設し、後楽園キャンパスにダイバーシティラウンジを設置します。この新しい取り組みは、より多様で包摂的な社会の実現に向けた中央大学理工学部の教育体制の整備を目指しています。新設されるD&I科目では、ジェンダー・セクシュアリティ論、障害学、多文化共生論など、現代社会が直面する様々な課題に対する理解を深め、科学技術分野におけるこれらの問題への取り組み方を学ぶことができます。これらの科目を通じて、中央大学理工学部は、社会の要請に応えることができる人材の育成を目指しています。また、2024年3月14日には、これらの取り組みを記念して「理工D&I教育がひらく未来」をテーマにしたシンポジウムが開催されます。

・京都芸術大学・京都精華大学・立命館大学、ゲーム制作合同ゼミ「AIゲーム ワークショップ」開催
https://ict-enews.net/2024/02/22kyoto-art/

[記事の概要]
京都芸術大学、京都精華大学、立命館大学は共同で、「AIゲーム ワークショップ」を開催しました。このワークショップは、京都芸術大学芸術学部、京都精華大学デザイン学部、立命館大学映像学部の学生約15名を対象に行われ、ゲーム制作におけるAIの最新動向や将来の展望について学びました。モリカトロン代表取締役である森川幸人氏による「ゲーム×AI」に関する講演の後、AIを用いたシナリオ生成ゲームをプレイするグループワークが実施され、参加学生はゲームとAIの組み合わせによる未来について深く考察しました。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

研究支援

・大学の研究資金受入額、2022年度は6.8%増 文部科学省調査
https://univ-journal.jp/242417/

[記事の概要]
全国の国公私立大学の研究資金受入額が2022年度に前年度比6.8%増の4,390億円に達したことが、文部科学省の調査で明らかになりました。この増加は、民間企業からの受入額が前年度比8.1%増の1,381億円、共同研究による受入額が9.0%増の973億円と、共同研究や受託研究、治験、知的財産権に関する活動が活発になった結果です。特に、1件当たりの受入額が1,000万円を超える共同研究の受入額は、前年度比10.6%増の558億円に上り、共同研究1件当たりの平均受入額は約321万8,000円でした。また、特許権など知的財産権による受入額も前年度比で4億2,000万円増の65億1,000万円に達し、そのうち特許権による受入額が全体の約7割を占める44億8,000万円でした。この調査結果は、大学と産業界との連携が一層深まり、研究開発活動が盛んになっていることを示しています。

学生支援

・【武蔵野大学】57の学生起業プロジェクトが集結!アントレプレナーシップの祭典「EMC SUMMIT −未来の前では、誰もが仲間だ。−」を開催~「アントレプレナーシップは教えることはできない。しかし育むことはできる。」を確信!~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52739.html

[記事の概要]
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、2024年1月27日に「EMC SUMMIT −未来の前では、誰もが仲間だ。−」を開催しました。このイベントでは、学生が取り組む57のプロジェクトが展示され、選抜された11チームがピッチを行いました。参加者は現地とオンライン合わせて1,000名を超え、アントレプレナーシップの育成と学生の実践的な学びの場を提供することを目的としています。教員陣は「アントレプレナーシップは教えることはできないが、育むことはできる」と確信を表し、学生たちの成長とプロジェクトへの情熱を称賛しました。次回は「EMC global SUMMIT」として、2025年2月1日に国際的な規模での開催を予定しています。

社会貢献・地域貢献

・昨年は2,000名を超える来場者!甲南大学が親子で楽しむイベント「キッズフェスティバル2024」を3月10日(日)に開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52726.html

[記事の概要]
甲南大学は、2024年3月10日に岡本キャンパスで親子向けイベント「キッズフェスティバル2024」を開催します。このイベントは、「えがお満開宣言!~みんなの笑顔で彩る一日~」をテーマに、地域への感謝を込めて2017年から続けられており、昨年は2,000名を超える来場者がありました。縁日やエコバッグ作り、キラキラ砂時計作りなどの工作活動、女子陸上競技部による「かけっこ教室」、マジックショーなど、甲南大生と交流できる多彩なプログラムが用意されています。さらに、消防士体験やミニ四駆製作など、地域企業・団体と協力した体験型プログラムも予定されており、親子で楽しめる内容が満載です。

・千葉商科大学学生が地域活性化イベント「鎌ケ谷プロモーションDAY!!」を3/16・17に開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52707.html

[記事の概要]
千葉商科大学政策情報学部は、鎌ケ谷市の地域活性化を目的とした「鎌ケ谷プロモーションDAY!!」を3月16日(土)と17日(日)に開催します。2021年12月に鎌ケ谷市との包括協定締結以来、学生主導で地域紹介冊子の制作や市民向けイベントなどを実施してきました。このイベントでは、地域探究型のロゲイニングカードゲームや社会課題をテーマにしたゲーム体験会、プロジェクションマッピング上映など、学生が制作したプログラムを通じて鎌ケ谷市の魅力や社会問題について楽しみながら学べる内容が用意されています。イベントは無料で参加可能で、鎌ケ谷市南部公民館で行われます。

グローバル化

・金沢星稜大学、「留学生文化体験ウィーク」を実施 留学生が茶道を体験
https://univ-journal.jp/241785/

[記事の概要]
金沢星稜大学は、2023年12月20日に「留学生文化体験ウィーク」を実施し、台湾や中国からの留学生4名が茶道を体験しました。このイベントは、茶道部の協力のもと、大学内の「群青の間」で行われ、留学生たちは日本の伝統的な茶の湯の作法や歴史について学びました。参加した留学生は、正座の習慣の違いや、抹茶と和菓子の味わい、和室の静かな雰囲気を楽しむとともに、茶道が持つ心の静寂や美意識、共有と感謝の精神について深く感じ取ることができたと述べています。この文化体験を通じて、留学生たちは日本の伝統文化に触れ、異文化理解の促進に貢献しました。

入試・広報・高大連携

・女子学生から女子中高生へエール本、大阪大学が「will」発行
https://univ-journal.jp/242401/

[記事の概要]
大阪大学は、女子中高生に向けて大学の魅力を伝える広報冊子「will」を発行しました。この冊子は、女子学生から中高生へのエールを送る内容で、学年別の女子学生インタビューや理系で学ぶ女子学生の対談、卒業生のメッセージなどを通じて、女子中高生が知りたい情報を紹介しています。OECDによると、STEM分野における女子学生の割合は日本が加盟国中最低水準であり、大阪大学でも理工系分野の女子学生割合が30%を下回っています。この冊子は、無意識の偏見や固定観念に対抗し、理工系に興味を持つ女子中高生が進路を変更することなく、自分の興味や能力に応じた分野を選択できるようにすることを目的としています。大阪大学は、女子中高生が理工系分野に進むことを促し、ダイバーシティとインクルージョンの観点からSTEM分野の女性の割合を高める取り組みを進めています。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終面接で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

大学経営

・姫路日ノ本短期大学、2025年度以降の学生募集停止を決定
https://univ-journal.jp/242343/

[記事の概要]
学校法人日ノ本学園は、2024年2月7日の理事会で、2025年度以降の姫路日ノ本短期大学の学生募集を停止することを決定しました。1974年に開校して以来、49年間で6,525人の卒業生を輩出し、地域社会で幅広く活躍してきました。しかし、18歳人口の減少や4年制大学への志向の高まりなど、短期大学にとって厳しい社会状況が続き、大幅な定員割れが問題となっていました。学園内での議論の結果、学生募集の停止が決定されました。2024年度の入学生および在学生への教育や進路支援は変わらず全力で行われ、学籍簿の管理や証明書の発行などのサポートも継続されます。この決定により、播磨エリアの短期大学は豊岡短期大学姫路キャンパスと兵庫大学短期大学部の2校となります。

・名古屋女子大学、2025年度から共学化、短大は募集停止へ
https://univ-journal.jp/242338/

[記事の概要]
名古屋女子大学は、学校法人越原学園の理事会で2025年度から男女共学化し、大学名を「名古屋葵大学」に変更することを決定しました。同時に、短期大学部は2025年度以降の学生募集を停止します。この決定は、若者の女子大学や短期大学からの離れが進み、定員割れが深刻化している状況を受けたものです。名古屋女子大学は1915年に名古屋女学校として開校し、1964年に現在の名前になりました。しかし、収容定員に対する充足率が7割足らずとなっており、18歳人口の減少も見込まれる中で共学化を選択しました。新名称の「葵」は、学園創立の地である名古屋市東区葵町にちなんでいます。名古屋女子大学短期大学部は1950年に名古屋女学院短期大学として開設され、1964年に現在の名称になりましたが、今回の共学化に伴い、その歴史に幕を下ろすことになりました。

ランキング・調査

・【大学受験2024】国公立大の人気上昇、難関7大学で志願者増…河合塾
https://resemom.jp/article/2024/02/22/76063.html#google_vignette

[記事の概要]
河合塾は2024年2月21日に「2024年度国公立大志願状況」を公開し、国公立大学入試の動向分析を行いました。分析によると、2024年度の国公立大学一般選抜の総志願者数は前年度比110人増の423,256人で、志願倍率は4.3倍と前年度と同じでした。特に、難関国立大学では10大学中7大学(東京大、京都大など)で志願者が増加しました。この結果は、18歳人口と大学入学共通テストの受検者数が減少している中で、国公立大の人気が上昇していることを示しています。また、新課程入試を控えた安全志向の動きは見られませんでした。文系では「文・人文」、理系では「総合・環境・情報・人間」の分野で志願者が増加しましたが、「社会・国際」「法・政治」「農」などの分野では減少が見られました。

その他

・2024年度入試、18歳人口減少でも私立大学志願者数は増加
https://univ-journal.jp/column/2024242332/

[記事の概要]
2024年度の大学入試において、18歳人口の減少にもかかわらず、私立大学の一般選抜志願者数は昨年よりもやや増加していることが明らかになりました。河合塾と代々木ゼミナールの情報サイトによると、全体の志願者数は前年比で102%(河合塾集計)と100.6%(代々木ゼミナール集計)となっており、特に共通テスト利用方式での志願者数が増加しています。学部系統別では、外国語、神・仏教、国際、社会福祉、医、看護、医療技術、芸術の分野で志願者数が増加しており、特に外国語と国際分野の回復が見られます。また、早慶上智、東京理科大のトップグループや成蹊大学、成城大学、明治学院大学、國學院大学、武蔵大学のグループで前年比の伸びが目立ちます。この結果は、各大学の努力によって受験生の動向に影響を与えることが可能であることを示しています。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年2月5日・12日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月22日・29日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月1日・8日・15日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月18日・25日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月4日・11日の週版)

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4203
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年2月5日・12日の週版) https://hspindex.com/2024/02/26/4200/ Sun, 25 Feb 2024 21:57:35 +0000 https://hspindex.com/?p=4200 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・札幌大学の学生が北海道議会議員と意見交換会を実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52680.html

[記事の概要]
札幌大学の学生16名が、2月6日と7日の2日間にわたり、北海道議会庁舎で北海道議会議員と意見交換会を実施しました。この取り組みは、学生が地域の課題を知り、地方政治への興味関心を深める機会を提供するため、北海道議会との包括連携協定に基づいて行われたもので、北海道内の大学で唯一の事業です。学生たちは自由にテーマを設定し、地域社会が抱える諸問題について議論を重ね、意見交換会では、自身の経験を交えながら課題解決のための具体的な提案を行いました。議員からは様々な視点からの意見やアドバイスが寄せられ、学生たちの探究心を刺激しました。また、常任・特別委員会の傍聴や庁舎見学も行われ、学生たちは道議会を身近に感じる貴重な体験をしました。

・–大学の学びを地域の課題解決につなげる学生主体の活動–八尾市オリジナルコミュニケーションエコバッグの制作に、学生たちが携わり完成、販売へ
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52659.html

[記事の概要]
大阪樟蔭女子大学の学生たちがデザインを手掛けた八尾市オリジナルのコミュニケーションエコバッグが完成し、2月17日からアリオ八尾にある障がい者作業所のアンテナショップ「いろどり」で販売を開始しました。このプロジェクトは、八尾市障がい者基本計画ワーキング会議とのコラボレーションにより実現し、障がいを持つ人々やコミュニケーションに課題を持つ人が、店員とスムーズにコミュニケーションを取れるようにデザインされました。エコバッグには、「レジ袋がいる、いらない」「お弁当を温める」「現金で支払う」などのコミュニケーションを助けるイラストが含まれています。この取り組みを通じて、学生たちは多様な人々との交流を深め、地域とつながる力を身につけるとともに、自信や達成感を得ることができました。

・兵庫県の大学生と社会人が学び合う「全員発揮型のリーダーシップ」開発セミナー–2月15日に大学コンソーシアムひょうご神戸と共催【甲南女子大学】
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52576.html

[記事の概要]
甲南女子大学は、一般社団法人大学コンソーシアムひょうご神戸および特定非営利活動法人日本アクションラーニング協会と共同で、2024年2月15日に「全員発揮型のリーダーシップ」開発セミナーを開催しました。このセミナーは、兵庫県内の大学生と社会人が集い、対話を通じて相互に学び合うことを目的としています。甲南女子大学では、2017年度から西日本の大学で初めてこの種のリーダーシップ教育プログラムを導入しており、リーダーシップを「チームの目標達成のために他者に与える影響力」と定義しています。セミナーでは、アクションラーニングの手法である「質問会議」を取り入れ、参加者は質問力や課題発見力、自己変革力など、新時代に対応する力を養うことができます。この取り組みは、兵庫県受託事業として、多様性の高い学びの場を提供し、新しい時代のリーダーシップ育成の模範を目指しています。

・問題解決型チャレンジプログラム 20チームが成果発表
https://mainichi.jp/univ/articles/20240206/org/00m/100/010000c

[記事の概要]
専修大学キャリアデザインセンターが主催する「課題解決型インターンシップ」が、「問題解決型チャレンジプログラム」としてリニューアルされました。新プログラムでは、問題の把握や原因分析から解決策の立案・実行までを一貫して行い、問題の根本的解決を目指します。今年度は、事業企画、マーケティング、イベント運営など多様な20プロジェクトが実施されました。アステラス製薬チームは「ドラッグ・ラグ、ドラッグ・ロス」問題に着目し、啓発活動を行いました。オープン川崎チームはウィキペディアへの執筆・投稿を通じて地域情報を発信しました。日本出版販売チームはブックフェアを開催し、プレゼン力や交渉力、問題解決力を身につけました。これらの活動を通じて、学生たちは学部・学年の垣根を超えて協力し、実践的なスキルを習得しました。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

リカレント教育・生涯教育

・京都橘大学、社会人向け「情報学リスキリング講座」をオンライン無料公開中
https://ict-enews.net/2024/02/09tachibana-u/

[記事の概要]
京都橘大学は、情報化社会をリードするための「社会人向けリスキリング講座」をオンラインで無料公開しています。この講座は、1月初旬から3月31日まで提供され、情報学の体系的な知識を基礎から学べる機会を提供しています。講座は演習を重視した授業構成で、実践的な技術力の習得を目指しています。文科省の「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」にも採択されており、AIや情報技術の活用、DX推進の担い手、管理職、ITエンジニアなど、幅広い受講資格を持つ人々に向けて開かれています。全11科目が提供され、各科目は京都橘大学をはじめとする複数の大学の教員陣によって担当されます。受講は無料で、定員は全科目受講が50人、部分受講が1000人です。各科目の確認テストで80%以上正解すると修了証書が授与されます。

学生支援

・Adeccoの「IKIGAI Compass」が十文字学園女子大学の授業に導入
https://ict-enews.net/2024/02/09adecco-2/

[記事の概要]
十文字学園女子大学は、Adeccoが開発した若年層向けライフビジョン発見プログラム「IKIGAI Compass」を「キャリアデザイン入門」授業に導入しました。このプログラムは、大学生を含む若者が自分のライフビジョンを明確にし、自分らしく生きるための選択を支援することを目的としています。アクティブ・ラーニングとキャリア・コンサルティング・メソッドを融合し、感受性、深耕力、主体性の3つの力を習得するトレーニングを提供します。学生はグループワークや個人ワークを通じて自己理解を深め、IKIGAIのフレームワークを用いて自身のビジョンを発見するサポートを受けました。

就職・キャリア支援

・白百合女子大学が3月20・21日にANA総研との連携で「ホスピタリティ・キャリアフォーラム」を開催、ANA Blue Baseの見学も予定 ―20日には春季キャンパスガイダンスも実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52584.html

[記事の概要]
白百合女子大学は、3月20日と21日にANA総研と連携して「ホスピタリティ・キャリアフォーラム」を開催します。このイベントは、ホスピタリティや航空業界に関心のある学生、高校生、保護者、教員を対象にしており、ホスピタリティ・マネジメントプログラムの一環として行われます。20日には白百合女子大学キャンパスで講演があり、21日にはANAのトレーニングセンター「ANA Blue Base」の見学が予定されています。このフォーラムは、参加者が航空業界の特徴や課題、将来の取り組みについて理解を深める機会を提供します。

・東京女子大学の短期集中型総合面接対策講座「起死回生!面接対策2Days」が対面・オンライン両方の対策を網羅する内容に進化–本番直前対策として就活が不安な学生をサポート
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52636.html

[記事の概要]
東京女子大学キャリア・センターは、就職活動に不安を感じる学生を対象に、短期集中型の総合面接対策講座「起死回生!面接対策2Days」を開催します。この講座は、就職面接のマナーやグループディスカッション、個人・集団面接、役員面接の実践的なトレーニングを2日間で集中的に行い、学生が自身の強みを自覚し活用できるようになることを目的としています。今年度からは、対面とオンラインの両方の形式での面接練習を導入し、実際の採用選考に近い環境での対策が可能になりました。このプログラムは、学生が自分自身と向き合い、キャリアをデザインする機会を提供し、個性を十分に発揮できるようサポートすることを目指しています。

社会貢献・地域貢献

・神戸の大学生が「南京町春節祭」のコンシェルジュに — 南京町商店街振興組合と協働で地元の魅力を発信【甲南女子大学】
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52479.html

[記事の概要]
甲南女子大学の国際学部多文化コミュニケーション学科の学生たちは、2024年2月10日から12日まで神戸市中央区の南京町で開催される「春節祭」にて、インフォメーションブースの運営を担当します。この活動は、来場者に春節祭を楽しんでもらうためのコンシェルジュ役として、4ヶ国語での対応を行います。甲南女子大学と南京町商店街振興組合の連携によるこの取り組みは、地元神戸の魅力を発信し、地域振興に貢献することを目的としています。学生たちは、中国文化や南京町に関する知識を活かし、国内外からの来場者を温かく迎えます。この活動は、学生たちが地域社会に積極的に関わり、実践的な学びを深める機会となっています。

・学生と高校生が呉市の魅力発信 2月10日、「呉koiフェス2024」を企画運営–広島国際大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52604.html

[記事の概要]
広島国際大学は、若者のチャレンジを支援する「呉未来塾」と協力して、2024年2月10日に呉市の魅力を発信するイベント「呉koiフェス2024」を開催します。このイベントは、大学生と呉市の高校生が共同で企画・運営を行い、地域活性化に貢献することを目的としています。イベントでは、プロジェクションマッピング、ブライダルファッションショー、歌謡ショー、よさこいパフォーマンスなど、多彩なプログラムが予定されており、地元グルメや雑貨のブースも出展されます。広島国際大学は、地域の課題解決や魅力発信に貢献できる人材育成を目指し、地域との連携を強化しています。

・コミュニティ通訳研究ゼミ学生が府中市に暮らす外国人のための転入手続きガイドブックを作成
https://mainichi.jp/univ/articles/20240202/org/00m/100/009000c

[記事の概要]
東京外国語大学のコミュニティ通訳研究ゼミの学生たちは、府中市と協働で「府中市へようこそ!転入手続きガイドブック」を製作しました。このガイドブックは、府中市に新しく移り住む外国人住民を対象に、市内の様々な生活情報を提供することを目的としています。完成報告会は2024年1月19日にオンラインで開催され、ガイドブックの内容や製作過程が発表されました。学生たちは、防災、ごみ出し、高校進学、公共施設、部屋探し、散歩スポット、妊娠・出産など、生活に密接なテーマについて情報をまとめ、外国人住民が府中市での生活をスムーズに始められるようサポートしています。この取り組みは、学生たちが地域社会に貢献し、多文化共生の推進に寄与する実践的な活動です。

グローバル化

・帝京平成大学がタイ王国から来日した学生との交流会を中野キャンパスで開催 — ゲームやフリートークで交流を深める
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52073.html

[記事の概要]
帝京平成大学は、タイ王国のランシット大学から来日した学生との交流会を中野キャンパスで開催しました。このイベントは、両校の学生がゲームやフリートークを通じて互いの文化を学び合う機会を提供しました。ランシット大学の学生は、帝京平成大学との提携による短期研修プログラムの一環として来日しており、この交流会はその活動の一部でした。参加学生は、グループ対抗の自己紹介ゲームや学内見学を通して、相互理解と友情を深めました。帝京平成大学は、今後もランシット大学との学生交流を継続し、国際交流キャンパスメイトを中心に学内での国際交流を促進していく予定です。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終面接で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

入試・広報・高大連携

・学生目線で共立女子大学・共立女子短期大学の魅力を発信していく、学生スタッフチーム「共立Bouquet」が活動中 –学生の社会人スキルを向上させながら、高校生に寄り添った広報活動の実現を目指す
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52705.html

[記事の概要]
共立女子大学・共立女子短期大学は、学生スタッフチーム「共立Bouquet」を通じて、学生目線での広報活動を強化しています。このチームは、高校生に共立女子大学・短期大学の魅力をより身近に感じてもらうために、InstagramやTikTokを活用して情報発信を行っています。共立Bouquetは、学生たちが自らのアイデアでコンテンツを企画・制作し、高校生が大学生活に抱く不安を「楽しみ」に変えることを目指しています。学生たちは、リーダーシップや社会人スキルの向上を目指しながら、高校生に寄り添った広報活動を展開しており、今後も活動の幅を広げていく予定です。

・先輩からのエールを届けたい! 大阪大学が女子中高生向けの広報冊子「will」を発行 ~進路選択におけるアンコンシャス・バイアス払拭を目指して~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52684.html

[記事の概要]
大阪大学は、女子中高生向けに大学生活の魅力とSTEM分野への進路選択を促す広報冊子「will」を発行しました。この冊子は、女子学生のリアルな声や経験を通じて、進路選択におけるアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を払拭し、女子中高生が自分の興味や適性に合った分野、特にSTEM分野への進学を考えるきっかけを提供することを目的としています。冊子には、大阪大学の女子学生によるインタビューや対談、留学体験談、卒業生からのメッセージなどが掲載されており、女子中高生が抱える疑問や不安に寄り添った内容となっています。大阪大学は、女子学生の理工系分野への志願者数増加を目指し、女子中高生が自然科学系分野に興味を持ち続け、進路選択の際にその興味を生かせるようサポートする取り組みを進めています。

・北星学園大学が2月26日に大学生・高校生による「主体的な学びの取り組み事例」発表会「Hokusei Student Action」を開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52587.html

[記事の概要]
北星学園大学は、2月26日に「Hokusei Student Action」と題した発表会を開催します。このイベントでは、大学生と高校生が自らの主体的な学びの取り組み事例を発表します。北星学園大学では2016年度から「『学び』のための学生プロジェクト助成制度」を設け、学生主体の学びを支援しています。今年度は、農業や古紙回収リサイクルなど様々なテーマで学生プロジェクトが採択されました。発表会では、これらのプロジェクトの成果発表のほか、大阪成蹊大学の成瀬尚志准教授による講演も行われます。このイベントを通じて、学生や生徒が主体的に学ぶ姿勢を共有し、互いに刺激し合う機会を提供することを目指しています。

・明星学苑が起業を体感する体験教育プログラム 第1 回「高校生アントレプレナーズチャレンジTAMA」を開催 ~多摩地域で学ぶ高校生に起業活動の体験学習の機会を提供します~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52633.html

[記事の概要]
明星大学は、2024年3月22日にTOKYO創業ステーションTAMAで、高校生を対象とした起業体験教育プログラム「高校生アントレプレナーズチャレンジTAMA」を開催します。このプログラムは、起業に関する知識やスキルを現役起業家から学び、実践的な体験を通して起業活動を体感する機会を提供します。参加費は無料で、テーマは「高校生向けの商品・サービスを企画し、販売してみよう!」です。参加者はグループに分かれてアイデアを創出し、プレゼンテーションを行い、架空のお金を用いて取引するプログラムに挑戦します。明星学苑は、このプログラムを通じて多摩地域の高校生に起業活動の体験学習の機会を提供し、起業家精神の育成と理解の促進を目指しています。

大学経営

・東京都北区の星美学園短期大学、2025年度以降の学生募集を停止
https://univ-journal.jp/242076/

[記事の概要]
学校法人星美学園は、星美学園短期大学(東京都北区)の2025年度以降の学生募集を停止することを決定しました。この決定は、18歳人口の減少と社会情勢の変化により、入学者数が定員割れを続け、財政的な支援が困難になったためです。学園は、短期大学の存続のために様々な可能性を模索してきましたが、最終的に募集停止という決断に至りました。学園は、2024年度入学生を含む在学生が卒業するまで、充実した学生生活を送れるよう支援し、就職支援や進路確保にも誠意を持って対応する予定です。星美学園短期大学は1960年に開校し、幼児保育学科を中心に教育を行ってきました。

・東京経営短期大学を募集停止し、環太平洋大学の学部新設へ
https://univ-journal.jp/242063/

[記事の概要]
学校法人創志学園は、東京経営短期大学(千葉県市川市)を2025年度以降の学生募集を停止し、四年制の環太平洋大学(岡山県岡山市)の学部として発展的に改組することを決定しました。東京経営短期大学は、こども教育学科と経営総合学科の2学科を持ち、1992年の開学以来、5,150人の卒業生を社会に送り出してきました。この改組により、2025年4月からは環太平洋大学の東京キャンパスとして国際経済経営学部の開設を目指します。この変革は、若者の四年制大学志向の高まりに応え、国際的な経済経営教育を展開することを目的としています。東京経営短期大学の在学生に対しては、卒業及び進路決定まで責任を持って教育活動を行い、卒業後の学籍管理や各種証明書の発行などは環太平洋大学東京キャンパスが対応します。

・九州龍谷短期大学、2025年度以降の学生の募集を停止
https://univ-journal.jp/241983/

[記事の概要]
九州龍谷短期大学は、2025年度以降の学生募集を停止することを決定しました。この決定は、全国的に短期大学志願者が激減し、特に九州龍谷短期大学でも定員割れが常態化するなど、厳しい経営状況が続いているためです。学校は四年制大学への改組や学科・コースの変更など、様々な対策を検討しましたが、最近の志願者数の大幅な減少傾向を受け、募集停止の決断に至りました。九州龍谷短期大学は、1952年に開校し、約9,000人の卒業生を輩出してきました。学校は、2024年度入学生および在学生の教育と進路支援に全力を尽くすとしています。また、筑後佐賀エリアでは他の短期大学も募集停止を発表しており、地域の高等教育機関の再編が進んでいます。

・関西学院短期大学へ、聖和短大が名称変更し共学化
https://resemom.jp/article/2024/02/14/75882.html

[記事の概要]
聖和短期大学は、2024年4月に関西学院短期大学へ名称を変更し、共学化します。この変更は、千葉武夫現学長の任期満了に伴う学長選挙の結果、碓氷ゆかり教授が次期学長に選出されたことも発表されました。聖和短期大学は、145年にわたり幼児教育・保育分野で幼稚園教諭や保育士を養成してきた伝統ある学校です。2009年に関西学院と法人合併し、過去13年間で約2,000名の保育者を輩出しています。碓氷新学長の専門は病弱児の保育学で、聖和大学大学院で教育学の修士を取得しています。任期は2024年4月1日から2027年3月31日までの3年間です。

その他

・【青山学院大学】経営学部が保護者等向け「卒業論文学術報告会」を開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52647.html

[記事の概要]
青山学院大学経営学部は、保護者や関係者向けに「卒業論文学術報告会」を開催しました。このイベントは、学生が卒業論文や研究活動を報告し、感謝の意を表する場として設けられました。2024年1月20日に青山キャンパスで行われ、学生、保護者、教員合わせて200名以上が参加しました。報告会では、学生がゼミごとに教室に分かれて研究報告を行い、その後ティーパーティーで交流が深められました。このイベントは、学生の4年間の学びの集大成を保護者に見てもらうために経営学部が昨年度から開始したもので、今回が第2回目の開催でした。青山学院大学経営学部は、今後もこの報告会を継続し、保護者と学生の研究活動に関する直接対話の機会を提供していく予定です。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月22日・29日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月1日・8日・15日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月18日・25日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月4日・11日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月20日・27日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月22日・29日の週版) https://hspindex.com/2024/02/25/4197/ Sat, 24 Feb 2024 21:20:37 +0000 https://hspindex.com/?p=4197 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・早稲田大学データサイエンス教育コンテンツ提供を受け、「早稲田大学連携科目」を開設–大学の垣根を超えたデータ活用人材の育成で連携/「早稲田大学データ科学オープン認定」での証明書発行も
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52486.html

[記事の概要]
東京女子大学は、早稲田大学と学術交流協定を締結し、2024年度から早稲田大学が提供するデータサイエンス教育コンテンツを活用した「早稲田大学連携科目」を開設します。この取り組みにより、東京女子大学の「AI・データサイエンス科目」において、早稲田大学が全学生向けに展開してきたデータサイエンス教育のノウハウや、フルオンデマンドの教育コンテンツ、Learning Assistantによる学習支援を含む教育スキームが提供されます。このプログラムを通じて、データサイエンスの理論とスキル、専門知識を結びつける力を身につけることが目指されます。また、早稲田大学が設定する基準を満たした学生には、「早稲田大学データ科学オープン認定」による認定証明書が発行され、大学の垣根を超えたデータ活用人材の育成が促進されることを目指しています。

・社会人・大学生・高校生がともに学ぶ新たな教育プログラム 「上智地球市民講座」が2024年4月に開講します
https://kyodonewsprwire.jp/release/202401295854

[記事の概要]
上智大学は、社会人、大学生、高校生を対象にした新たな教育プログラム「上智地球市民講座」を2024年4月に開講します。このプログラムは、従来の生涯学習プログラムとは異なり、社会課題、技術革新、社会変革の3つのテーマを中心に据えています。具体的には、SDGsや気候変動、エネルギー問題、難民問題、AI、バイオテクノロジー、ビッグデータなどの先端技術や、働き方、生き方、哲学に関する内容を学びます。この講座は、現代社会の閉塞感や不安感を乗り越え、地球市民としての生き方を前向きに捉え、自己成長を促すことを目的としています。多様なバックグラウンドを持つ受講生が集い、さまざまな視点から意見交換を行うことで、新たな着想を得ることが期待されます。

リカレント教育・生涯教育

・城西国際大学薬学部、マツキヨココカラと共同で「医薬品登録販売者育成プログラム」 2/1から受講申込スタート
https://univ-journal.jp/241705/

[記事の概要]
城西国際大学薬学部は、ドラッグストアで働きながら医薬品登録販売者の資格取得を目指す社会人を対象に、株式会社マツキヨココカラ&カンパニーと共同で「医薬品登録販売者育成プログラム」を提供します。このプログラムは、医薬品の販売に必要な「登録販売者」資格の取得を支援するもので、2024年2月から7か月間、e-ラーニング、ロールプレイング、質問ライブの3つのセッションを通じて実施されます。e-ラーニングでは、約100本の動画コンテンツを提供し、スキマ時間を利用して学習が可能です。ロールプレイングでは、実務で求められるコミュニケーション能力を養い、質問ライブ・セッションでは、薬剤師国家試験対策を担当する教員が質問に答えます。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

学生支援

・白鴎大学法学部の畑中ゼミが『学生アルバイトのためのお悩み解決BOOK』を作成 ― 学生アルバイトの悩みや不満などに関する法律知識を提供する労働ハンドブック
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52513.html

[記事の概要]
白鴎大学法学部の畑中祥子准教授指導下のゼミナールが、学生アルバイト向けの『お悩み解決BOOK』を作成しました。このハンドブックは、アルバイト経験のある620人の学生から集めた悩みや不満に基づき、労働法の観点から解決策を提供します。「求人・採用・退職・解雇」「賃金」「労働時間」「差別・ハラスメント」「労働災害」の5項目にわたり、基本的な法律知識と共にQ&A形式で悩みを解決。学生の視点で書かれたコラムや、労働相談窓口情報も掲載しています。ハンドブックは白鴎大学キャンパス及び公式ウェブサイトで入手可能です。

就職・キャリア支援

・就職活動の本格スタートに向けて学生をサポート–大学2年生を対象に2大学合同で課題解決型プログラムを実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52554.html

[記事の概要]
近畿大学と東京女子大学は、電通総研とニトリホールディングスの協力を得て、大学2年生を対象に「3Days 社会課題解決プログラム」を実施します。このプログラムは、学生が低学年時から職業観を醸成し、就職活動への意識を高めることを目的としており、大学を越えたグループワークや企業社員との交流を通じて、主体的な行動や多角的な視野を学びます。東京コースと大阪コースが設けられ、学生は希望するコースに参加し、グループで課題解決に取り組みます。プログラムの最終日には、電通総研とニトリホールディングスの社員に向けて成果をプレゼンテーションします。この取り組みは、学生の社会課題への理解を深め、就職活動に対する意識を形成することを目指しています。

・【タイパ就活】ファーストキャリアにこだわる大東文化大学が「WEB学内就職セミナー」にてキャリアセンター厳選企業283社と学生との接点を創出
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52555.html

[記事の概要]
大東文化大学は、学生の「ファーストキャリア」を重視し、WEB学内就職セミナーを通じて283社の厳選企業と学生との接点を創出しました。この取り組みは、新卒採用の環境変化に対応し、学生が満足し長く勤められる就職先を見つけることを目的としています。セミナーでは、卒業生の定着率や企業の特徴、学生の気質を考慮したマッチングを提供。インターンシップを介した選考早期化に対応し、学業との両立や時間対効果を重視するZ世代のニーズに応える形で実施されました。セミナーはオンラインで行われ、参加学生は効率的に情報収集と企業選びを行うことができます。

・AI(人工知能)による就職面接アドバイス・システムへ-立教大学がAIベンチャーと共同研究-
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52534.html

[記事の概要]
立教大学は、AIベンチャー企業と共同で「感情推定AIによる印象測定システム」の研究を開始しました。このシステムは、トリプルアイズの画像認識による感情推定AIエンジンとSHIN4NYの音声解析による感情推定AIエンジンを組み合わせ、ユーザーが他者に与える印象を客観的に判断します。立教大学の小林哲郎准教授と村本宗太郎助教がデータ分析を担当し、エクスマイルが面接指導にデモを導入します。この研究は、表情や音声から印象の根拠となる指標を解析し、就活生が自己訓練を通じてコストを削減できるシステムを目指しています。従来の面接指導における主観的な限界を超え、客観的な指標に基づく印象向上の訓練が可能になることが期待されています。

社会貢献・地域貢献

・【環太平洋大学】学生が主体的に運営する私塾「IPU学習サークル」 ― 中四国で小学校採用試験合格者数No.1を誇る同大の「即戦力教員」を育む教育実習の場
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52483.html

[記事の概要]
環太平洋大学の学生が運営する「IPU学習サークル」は、地域の小中学生に向けた私塾で、教職を目指す学生が実践的な教育活動を行っています。学生は授業の講師から教材作成、経理まで全てを自主運営し、小学1年生から中学3年生までを対象に国語、算数・数学、英会話・英語を教えています。この活動は、中四国で小学校採用試験合格者数No.1を誇る環太平洋大学の教育課程の一環として、即戦力となる教員を育成する目的も兼ねています。学生は教育実習の場として、子どもたちに寄り添いながら自信と学力をつける指導に取り組んでおり、地域貢献と自身の成長を同時に目指しています。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終面接で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

入試・広報・高大連携

・【産学官連携】神田外語大学を含む企業・大学・行政による連携講座「令和5年度 幕張新都心ビジネススクール」2月24日(土)開講 ~高校生がグローバルビジネスの課題を学ぶ機会~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52553.html

[記事の概要]
神田外語大学は、企業、大学、行政と連携し、高校生向けの「幕張新都心ビジネススクール」を2月24日に開講します。この講座は、グローバルビジネスの課題に焦点を当て、日本貿易振興機構(JETRO)の取り組みやグローバルサプライチェーンの混乱と対応について学びます。また、神田外語大学の鶴岡公幸教授によるワークショップでは、「食」をテーマにグローバルな視点からの学びを深めます。この無料講座は、高校生がグローバルビジネスの現場で直面する課題について理解を深める絶好の機会を提供し、産業界、学界、公的機関が連携することで実践的な学びの場を提供します。

大学経営

・立正大学、AI対話エンジン「PKSHA Chatbot」を導入
https://ict-enews.net/2024/01/26ris/

[記事の概要]
立正大学は、受験生向け入試情報サイト上でPKSHA Technologyのグループ会社、PKSHA Workplaceが提供するAI対話エンジン「PKSHA Chatbot」の運用を開始しました。この導入により、受験生からの問い合わせに対してスムーズかつ適切な情報提供を実現し、学生募集活動における課題の発見と改善を目指します。コロナ禍で増加したメール問い合わせへの対応として、即時性のある情報提供方法を検討した結果、デジタルネイティブ世代の受験生に適したチャット形式のコミュニケーションツールとして「PKSHA Chatbot」を採用しました。Googleフォームで蓄積された問い合わせ内容を基に、FAQを設定し、受験生や保護者が求める情報提供を目指しています。今後は、対応状況の確認を通じて回答の精度をさらに高めていく予定です。

・近畿大学、生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」を導入
https://ict-enews.net/2024/01/22kindai-2/

[記事の概要]
近畿大学は、生成AI活用プラットフォーム「Graffer AI Studio」を2024年1月22日から3月31日まで試験導入します。このプラットフォームには、対話形式でAIに質問回答や文章生成を行う「チャットサービス」、WordやPDFなどのデータから高精度の情報検索を可能にする「ナレッジベース」、そして大量のデータ処理を数秒で完了させる「一括処理アプリケーション」の機能が含まれています。近畿大学では、これらの機能を活用して経営企画、広報、教務などの業務効率化を図り、試験導入を通じて業務削減効果と職員のAI・ITスキル向上の影響を検証し、AI利用の拡大を目指します。

ランキング・調査

・大学生の就職内定率86%、人手不足で過去3番目の高さに
https://univ-journal.jp/241851/

[記事の概要]
2023年12月1日現在の大学生就職内定率が前年同期比1.6ポイント上昇し、86%に達し、過去3番目に高い水準を記録したことが厚生労働省と文部科学省の調査で明らかになりました。この上昇は、人手不足が深刻化する中、特に大都市圏を中心に企業が積極的に人材確保に動いていることが背景にあるとされています。国公立大学の内定率は87.6%で、前年同期比で1.2ポイントの減少を見せた一方、私立大学は85.5%で、2.2ポイントの増加を記録しました。男女別では、男子学生が85%、女子学生が87.2%となり、文系学生の内定率が86.2%で2.3ポイントの増加、理系学生は85.4%で1.3ポイントの減少を示しました。地域別では、関東、中部、近畿、中国・四国の4地区で前年同期を上回りましたが、北海道・東北と九州は減少しました。短期大学生の内定率は66.7%で2.7ポイントの減少、高等専門学校は97.8%で1.2ポイントの増加、専修学校専門課程は73.2%で3.4ポイントの増加を見せました。人手不足の影響で企業が人材確保を急いでいる状況が、これらの数字に反映されていると考えられています。

その他

・私学助成金、7法人の不交付や減額を決定…私学事業団
https://reseed.resemom.jp/arti/Wpn9cg/#google_vignette
[記事の概要]
日本私立学校振興・共済事業団(私学事業団)は2024年1月30日、2023年度の私立大学等経常費補助金交付内容を決定し、東京福祉大学や福井工業大学など7法人に対して私学助成金の不交付や減額を行うことを発表しました。不交付の措置を受けたのは東京福祉大学を運営する茶屋四郎次郎記念学園で、管理運営の不適正が理由です。減額された学校法人には、福井工業大学の運営法人金井学園が75%減、工学院大学が50%減、桜美林大学の運営法人桜美林学園が25%減などが含まれます。これらの措置は、ガバナンス機能の不全や書類偽造など、各法人の運営に関する問題が主な理由とされています。2023年度の不交付・減額対象は合計10法人となり、正式な決定と発表は3月に予定されています。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月22日・29日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月18日・25日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月4日・11日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月20日・27日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月30日・11月6日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2024年1月1日・8日・15日の週版) https://hspindex.com/2024/02/25/4194/ Sat, 24 Feb 2024 21:15:23 +0000 https://hspindex.com/?p=4194 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、2週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・テンプル大学ジャパンキャンパス、2024年秋学期から修士・博士課程にオンラインコース設置へ
https://univ-journal.jp/241453/

[記事の概要]
テンプル大学ジャパンキャンパスの大学院教育学研究科は、2024年秋学期から修士・博士課程にオンラインコースを設置します。この新設コースにより、学生は対面授業に加え、完全オンラインまたはその組み合わせから受講形態を選べるようになり、学習の柔軟性が向上します。博士課程では新しいコホート制を導入し、オンラインと東京キャンパスでの対面授業を提供します。オンラインコースは対面授業と同等の内容を提供し、優れた教授陣からの専門知識やグローバルな視野を学べます。修士課程では、リアルタイム授業のほか、フィラデルフィア本校の授業をオンデマンドで提供し、学生の教育機会を拡大します。

・経営学部・森本ゼミ 新潟県辻又産ブランド米の販売イベント ゼミ生考案のゲームや展示で魅力をPR
https://mainichi.jp/univ/articles/20240105/org/00m/100/006000c

[記事の概要]
専修大学経営学部の森本祥一ゼミは、川崎市の商業施設で新潟県辻又産米「ほたしずく」の販売イベントを開催しました。このイベントは、2014年から続く新潟県の集落活性化事業の一環で、ゼミ生が地域名産の米のブランド化に取り組んでいます。「ほたしずく」はゼミ生が名付けたブランドで、首都圏のマルシェで販売し、その魅力を伝えてきました。イベントでは新米と玄米を使ったベーグルの販売のほか、ゼミ生考案のゲームブースを通じて米への関心を高める活動を行いました。また、辻又集落やゼミの活動を紹介するパネル展示もあり、多くの来場者がゼミ生と交流しました。

リカレント教育・生涯教育

・近大通信教育部「司書学び直しプログラム」全17回
https://resemom.jp/article/2024/01/19/75540.html

[記事の概要]
近畿大学通信教育部は、紀伊國屋書店、丸善雄松堂と共同で、2024年4月13日から「司書学び直しプログラム」を実施します。このプログラムは、司書資格取得後にブランクがある人や、図書館業務から離れている人を対象に、ICT化が進んだ現代の図書館で即戦力として活躍できる人材を育成することを目的としています。プログラムはオンライン講義と近畿大学中央図書館での対面学習を組み合わせ、目録作成、レファレンスサービス、著作権の取り扱い、データベース検索などのスキルを学びます。全17回の講義を通じて、修了者には履修証明書が発行されます。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

学生支援

・長崎総合科学大学、博士課程の学納金を全額無料に 修士課程も約8割減免
https://univ-journal.jp/241589/

[記事の概要]
長崎総合科学大学は、高度技術者の育成と修学支援を目的に、大学院博士課程の学納金を全額無料にし、修士課程を約8割減免する取り組みを開始しました。この支援は長崎県内の大学では初めてで、全国的にも珍しい試みです。博士課程は定員3人で、これまで必要だった入学金や授業料など合計180万円が全額免除されます。修士課程は定員30人で、入学金や授業料などの必要経費が大幅に減免され、2年間で40万円のみが必要です。この支援額の原資は半額が国の補助金で賄われます。2023年10月の新入生および在学生もこの支援の対象となり、経済的な理由で進学を断念する学生の支援を強化します。また、女性の理工系人材不足に対応するため、2025年度入試からは学部に女性枠を設ける方針も示しています。

社会貢献・地域貢献

・1月20日(土)地域と大学がつながって一緒に楽しむ「トウブコの冬2024」を開催–日本工業大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52392.html

[記事の概要]
日本工業大学は、2024年1月20日(土)に「トウブコの冬2024」イベントを開催します。このイベントは、地域連携センターが実施する「地域活動リテラシー」「地域活動演習」の授業、小林研究室、佐々木研究室の学生、一般市民、宮代町、無印良品 東武動物公園駅前、東武鉄道など地域の方々が協働して、地域と大学がつながり、楽しむことを目的としています。「トウブコ」とは東武動物公園の略称で、東武動物公園駅を中心に杉戸町から宮代町をつなぐエリアでのイベントです。イベントでは、防災と観光を組み合わせた宮代町観光ツアーの企画お披露目、セロファンで作る灯籠ワークショップ、農家民泊を紹介するあたたかいもの屋台、月イチマルシェ、おさんぽプロジェクションなど、多彩なプログラムが予定されています。

ダイバーシティ・SDGs

・神戸市外国語大学、学生・教員が作成した「SDGsデジタルブックレット」を公開
https://ict-enews.net/2024/01/16kobe-cufs/

[記事の概要]
神戸市外国語大学は、SDGsに関連した学生個人、学生団体、ゼミ、教員の日々の探求や取り組みを共有し、活性化を目指すために「SDGsデジタルブックレット」を作成し、ホームページで公開しました。この取り組みは、SDGsの推進と達成に向けた意識を高める「SDGs月間」の一環として行われました。ブックレットには、神戸外大Habitat、フェアトレードサークルMANA、認定NPO法人Future Code学生部BYCSなど、多様なプロジェクトや活動が紹介されています。これらの取り組みは、アフガニスタンの干ばつ問題、パーム油生産の現場訪問、古着イベントの開催、インドネシアの首都移転と環境問題、教育支援、社会問題への取り組みなど、幅広いテーマをカバーしています。ブックレットは、学内外にSDGsに対する取り組みを広く知らせることを目的としています。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終面接で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

入試・広報・高大連携

・札幌学院大学 学びたい学生を経済的にサポートする「スカラシップ入試」を実施 –スカラシップ特待生は4年間で最大300万円の授業料免除–
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52379.html

[記事の概要]
札幌学院大学は、経済的な理由で学びたい学生をサポートするために「スカラシップ入試」を実施しています。この入試を通じて合格した「スカラシップ特待生」には、初年度の授業料全額(75万円)が免除され、在学中の学業成績が一定の基準を満たせば、最長4年間で最大300万円の授業料免除が受けられます。また、通常入試で指定の得点を得た学生は「成績優秀者奨学生」として初年度授業料の半額(37万5千円)が免除され、これも最長4年間で最大150万円の授業料免除が可能です。この制度の大きな特徴は、定員が設けられていないことです。さらに、総合型選抜や学校推薦型選抜で入学手続きを完了した学生も、検定料無料でスカラシップ入試に挑戦できるチャレンジ制度があります。

・札幌学院大学 学生広報スタッフによるフリーペーパー『学生PRESS [LINK]』創刊!
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52433.html

[記事の概要]
札幌学院大学は、学生広報スタッフ制作によるフリーペーパー『学生PRESS [LINK]』を創刊しました。このフリーペーパーは、札幌学院大学の最新情報と学生目線のエンタメ情報を融合させた内容で、キャンパスライフとエンターテインメントの新しい架け橋を目指します。創刊号はA5判・オールカラー16ページで、北海道に関連する様々なトピックを特集しています。発行部数は5,000部で、学内配布のほか、オープンキャンパスや受験生向け資料に同封され、デジタルブックでも提供されます。『学生PRESS [LINK]』は、学生が札幌学院大学の魅力を発信する新たな試みです。

・千葉県立千葉女子高等学校家政科生徒に高大連携プログラムを実施
https://mainichi.jp/univ/articles/20240111/org/00m/100/016000c

[記事の概要]
和洋女子大学は、千葉県立千葉女子高等学校の家政科1・2年生77人を対象に「高大連携プログラム」を実施しました。このプログラムは、高校生が大学レベルの教育や研究に触れることを目的としており、学生は自身の進路希望に応じて、こども発達学科・服飾造形学科・健康栄養学科・家政福祉学科・看護学科から授業を選択しました。和洋女子大学は、高校と大学の教育をつなぐ「高大接続改革」を進めており、教育活動や教育内容の改革に取り組んでいます。この取り組みは、高校生の学習意欲や能力の向上、両教育機関の発展を目指しています。

大学経営

・ 【大学受験】奈良佐保短大、2025年度以降の学生募集を停止
https://resemom.jp/article/2024/01/09/75315.html

[記事の概要]
奈良佐保短期大学は、2025年度(令和7年度)以降の学生募集を停止すると発表しました。この決定は、18歳人口の減少や四年制大学への志向などの影響による定員割れが続いていたことによるものです。1931年に開設された同大学は、93年間で約18,000人の卒業生を輩出してきました。2024年度入学生と在学生への教育や進路支援はこれまで通り行われ、卒業後の証明書発行なども支障なく行われる予定です。

ランキング・調査

・大卒進路決定率86.5%、進学・就職ともに2年連続増…旺文社
https://resemom.jp/article/2024/01/12/75375.html

[記事の概要]
旺文社教育情報センターは、2023年卒業生の進路決定率が前年比1.5ポイント上昇し、86.5%に達したと発表しました。この進路決定率は、就職者数に加え進学者数も含めて算出され、国公私立大学別では公立大学が最高の90.9%、次いで国立大学が90.6%、私立大学が85.4%となりました。特に公立大学の高い決定率は、看護・医療・栄養学部系統の学部が多いことが影響しています。男女別では男子が86.5%、女子が86.4%で、男女間の大きな差はありませんが、男子は進学者の割合が、女子は就職者の割合がそれぞれ大きい傾向にあります。学部系統別では、医学部系統が94.5%で最も高く、文系より理系の決定率が高い傾向が続いています。都道府県別では福井県が最も高い進路決定率を記録しました。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月18日・25日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月4日・11日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月20日・27日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月30日・11月6日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月16日・23日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月18日・25日の週版) https://hspindex.com/2024/01/06/4101/ Fri, 05 Jan 2024 21:42:49 +0000 https://hspindex.com/?p=4101 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・熊本大学と崇城大学、地域課題に対応できる薬剤師の育成を目指し、薬学教育で医療DXを推進
https://univ-journal.jp/239955/

[記事の概要]
熊本大学薬学部と崇城大学薬学部は、デジタルテクノロジーを活用し、地域課題に対応可能な薬剤師の育成と医療人材の開発を目指しています。具体的には、薬局体験アシスタント「Musubi」、おくすり連絡帳「Pocket Musubi」、薬局業務見える化ツール「Musubi Insight」を活用し、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。これにより、へき地医療や災害医療など、地域特有のニーズに応える医療人材の育成が期待されています。熊本県のような薬剤師不足が顕著な地域や、自然災害が多い地域において、これらの取り組みは特に重要とされています。

・金沢工業大学、データサイエンティストを目指す学生主体の課外プロジェクトが始動
https://univ-journal.jp/240087/

[記事の概要]
金沢工業大学では、2023年度に大学初のデータサイエンスに関する学生主体の課外プロジェクト「Data Dreamers」が発足しました。このプロジェクトは、東京大学グローバル消費インテリジェンス寄附講座や経済産業省のマナビDX Questなどへの参加を通じて、社会課題を解決できるデータサイエンティストを目指す活動を行っています。金沢工業大学では、学生が主体となって様々な課外プロジェクトを行っており、Data Dreamersはその中でも特に専門的な知識と技術を要するプロジェクトです。約50名の学生が参加し、画像、金融、LLMなど7つのグループで活動しており、勉強会やコンペティションへの参加を通じて、実社会での課題に対応できるデータサイエンティストとしての技術を磨いています。このプロジェクトは、学生たちにとってデータ分析を扱う技術向上の機会を提供し、実データを扱った社会課題の解決を目指す重要な活動となっています。

・【名城大学】「データサイエンス・AI入門」 2024年度から科目等履修生の受入れ開始
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52352.html

[記事の概要]
名城大学は、2024年度から「データサイエンス・AI入門」の科目等履修生の受入れを開始します。このプログラムは文部科学省から「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されており、全学部の学生が数理・データサイエンス・AIについて適切に理解し、活用できる基礎的能力を身に着けることを目的としています。この科目はフルオンデマンド形式で、24時間いつでも受講可能です。単位を修得した履修生には、単位認定証としてデジタル証明書「オープンバッジ」が発行されます。科目等履修制度は、大学・大学院の正規課程の科目を、正規の入学手続きを経ずに、科目単位で履修することができる制度で、正規の学生と同じ条件で試験を受け、合格すれば単位を修得できます。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

リカレント教育・生涯教育

・【武蔵大学】「ゼミ対抗研究発表大会2023」を1月20日(土)に開催~4年間の学びの集大成、今年のテーマは”雲外蒼天(うんがいそうてん)”~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52250.html

[記事の概要]
武蔵大学は、2024年1月20日に「ゼミ対抗研究発表大会2023」を開催します。この大会は、経済学部の学生が主体となって運営するイベントであり、学生たちが4年間の学びを集大成として発表する場です。大会では、学生たちがプレゼンテーションを通じて優勝を目指し、真剣勝負を繰り広げます。また、経済学部の大会であるものの、他学部の学生も運営に参加し、多様な視点が取り入れられています。今年のテーマは「雲外蒼天(うんがいそうてん)」で、困難を努力して乗り越えた先には明るい未来があるという意味を込めています。大会は一般公開され、武蔵大学のゼミの魅力を広く知ってもらうことを目的としています。発表は各ブロック4~5グループが参加し、1グループあたり約20分間行われます。

・テンプル大学ジャパンキャンパス主催「日本人教員のための英語研修プログラム」、146名が受講
https://univ-journal.jp/239813/

[記事の概要]
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、2023年1月に「日本人教員のための英語研修プログラム」を開講し、146名の現職日本人英語教員が参加しました。このプログラムは、関東圏および関西圏の小中高等学校の日本人教員を対象に、コミュニケーション能力を重視した英語教授能力向上を目的としており、「英語教員スキルアップコース」と「英語教員奨学金コース」の2コースが実施されました。英語教員スキルアップコースでは、対面式セミナーやビデオレクチャー/デモンストレーションを提供し、75名が対面式、114名がビデオコースを受講しました。英語教員奨学金コースでは、71名が受講し、そのうち54名が特別講義シリーズの1講義を、17名がTESOL修士課程の講義を受講しました。

就職・キャリア支援

・弘前大学附属図書館が対談イベント「卒業生に聞くキャリアプラン」を開催 ―『たまごクラブ』『ひよこクラブ』統括編集長を務める卒業生が自身のキャリアについて語る
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52334.html

[記事の概要]
弘前大学附属図書館は11月13日に「卒業生に聞くキャリアプラン」という対談イベントを開催しました。このイベントは、同大学教育学部の卒業生であり、現在『たまごクラブ』『ひよこクラブ』の統括編集長を務める米谷明子さんを招いて行われました。米谷さんは、自身のキャリアや経験について、羽渕一代図書館長との対談形式で語りました。米谷さんは、大学時代に雑誌で沖縄の情報を見て石垣島の民宿でアルバイトをした経験から、「雑誌を作りたい」という情熱を育み、編集者を目指しました。卒業後、最初の就職先が自分に合わないと感じた彼女は、雑誌の編集者としての道を追求し続けました。また、教育学部で学んだ幼児教育の知識が、教職に就かなかったにも関わらず、現在の教育関連の仕事に役立っていると感じていると述べました。彼女は、弘大生に対して、もし就職した会社で改善したいことがあれば、自分から動いて働きかけるようにとエールを送りました。

社会貢献・地域貢献

・大東文化大学が2024年1月21日に小・中学生を対象とした「板橋区書き初め大会in大東文化大学2024」を開催 ― 大会終了後には餅つきも
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52143.html

[記事の概要]
大東文化大学は、2024年1月21日に板橋キャンパスで「板橋区書き初め大会in大東文化大学2024」を開催します。これは、板橋区立小・中学校の児童・生徒を対象としたイベントで、同大の創立100周年を記念して2022年から開催されているものです。大会で書き上げた作品は審査を経て、特別賞の受賞作は板橋区役所に展示されます。また、書き初め大会終了後には、餅つきも行われます。大東文化大学は、書道教育に力を入れており、「書の大東」とも呼ばれています。1969年に書道文化センター(現:書道研究所)を開設し、2000年には全国の大学で初の「書道学科」を設置しました。今回の書き初め大会は、日本の伝統文化「書道」および「書き初め」を振興・継承すること、筆で文字を書く楽しさを体感することを通じて、書道への理解を深めることを目的として開催されます。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終面接で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

入試・広報・高大連携

・静岡理工科大学、高校生対象のSIST体験型講座「まちあるきで学ぶ防災」を開催
https://univ-journal.jp/235982/

[記事の概要]
静岡理工科大学は2023年11月4日に高校生を対象としたSIST体験型講座「まちあるきで学ぶ防災 高校生編 安心安全な暮らしを支える道路の健康診断」を実施しました。この講座は、地域の声に応えて市民を対象に開催されているSIST体験型講座の一環で、インフラメンテナンス国民会議の専門家と共に、高校生たちが日頃利用している道を歩き、道路の状態を観察しました。彼らは、道路のひび割れや段差など、普段は気に留めない部分に注目し、その原因や安全性を細かくチェックしました。観察を終えた後、高校生たちは得られた気づきをグループワークで共有し、道路の対応策や予防策を考えました。また、歩道や街並みにも着目し、意外な気づきや発見があったとのことです。この講座は、社会全体でインフラメンテナンスに取り組む機運を高めることを目的としており、高校生たちに実際に体験してもらうことで、防災に対する理解を深めることを目指しています。

・千葉大学、新たに「研究活動発表型飛び入学選抜」を2025年入試から導入
https://ict-enews.net/2023/12/26chiba-u/

[記事の概要]
千葉大学は、2025年4月の入学者選抜から「研究活動発表型選抜」という新方式を導入すると発表しました。これは、研究発表と数学の基礎的なテストを組み合わせた選抜方法で、特に工学関連分野の生徒を対象にしています。この方式では、学生の研究に対する意欲、素質、論理力や行動力などを評価し、高校3年生までに習う数学の基礎に関するテストを通じて、大学での学力をチェックします。この新方式の導入により、学生は学部1年次から研究活動を行うことができるようになります。また、千葉大学は、2026年4月入学者選抜から工学部総合工学科物質科学コースでも類似の方法による選抜を実施する予定です。

大学経営

・武庫川女子大短期大学部、全学科学生募集停止へ
https://univ-journal.jp/239911/

[記事の概要]
武庫川女子大学短期大学部は、2025年度以降の学生募集を停止することを決定しました。この決定は、18歳人口の減少や女子学生の4年制大学・共学志向を考慮した結果です。1950年に開学した同短期大学部は、これまでに10万人を超える卒業生を輩出してきましたが、1986年をピークに入学生が減少し、特に2020年度以降のコロナ禍で減少が急加速しました。現在7学科を開設していますが、大幅な定員割れに陥っており、2023年度と2024年度には一部学科の募集を停止し、残りの学科も2025年度で停止することになりました。一方で、四年制の武庫川女子大学では、新たな学部や学科の設置を進めており、2025年度には環境共生学部環境共生学科を新設する構想があります。この新学科では、理工系の素養を持って地球環境・自然環境問題に取り組む人材育成を目指し、フィールドワークや連携プロジェクト科目を展開するカリキュラムが予定されています。

・4学部に新たな学科・コースや施設を設置 学園の次なる100年見据えた取り組み–大阪工業大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52327.html

[記事の概要]
大阪工業大学は、創立100周年を迎え、次なる100年に向けて4学部で新たな学科・コースや施設を設置する取り組みを行っています。2024年4月には、知的財産学部知的財産学科にコンテンツビジネスコースを開設予定です。このコースでは、ゲームやアニメ、音楽などの著作物を制作し提供するコンテンツビジネスを企画・運営する人材を育成します。2025年4月には、工学部生命工学科に臨床工学技士養成コースを設置構想中であり、情報科学部には実世界情報学科と屋内実証実験施設「DXフィールド」の設置を予定しています。また、ロボティクス&デザイン工学部では「eスポーツ」プロジェクトを始動予定で、2024年に設備導入し、学生がプロジェクト活動の一環として運営します。これらの新たな取り組みは、実践的技術を持ち、現場で活躍できる専門職業人を育成するという大阪工業大学の建学の精神に基づいています。

・就実短期大学が2025年度からの募集停止を発表、短期大学の募集停止は12校に
https://univ-journal.jp/240080/

[記事の概要]
短期大学の学生募集停止が相次いでいます。2023年には武庫川女子大学短期大学部、福岡女学院短期大学、就実短期大学、奈良佐保短期大学など12校が2025年度以降の募集停止を発表しました。岡山県の就実短期大学は、1953年の開学以来、70年間にわたり2万3千人近くの卒業生を送り出してきましたが、今後は地域社会のニーズや進学動向に応えるために、就実大学の教育学部を改組し、心理学部を新設する準備を進めています。日本私立学校振興・共済事業団によると、2014年度の短期大学の志願倍率は1.44、入学定員充足率は90.56%でしたが、2023年は志願倍率が1を割り0.94に、入学定員充足率は71.99%まで低下しています。これらの動きは、短期大学の学生募集における厳しい状況を反映しており、教育機関は変化する社会ニーズに対応するために新たな方向性を模索しています。

ランキング・調査

・国家公務員総合職試験 合格者数の大学別ランキングに異変あり
https://univ-journal.jp/column/2023239869/

[記事の概要]
国家公務員総合職試験の合格者数における大学別ランキングに変化が見られます。かつては東京大学出身者が圧倒的に多かったが、最近では地方国公立や私立大学出身の合格者が増加しています。これは、2012年度から始まった採用試験体系の見直しが影響していると考えられます。特に立命館大学、明治大学、専修大学などが合格者数を大きく伸ばしています。国立大学では大阪大学や筑波大学、私立大学では立命館大学、明治大学、専修大学が2021年度比で150%以上の合格者増を見せています。合格者数が伸びている大学は、公務員試験対策を充実させた大学が多い傾向にあります。また、試験申込者は減少傾向にあったが、2022年度から持ち直しており、人事院が試験区分の新設や日程の前倒し、試験地の増加などの対策を行っていることが影響しているとされます。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月4日・11日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月20日・27日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月30日・11月6日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月16日・23日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月2日・10月9日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年12月4日・11日の週版) https://hspindex.com/2023/12/22/4089/ Thu, 21 Dec 2023 21:56:15 +0000 https://hspindex.com/?p=4089 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・追手門学院大学と鳴門教育大学が連携協定を締結 ― 12月22日に協定締結式を開催、専修免許の取得など教員養成の強化を目指す
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52267.html

[記事の概要]
追手門学院大学(大阪府茨木市)と鳴門教育大学(徳島県鳴門市)は、教員養成の強化を目的として連携協定を締結しました。具体的な取り組みとしては、鳴門教育大学大学院への推薦入学制度の導入や、追手門学院大学で取得できる教科以外の一種免許状または専修免許状を3年間で取得する長期履修学生制度の利用が挙げられます。これにより、学生は鳴門教育大学大学院で標準修業年限プラス1年の3年間で学部および大学院の授業科目を履修し、教職修士の学位と一種または専修免許状を取得することが可能になります。

・【札幌大学】2024年度から新カリキュラムがスタート
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52234.html

[記事の概要]
札幌大学は2024年度から、学生主導の新カリキュラムを開始します。このカリキュラムでは、1年次から専門分野の入門科目を配置し、学生が自分の学修目標を明確にしやすくすることを目指しています。国際性を重視した専攻再編により、韓国語や韓国文化の科目が新設され、ロシア語専攻はリベラルアーツ専攻に統合されます。さらに、英語教育の強化により国際コミュニケーション能力の向上を図ります。「みらい志向プログラム」では、スポーツマネジメントやリスクマネジメントなどの新プログラムが導入され、社会で活躍する力を育成します。基盤教育では、SDGsや起業家精神、先住民族文化などの基礎的素養を学び、ビジネス英語を含む語学科目やSTEAMS教育の各分野科目を展開します。

リカレント教育・生涯教育

・金沢工業大学、社会人が学生や教員と共に学び合う「KITリカレント教育プログラム」募集開始
https://ict-enews.net/2023/12/05kanazawa-it-2/

金沢工業大学は、社会人と学生・教員が共に学ぶ「KITリカレント教育プログラム」の募集を開始しました。このプログラムでは、AIやIoTを中心とした「情報技術教育プログラム」13科目と、「組織活性化と倫理プログラム」1科目が春期集中講義期間に提供されます。目的は、企業に勤務する社会人が最新の知識を修得し、学生や教員とのネットワークを築きながら、企業の成長をサポートすることです。このプログラムは、社会人が現代の技術トレンドを学び、実務に活かす機会を提供するとともに、企業と教育機関の連携を促進することを目指しています。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

研究支援

・麻布大学、研究者支援「選択的メンター制度」を開始
https://univ-journal.jp/236062/

[記事の概要]
麻布大学は、研究者支援のための「選択的メンター制度」を開始しました。この制度では、研究、教育、キャリア、出産、育児、介護などの悩みを持つ教員が、助言や支援を行う教員(メンター)を自由に選ぶことができます。2022年度に設立されたDEI推進センターの一環として、麻布大学はDiversity(多様性)、Inclusion(包括性)、Equity(公平性)を重視し、研究支援や環境整備、次世代育成などを通じてダイバーシティ研究環境の実現を目指しています。「選択的メンター制度」は、教員間のマッチングを促進し、研究しやすい環境を提供することを目的としています。メンティ(相談者)は、メンター登録をした教員のプロフィールを確認し、希望するメンターに直接連絡を取る形となります。

学生支援

・【芝浦工業大学】「アプリエンジニア」を在学生から採用 学生目線で学生生活に役立つアプリ開発
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52170.html

[記事の概要]
芝浦工業大学は、学生生活をサポートするアプリ開発を担う「アプリエンジニア」を学生から公募します。この取り組みは、学生の視点で学生生活のニーズに対応したアプリを開発することを目的としており、採用された学生には卒業後のキャリア形成に役立つスキルの習得が期待されます。大学では、学生が自主的に作成した時間割や課題にアクセスできるアプリ「ScombApp」を公式アプリとして採用しています。今回の追加募集では、2名のアプリエンジニアを採用し、Scomb Appの保守運用のほか、学内施設予約が可能なアプリの開発にも従事します。このプロジェクトは、学生に実践的な開発経験を提供し、学生生活をサポートするツールの開発に貢献することを目指しています。

就職・キャリア支援

・『企業のためのオープンキャンパス2023』 — 環太平洋大学、コロナ禍で4年ぶり開催 「夢・挑戦・達成」をテーマに企業と学生が交流
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52155.html

[記事の概要]
環太平洋大学は、コロナ禍で4年ぶりに「企業のためのオープンキャンパス2023」を開催しました。このオープンキャンパスは、企業の人事担当者を対象とした全国的に珍しいイベントで、学生は自身の夢や挑戦について発表しました。企業と学生のグループワークでは、実際のワールドカフェ形式で交流が行われ、人事担当者からはこのイベントの有意義さや、学生との交流を通じて採用したいと思う学生に会えたことへの喜びの声が寄せられました。参加した学生からも、企業選びの視野が広がったとの感想がありました。

・早稲田大学とビズリーチ・キャンパスが提携 オンライン上で卒業生とつながるネットワークを構築
https://univ-journal.jp/236192/

[記事の概要]
早稲田大学は、株式会社ビズリーチが運営する「ビズリーチ・キャンパス」と提携し、学生と卒業生をつなぐオンラインネットワークを構築します。早稲田大学は、世界的に評価される卒業生の活躍と、67万人の卒業生とのつながりを持っていますが、社会の変化やキャリア選択の多様化に対応するため、さらなる卒業生とのつながりを求めています。この提携により、卒業生情報がオンライン上で最新の状況に更新され、学生は卒業生の多様なキャリア情報を活用して新たなつながりを作ることができます。学生はスマートフォンを使用して数万名の卒業生を検索し、訪問の依頼や面談をオンラインで完結できます。

・金沢星稜大学、独自の就職支援 洋上就職合宿クルーズ「ほし☆たび北海道」実施
https://univ-journal.jp/235683/

[記事の概要]
金沢星稜大学は、独自の就職支援制度として「洋上就職合宿クルーズ『ほし☆たび北海道』」を実施しました。このプログラムは、就職活動を控えた学生たちが、就職活動を終えた先輩たちのサポートを受けながら、フェリー内で研修を行うものです。「ほし☆たび」では、学生たちは「他者との関わりを通じて自己を知る」「相手の心に届くプレゼンテーション力を高める」「就職活動を終えた先輩の強みを知る」という3つのテーマに取り組み、自己成長を目指します。参加した学生からは、自己紹介やグループディスカッションを通じて自信がついたとの声が多く聞かれました。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

社会貢献・地域貢献

・日本工業大学、春日部市の小・中学生向け職業探索イベント「ドローンの未来を学び、操縦にもチャレンジ」を開催
https://univ-journal.jp/235955/

[記事の概要]
日本工業大学は春日部市教育委員会主催の「小・中学生向け職業探索シリーズ ドローンを学び、操縦にもチャレンジ」というイベントを開催しました。イベントでは、基幹工学部の電気電子通信工学科の平栗健史教授がドローンに関する講義を行い、ドローンの種類や活用事例、さらには平栗教授が進めている研究についても紹介しました。その後、平栗研究室の学生たちが中心となり、ドローン操縦体験を実施しました。参加者はプログラミングによる自動操縦やタブレットを用いた操縦を体験し、最後にはドローンでの空撮も行いました。昼食休憩後には、希望者に対して日本工業大学の設備や工業技術博物館などの学内施設を見学するキャンパスツアーも実施されました。

・学生が地域活性化のため「きたならプロジェクト」を実施 地元商店会とともに街づくりを考える
https://mainichi.jp/univ/articles/20231206/org/00m/100/004000c

[記事の概要]
千葉工業大学大学院創造工学研究科のデザイン科学専攻の学生たちは、地域活性化を目指す「きたならプロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトは、授業「プロジェクトデザイン特論」の一環として行われ、千葉県船橋市の北習志野駅周辺の四つの商店会と協力しています。学生たちは、地域の課題を発見し、魅力を再発見するために、商店会を視察し、会長たちにインタビューを行いました。また、ワークショップを通じて商店会の会員たちと問題点や困っていることについて話し合いました。学生たちは12月に提案内容を発表し、商店会がこれを採用した場合、来年度に実施される予定です。

グローバル化

・【武蔵学園】英語で科学を学ぶ武蔵学園REDプログラム―英国の名門大学King’s College Londonと協定締結―King’s College Londonのキャンパスにて、2024年RED海外サマープログラム(高校生対象)を実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52263.html

[記事の概要]
武蔵学園は、英国ロンドンの名門King’s College Londonと協定を締結し、2024年夏に特別な海外サマープログラム「REDプログラム」を実施します。このプログラムは、高校生を対象に科学を英語で学ぶことを目的としています。REDプログラムは「Research, Essay Writing, Discussion」の頭文字を取ったもので、科学的なものの見方を身につけることを目指しています。受講生は、世界共通の知の体系である「科学」を、世界共通言語である英語で学び、知性と教養を身につけることを目標としています。プログラムは2024年7月27日から8月6日の11日間、King’s College Londonで開催されます。内容としては、King’s College Londonの教員による授業、研究室訪問、フィールドワークなどが含まれ、イギリスの大学での学びを体験できます。プログラムの最終日にはプレゼンテーションを行い、修了証が授与されます。

・国際文化学部「脱教室・脱キャンパス型」の新しい学び–「スタディ・アブロード・プログラム」の体験記動画を全編公開–1年生全員がキャンパスから海外へ飛び出しました
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52188.html

[記事の概要]
日本女子大学の国際文化学部国際文化学科は、新しい学びの形として「スタディ・アブロード・プログラム(SAP)」を導入しています。このプログラムは、1年生の必修科目であり、学生全員が海外で約2週間を過ごし、異なる言語や文化、歴史に直接触れることで、専門分野への関心や問題意識を深めることを目的としています。2023年には、アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、韓国、台湾、ベトナムの7つの行先でSAPが実施されました。学生たちは、異文化や地域、言語に触れることで、新たな視点や学びを得ています。これらの体験は、学生たちの視野を広げ、今後の学びの方向性を見つけるきっかけとなっています。

・帝京大学が「第2回学長杯 留学生日本語プレゼンテーションコンテスト」を12/11(月)に開催します
https://kyodonewsprwire.jp/release/202312013706

[記事の概要]
帝京大学は、「第2回学長杯 留学生日本語プレゼンテーションコンテスト」を開催します。このイベントは、2022年度に設立された「日本語教育センター」と「国際交流センター」が運営する「OUCHI COMMONS(オウチコモンズ)」を通じて、留学生の日本語学習サポートと留学生と日本人学生の異文化交流を促進することを目的としています。このコンテストでは、留学生スピーカーと日本人学生サポーターがペアを組み、プレゼンテーションの準備を行います。これにより、留学生と日本人学生の共同学習の場が提供され、相互の学びを深めることができます。参加者は留学生の生活や考えに触れ、新たな視点を得ることが可能です。

ダイバーシティ・SDGs

・芝浦工業大学とSWCCが包括連携協定を締結–エンジニアリング分野における女子学生・女性研究者へのキャリア支援を推進–
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52265.html

[記事の概要]
芝浦工業大学とSWCC株式会社は、エンジニアリング分野における女子学生と女性研究者のキャリア支援を目的とした包括連携協定を締結しました。この協定は、多様性が尊重される社会の実現を促進するために、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を共に推進することを目的としています。この協定により、両機関は情報共有、人材育成、女子学生・女性研究者へのキャリア支援などに共同で取り組むことになります。2024年5月21日には、芝浦工業大学豊洲キャンパスで「Cultural Kaleidoscope: 多彩な文化が織りなす企業の未来」をテーマにした講演会を共同開催する予定です。

入試・広報・高大連携

・新入生の経済的負担を軽減 寮費無料の特待生制度を一般選抜に新規導入
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52228.html

[記事の概要]
東洋学園大学は、2024年度の一般選抜入試から、新入生の経済的負担を軽減するために寮費無料の特待生制度を新設します。この制度は、学生寮への家賃・共益費を最大4年間無料にするものです。この新しい特待生制度は、物価や光熱費の高騰を考慮し、学生たちの経済的負担を軽減し、より多くの学生に高等教育の機会を提供するために設けられました。対象者は一般選抜の成績上位優秀者で、入寮を希望する学生です。対象者には、本学学生寮(安藤坂ドミトリー)または指定物件の家賃・共益費が最大4年間減免されます(4年間で最大総額326万4千円)。さらに、学費減免などの各種特待制度との併用も可能で、条件によっては寮費の免除に加え、4年間の授業料(最大360万円)が減免される特待制度も利用できます。

・開志専門職大学、新潟県立見附高校で教員向け「生成AI講座」を実施
https://ict-enews.net/2023/12/04kaishi-pu/

[記事の概要]
開志専門職大学の情報学部・平川秀樹教授は、新潟県立見附高等学校で高校教員向けに「生成AI講座」を実施しました。この講座では、AIの基盤技術やChatGPTの特徴、利用方法についての理解を深めることが目的でした。講座には24名の教員が参加し、ChatGPTの利点と課題について学びました。参加者からは、ChatGPTの回答の信頼性に慎重になる必要があるとの感想や、技術の進化に驚きを感じつつ、生徒たちに有益な形で活用するためには慎重な計画が必要だという理解が得られたとの声が寄せられました。

・高校生が対象の体験型プログラム「BEGIN Jr.」2024春開催 参加募集開始 日本全国の高校生とつながり、成長する春休み
https://mainichi.jp/univ/articles/20231209/org/00m/100/003000c

[記事の概要]
立命館アジア太平洋大学(APU)は、2024年3月26日から29日にかけて、高校生を対象とした体験型プログラム「BEGIN Jr. Program」を実施します。このプログラムは、来春新高校1年生から3年生を対象にし、定員は54人です。プログラムのコンセプトは「APUの基礎的な学びを通し、お互いの成長を無限につなげる」ことで、ディスカッションやプレゼンテーションを通じて多様な価値観を知り受け入れ、問題発見や課題解決能力の向上、目標達成を目指します。参加者は、新しいことを学ぶ意欲があり、積極的に行動を起こし、高い志を持つ仲間とつながりたいと考える人が求められます。プログラムでは、ディスカッションスキル、コミュニケーション力、多様性理解、問題発見・解決能力、プレゼンテーションスキルなどが身につきます。

大学経営

・東京科学大学2024年10月開学へ…東工大と医科歯科大が統合
https://resemom.jp/article/2023/12/14/74996.html

[記事の概要]
東京医科歯科大学と東京工業大学が統合し、2024年10月1日に国立大学法人「東京科学大学」が設立されることが決定しました。この統合は、政府が2023年12月13日に国立大学法人法の一部改正案を参議院本会議で可決したことを受けて行われます。両大学は2022年8月に統合に向けた協議を開始し、同年10月に基本合意書を締結しました。新大学名「東京科学大学」は、公募による6,000件を超える提案の中から選ばれ、2023年1月に決定されました。この新設される東京科学大学では、先駆的なガバナンスのもとで外部からの資源獲得を進め、拡大した資源を高次に融合・活用して、学生・教職員の育成環境および教育研究環境を飛躍的に充実させることを目指しています。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月20日・27日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月30日・11月6日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月16日・23日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月2日・10月9日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年9月25日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月20日・27日の週版) https://hspindex.com/2023/12/21/4087/ Wed, 20 Dec 2023 19:50:35 +0000 https://hspindex.com/?p=4087 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・東洋大学 経営学部 高梨ゼミがifLinkオープンコミュニティ会員企業と課題解決を行う共創イベント「オオギリ」を開催!
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52126.html

[記事の概要]
東洋大学経営学部の高梨ゼミは、2023年12月2日に白山キャンパスで共創イベント「オオギリ」を開催しました。このイベントは、ifLinkオープンコミュニティの会員企業と連携して、新しい製品やサービスの開発に挑むことを目的としています。学生たちは、アルプスアルパイン株式会社や株式会社デンソーウェーブなどの企業と共に、IoT利用のアイデアを出し合い、課題解決に取り組みました。約37名の学生が参加し、イベントはイノベーション取り組み事例の紹介と体験型ワークショップで構成されていました

・白百合女子大学がソニー銀行と金融教育プログラムに関する産学連携協定を締結 — 1年次からリアルな課題設定に向き合う新たなプロジェクトがスタート
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52011.html

[記事の概要]
白百合女子大学はソニー銀行と金融教育プログラムに関する産学連携協定を締結しました。この協定に基づき、大学の全学部全学科を対象とする「グローバルビジネスプログラム」の一環として、課題解決型プロジェクトが実施されます。このプログラムは、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指し、4年間のカリキュラムで国際的就業力を養います。2023年度のプロジェクトでは、45名の学生がソニー銀行から提示された金融関連の課題に取り組み、2024年1月にはその成果をソニー銀行の社員にプレゼンテーションします。このプロジェクトを通じて、学生はリアルな課題設定に向き合い、リーダーシップスキルや協働力を養うことが期待されています。

リカレント教育・生涯教育

・東洋大学が東京都と連携して「観光経営人材育成講座~持続可能な観光地マネジメントにむけて~」を開講します
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52113.html

[記事の概要]
東洋大学は、東京都と共同で「観光経営人材育成講座~持続可能な観光地マネジメントにむけて~」を開講します。この2日間の講座は、観光業界の活性化と経営力向上を目的とし、持続可能な観光地の管理に必要な知識とスキルを提供します。内容は、観光庁の取り組み、観光DXの推進、地球温暖化対策と観光、自然観光地の事例研究など多岐にわたります。2024年1月27日と2月3日に開催され、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われます。対象は東京都内在住・在勤者です。

・【募集期間:12月4日~12月22日】社会人の学び直し「KITリカレント教育プログラム」の春期集中講義を募集。AIやIoTを基礎から応用まで学ぶ「情報技術教育プログラム」、組織の活性化を図る「組織活性化と倫理プログラム」–金沢工業大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52146.html

[記事の概要]
金沢工業大学は、「KITリカレント教育プログラム」の春期集中講義を募集しています。このプログラムは、社会人が学生や教員と共に学び合い、企業ニーズに対応した知識の修得と、企業の成長をサポートすることを目的としています。プログラムは「情報技術教育プログラム」13科目と「組織活性化と倫理プログラム」1科目を含み、対面授業と遠隔授業の形式で提供されます。特に「情報技術教育プログラム」は、AIやIoTなどの先進技術を学ぶことに重点を置いています。また、「組織活性化と倫理プログラム」では、ポジティブ心理学を応用して組織の活性化について学びます。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

学生支援

・昭和大学が医工連携への取組みとして学生ニーズ提案会を開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52144.html

[記事の概要]
昭和大学は、2023年10月5日に東京都医工連携HUB機構と共催で、学生ニーズ提案会を開催しました。この会では、学生が日常生活や臨床現場で感じた不便を改善するアイディアを提案し、製品化を目指すことを目的としています。医学部と薬学部から10名の学生が参加し、7つのニーズを提案しました。そのうち3つは11月21日に開催された昭和大学臨床ニーズマッチング会で、約90社の企業にプレゼンテーションを行いました。提案されたニーズには、服用アプリ、熱中症予防アイテム、目薬キャップなどが含まれています。これらのニーズはHUB機構のWEBサイトにも掲載され、今後企業との連携を通じて製品化を目指します。

・芝浦工業大学–大宮キャンパスに学生が交流する憩いの芝生広場がオープン
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52087.html

[記事の概要]
芝浦工業大学は2023年11月22日に、大宮キャンパスで新たな芝生広場のオープニングセレモニーを行いました。この広場は、大宮キャンパス再整備プロジェクト「O-CAMP(Omiya Campus Master Plan)2027」計画の第一弾として、約5000平方メートルの斜面に整備されました。広場は図書館や教室を備える校舎に囲まれ、アウトドアのピクニック気分を味わえる交流スペースとして機能します。このプロジェクトは、2027年の創立100周年を目指して大宮キャンパスの再整備と新校舎の拡充を進める一環です。

社会貢献・地域貢献

・◆関西大学が「まちFUNまつり2023」を開催◆子どもたちに楽しく学べる場を!地域に開かれた大学へ~ スポーツ・文化体験に謎解きイベント、サイエンスショー、子ども店長ほか ~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52159.html

[記事の概要]
関西大学は、2023年12月10日に千里山キャンパスで地域と大学をつなぐ「まちFUNまつり2023」を開催します。子どもたちが楽しく学べる場を提供するこのイベントは、地域に開かれた大学を目指しており、今年で7回目を迎えます。毎年約7,000人が参加する地域恒例のイベントです。イベントの内容はスポーツ・文化体験、サイエンスショー、子ども店長企画など多岐にわたります。新企画として、自動運転レーシングカーのプログラミング体験やパーソナルカラー診断、毛糸を使った子ども用ミシン体験があり、「GOTO関大万博」特別企画を通じて大阪の中小・スタートアップ企業の魅力を体感できます。謎解きイベント、紙芝居ショー、阪急百貨店のスイーツ移動販売など、親子で楽しめるイベントが満載です。

・大妻女子大学が12月2日に地域連携イベント「番九クリスマスマルシェ2023」を開催 — 子どもが楽しめる遊び場、甘酒の提供や屋台出店など実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52101.html

[記事の概要]
大妻女子大学は2023年12月2日に千代田キャンパスで「番九クリスマスマルシェ2023」を開催します。このイベントは、地域連携プロジェクト「子どもと緑が育つ番町・九段のまちづくり提案」の一環で、大学の教授や学生団体、地域団体が参加します。イベント内容には、甘酒の提供、木工遊び、オーナメント作成、特産品販売、学生パフォーマンスなどが含まれ、子ども向けの遊び場も設けられます。「番九クリスマスマルシェ」は、甘酒をホットワインの代わりに採用し、道を使ったクリスマス市として特色づけられています。この手作り市的なクリスマスマルシェは、公園が少ない地域で道を遊び場に一時的に開放する活動の延長として企画されました。

・追手門学院大学が12月3日に地域の子どもを対象とした「追大生といっしょに♪グローバルゲームタイム」を開催 — ゲームや絵本を通して多言語に触れるイベントを日本人学生と留学生が企画・運営
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52103.html

[記事の概要]
追手門学院大学は2023年12月3日、茨木市立庄栄コミュニティセンターで「追大生といっしょに♪グローバルゲームタイム」を開催します。このイベントは、地域の子どもたちがゲームや絵本を通じて多言語に触れることを目的としており、日本人学生と中国、フランスからの留学生が共同で企画・運営します。対象は4歳から小学3年生で、英語、中国語、フランス語など5言語に触れる機会が提供されます。このイベントは追手門学院大学のWIL(Work-Is-Learning)プログラムの一環で、学生が主体的に学び、協働して問題解決に取り組む学修スタイルを実践するものです。留学生との多言語交流活動に取り組む学生たちが、地域の子どもたちにも多言語体験の機会を提供するために企画しました。イベントでは、英訳された日本の童話の読み聞かせや多言語での歌唱などが行われ、子どもたちに外国語への苦手意識をなくす楽しい体験を提供します。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

グローバル化

・立命館アジア太平洋大学とJTB、グローバル人材育成や教育プログラム開発で連携へ
https://univ-journal.jp/235846/

[記事の概要]
立命館アジア太平洋大学(APU)と株式会社JTBは、地域振興、学術研究、社会発展を目的に包括連携協定を締結しました。この協定は、グローバル人材育成と教育プログラム開発に焦点を当て、地域社会と共生する社会の実現を目指します。APUの「多文化共修・ダイバーシティ&インクルージョン」の人材育成能力とJTBの「産官学ネットワーク」の強みを組み合わせ、教育プログラムの開発と普及を行うことで、多文化共生社会を推進します。具体的な取り組みには、中高大連携プログラム、社会人リスキリング教育プログラム、ソーシャルインパクト創出プログラム、インクルーシブ教育プログラムの開発が含まれます。これらのプログラムは、別府を起点に大分、九州、日本、世界に向けての活気づけの原動力となることを目指しています。

・麻布大学が桐蔭学園高校および中等教育学校と協定締結 探究プログラムでコラボレーション
https://univ-journal.jp/235988/

[記事の概要]
麻布大学は、桐蔭学園高等学校および桐蔭学園中等教育学校との間で連携事業に関する協定を締結し、2023年11月24日に締結式を行いました。この協定は、文部科学省の「知識集約型社会を支える人材育成事業」において採択された「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」、通称「麻布出る杭」プログラムの一環として行われます。このプログラムは、高い専門性を持つ研究に1年次から参加するカリキュラムを提供し、ヒト・動物・環境の持続的健康社会の構築を目指す人材を育成することを目的としています。協定の目的は、それぞれの教育内容の充実と学生・生徒の資質向上を図り、社会に貢献する人材を育成することです。また、麻布大学の「麻布出る杭」プログラムと桐蔭学園の「未来への扉(探究)」プログラムとのコラボレーションを通じて、連携と協力を深めていく予定です。連携事業としては、麻布大学から桐蔭学園への講師派遣、麻布大学による活動への生徒の受け入れ、教育活動への支援、情報交換および交流などが行われます。

・学生が学びの魅力伝えるパンフレット作成
https://mainichi.jp/univ/articles/20231127/org/00m/100/014000c

[記事の概要]
専修大学国際コミュニケーション学部日本語学科の学生たちが、学部の魅力を伝えるパンフレットを作成し、オープンキャンパスで高校生に配布しました。パンフレットには、日本語学科の特徴、多様な協力講座、資格取得の情報が、工夫されたデザインとわかりやすい文章で紹介されています。この活動は「専大日語 学生広報委員会」の一環で、約30人の学生が参加しています。パンフレット作成は活動の第一弾として計画され、完成した3種類のパンフレットは7月のオープンキャンパスで配布され、好評を得ました。作成者は、留学や協力講座など、入学前に知っておきたかった情報を中心に伝え、専修大学日本語学科でのユニークな学びを多くの高校生に知ってもらうことを目指しています。

・【大学受験2023】総合型選抜の入学者、4年連続増で9万人超…入試概要
https://reseed.resemom.jp/article/2023/11/30/7694.html

[記事の概要]
文部科学省は2023年11月29日、2023年度の国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要を発表しました。2023年度の入試では、志願者数と入学者数が前年度に比べて減少しました。しかし、大学の総合型選抜の入学者数は4年連続で増加し、9万2,393人に達しました。総合型選抜の志願者数と入学者数は、国立、公立、私立のすべての区分で増加しました。一方で、学校推薦型選抜の入学者数は、国立・公立では増加したものの、私立では減少し、全体では前年度比2,984人減の22万4,473人となりました。短期大学の入学志願者数は、公立・私立ともに減少しました。2023年度の大学入学者選抜の詳細は文部科学省のWebサイトに掲載されており、各国公立大学と公立短期大学の入試状況も一覧でまとめられています。総合型選抜の入学者数の増加は、大学入試の多様化を示しています。

大学経営

・立命館大学、学長特別補佐に野口聡一氏を任命。「学生や研究者に刺激を与え、宇宙の可能性が広がっていると伝えたい」就任記者発表で語った展望
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52163.html

[記事の概要]
立命館大学は、元JAXA宇宙飛行士の野口聡一氏を学長特別補佐および宇宙地球探査研究センター(ESEC)の研究顧問に任命しました。この任命は、立命館大学が目指す次世代研究大学としての社会共生価値の創造に寄与するためのものです。仲谷学長は、野口氏の大挑戦が立命館のビジョン「挑戦をもっと自由に」と一致すると述べ、彼に未来の立命館の水先案内人としての役割を期待しています。野口氏は、立命館大学の総合学園としての強みや、宇宙に関する活動の本格化に共感し、意義ある活動ができると期待を寄せています。また、宇宙研究において立命館大学のポテンシャルを外に向けてアピールし、学生や研究者に刺激を与えることを目指しています。

大学職に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月13日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月30・11月6日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月16日・23日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月2日・10月9日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年9月25日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年11月13日の週版) https://hspindex.com/2023/11/24/4084/ Thu, 23 Nov 2023 22:54:56 +0000 https://hspindex.com/?p=4084 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

教育・教育改革

・【京都橘大学】全国初!地域文化に貢献できる人材育成・滋賀モデル — 文化財の調査・研究・保存・活用について滋賀県文化財保護協会と連携協定締結
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52026.html

[記事の概要]
京都橘大学は、公益財団法人滋賀県文化財保護協会と連携協定を締結し、全国初の文化財を中心とした包括的な取り組みを開始しました。この連携は、地域文化の持続性を支える人材不足や文化財の専門分野の偏り、職員の世代交代などの課題に対応するためです。京都橘大学の学生は、滋賀県内の文化財保存活用地域計画に関する学習会、埋蔵文化財の調査、活用事業への参加、実習事業への連携などに参加します。これにより、学生は文化財の保存と活用に関する実践的な経験を積み、地域文化を支える人材としての育成を目指します。また、文化財に携わる人材の世代交代をサポートし、文化財の滅失や散逸を防ぐための基盤を強化することも目標としています。

・【産業能率大学】実践的な研修やコンシェルジュとしての実習を通じて真のホスピタリティを学ぶ特色授業「自由が丘コンシェルジュ」にて『ホスピタリティ研修』を実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52018.html

[記事の概要]
産業能率大学の経営学部では、「自由が丘コンシェルジュ」という特色授業を通じて、実践的なホスピタリティ研修を実施しました。この授業は、自由が丘商店街振興組合とのコラボレーションで行われ、学生たちは自由が丘の街頭でコンシェルジュとして活動します。彼らは、街の魅力をアピールし、来街者に楽しく安全な体験を提供することで、ホスピタリティの重要性を学びます。また、ホテル業界やブライダル業界の専門家を招いて、必要なマナーやホスピタリティ対応を教える特別授業も行われています。このような取り組みにより、産業能率大学は学生に実社会で必要なスキルと知識を提供し、産業界との緊密な連携を図っています。

研究

・豊田工業大学で「オープンラボ」を開催 — 4つの研究センターとすべての研究室を一挙公開 !–
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52024.html

[記事の概要]
豊田工業大学では、「産学官向けオープンラボ」を開催し、4つの研究センターと全研究室を公開します。このイベントでは、スマートビークル、スマートエネルギー技術、スマート光・物質、スマート情報技術の研究センターを中心に、半導体工場と同等の清浄度を持つクリーンルームや創造性開発工房の視察ツアーが行われます。また、トヨタ自動車の水素ファクトリープレジデント、山形光正氏による特別講演があり、水素社会実現に向けた取り組みが紹介されます。このイベントは、研究内容や実験方法の紹介、ポスターセッション、産学連携コーディネーターによる相談会を通じて、研究交流の場としても機能します。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

学生支援

・「社会を知る講座~金融のプロが教えるお金の教養~」11月28日開催
https://mainichi.jp/univ/articles/20231115/org/00m/100/007000c

[記事の概要]
立教大学は、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」と共同で、「社会を知る講座~金融のプロが教えるお金の教養~」を11月28日に開催します。この講座は、立教大学キャリアセンターが主催し、学生のキャリア・就職支援の一環として人気を博しています。今年度2回目の開催となるこの講座では、資本主義経済の中でお金を稼ぐ本当の意味や、短期的な利益に踊らされない資産形成のヒントについて学びます。講師には、日本金融経済研究所の代表理事で経済アナリストの馬渕磨理子氏と、「資本主義の中心で、資本主義を変える」の著者である清水大吾氏が招かれています。講座の内容には、新NISAに関する情報や質疑応答の時間も含まれており、学生たちは金融のプロフェッショナルから直接学ぶ貴重な機会を得ることができます。

就職・キャリア支援

・公務員試験講座合格者報告会を開催
https://mainichi.jp/univ/articles/20231112/org/00m/100/017000c

[記事の概要]
専修大学エクステンションセンターは、公務員試験講座の合格者による報告会を開催しました。この会では、国家総合職や国家一般職、国税専門官、裁判所一般職、地方公務員に合格した4年生16人が、3年生に対して学習スケジュールの立て方、勉強方法、面接対策などの秘訣を伝授しました。彼らは、勉強を習慣化させるアプリの活用や、受験自治体の総合計画の研究、街歩きの重要性など、実体験に基づく具体的なアドバイスを提供しました。特に、経済系科目を苦手とする学生へのアドバイスとして、教科書を辞書として利用し、過去問を解く際に不明点を補足する方法が紹介されました。報告会は、学生生活を大切にしながら、メリハリをつけて楽しみながら勉強することの重要性を強調し、後輩たちを激励しました。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

社会貢献・地域貢献

・江戸川大学、学生が地域のシニアとスマートフォンの使い方を考える「スマホカフェ」を開催
https://univ-journal.jp/235686/

[記事の概要]
江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科の学生たちは、「スマホカフェ」というイベントを開催し、地域のシニア世代とスマートフォンの使い方について交流しました。この取り組みは、学生が主体となり、教授のアドバイスのもと、シニアのデジタルリテラシー向上と異年齢間交流を目的としています。イベントでは、LINEの使い方講座やスマホ利用に関するヒアリング、相談会が行われ、シニアたちと学生が交流を深めました。参加したシニアからは、イベントの楽しさや学生の印象について肯定的な評価が寄せられました。学生たちも、高齢者との交流を通じて新たな経験を積み、役立つことへの意欲を高めました。

・【京都産業大学】地域に根ざした交流イベント「サタデージャンボリー」を開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52046.html

[記事の概要]
京都産業大学は、地域のスポーツ・文化の高揚を目的に、広大なキャンパスを開放し「サタデージャンボリー」という交流イベントを開催しました。2001年から続くこのイベントは、今年で30回目を迎え、約2,400人が参加しました。イベント運営には約400人の学生や教職員が携わり、多彩なプログラムを提供しました。今回のイベントでは、ソフトバンク協力のもと「Pepper(ペッパーくん)のプログラミング体験」や、宇宙に関する神山天文台でのイベント、ハチミツを使用した石鹸作り体験、オリンピック銅メダリスト荒賀龍太郎さんによる空手道教室などが行われました。また、日本玩具協会提供の「おもちゃが大集合‼アソボーフェスタ」も開催され、子どもたちが多くのおもちゃに触れて楽しむ姿が見られました。

・【ホテルと学生が協働!】 外国人観光客・地域住民等を対象に、 日本文化体験イベントを開催!
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51999.html

[記事の概要]
佛教大学の学生たちは、西松地所株式会社が運営するタッセルイン京都河原町二条で、外国人観光客、地域住民、学生を対象に日本文化体験ワークショップを開催します。このイベントは、「ホテルとまちの魅力発信プロジェクト」の一環として、学生たちが観光都市京都のホテルを拠点に考案したまちづくり企画です。日本語と英語の二言語で実施され、京都や日本文化を感じながら様々な立場の人々が交流することで、共生社会の実現やより良いまちづくりを目指します。このプロジェクトでは、学生たちがホテルと連携し、企画立案から運用までを一貫して行い、観光都市京都の課題解決を目指します。社会連携センターは、京都市北区・中京区を中心に、学生主体の地域貢献活動に取り組んでいます。イベント内容には、書道体験、縁日体験(スーパーボールすくい、輪投げ)、タッセルづくりなどが含まれ、参加者は作成したアイテムを持ち帰ることができます。

グローバル化

・東京都市大学が12月13日に「2023年度 海外インターンシップ成果報告会」を開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51957.html

[記事の概要]
東京都市大学は、2023年12月13日に「2023年度 海外インターンシップ成果報告会」を開催します。この報告会では、アメリカ、タイ、フィリピン、インド、オーストラリアの5カ国に派遣された学生たちが、海外インターンシップの経験を共有します。学生たちは、語学力の向上や多様な文化・価値観の理解、実践的なコミュニケーション力の獲得など、海外でのインターンシップを通じて多くの成長を遂げました。このプログラムは、専門技術力と共にグローバルな視野を持った人材育成を目指しており、東京都市大学の独自開発プログラムです。インターンシップアワード2020で「文部科学大臣賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。報告会は、学生自身の振り返りの機会であり、後輩学生への海外インターンシップ紹介の場としても機能します。

ダイバーシティ・SDGs

・【SDGs × 異文化理解】神田外語大学世界6カ国で学生14名が海外ボランティア
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51994.html

[記事の概要]
神田外語大学では、2023年8月から9月にかけて、14名の学生がアメリカ、イタリア、インドネシア、ドイツ、フランス、メキシコで海外ボランティアに参加しました。これは約3年ぶりの再開で、今年2回目の実施です。学生たちは、それぞれの国の課題に焦点を当て、様々なボランティア活動に取り組みました。10月にはオンライン報告会が開催され、10名の学生がそれぞれの国での活動内容や学びについて発表しました。活動内容には、インドネシアの幼稚園で日本文化を教える活動、アメリカでの低所得者支援、フランスでの鉱山の歩道整備などが含まれます。このプログラムは、学生が大学で学んだ知識や技能を国際協力の現場で活用し、世界の問題解決に向けて主体的に行動する力と国際社会で通用するコミュニケーション能力を養うことを目的としています。2023年度は、参加者が所定の条件を満たす場合、単位認定される予定です。

入試・広報・高大連携

・明星大学と明星高等学校が協働して取り組むフェアトレード推進 ~学生・生徒の学びと社会貢献がつながる活動に取り組んでいます~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52013.html

[記事の概要]
明星大学と明星高等学校は、フェアトレード推進のために協力しています。明星大学の学生たちは、2001年から「フェアトレードカフェ」を実施し、社会貢献活動に取り組んでいます。また、明星高等学校では、府中市のフェアトレードタウン認定を目指し、フェアトレード商品の販売を2023年から開始しました。明星大学の学生は、明星高等学校でフェアトレードに関するワークショップを行う出張授業にも参加しています。2023年2月にはフェアトレード商品やフェアトレードタウンに関するクイズを交えたワークショップ、7月には「フェアトレードとSDGs」をテーマにした授業を実施しました。2023年11月には、明星大学日野校で「フェアトレードカフェ」を開催し、学生が運営に携わります。このカフェでは、発展途上国の生産者の現状を理解し、公正な価格について考える機会を提供します。明星高等学校では、2023年10月の明星祭でフェアトレード商品の販売を行い、今後も府中市民協働祭りやフェアトレード関連品の販売会で活動を続ける予定です。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月30日・11月6日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月16日・23日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月2日・10月9日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年9月25日の週版)
大学職に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年9月11日・18日の週版)

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大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月30日・11月6日の週版) https://hspindex.com/2023/11/23/4080/ Wed, 22 Nov 2023 22:22:54 +0000 https://hspindex.com/?p=4080 大学職員への就職・転職をするためには、大学がどんな取組みを行い大学職員がどんな業務に携わっているのか、今の大学のトレンドは何かなどを知っておくことで採用試験を有利に進められる場合があります。大学の理解を深めるための方法には色々なものがありますが、1つの方法として大学に関連するニュースを定期的に確認しておくというものがあります。

大学に関連するニュースを見ていたことにより、エントリーシートに記載する内容の幅が広がったり、面接試験時に想定していなかった質問がきた際にも、うまく対応ができる場合があります。

そこで、この記事では大学職員への就職・転職を目指す方が大学に関連するニュースを確認しやすいようにするため、1週間に1回程度、私が気になったニュースとその概要を分野別にまとめています。ぜひ大学職員への就職・転職活動にお役立ていただければと思います。

リカレント教育・生涯教育

・社会課題解決 人材育成の新教育プログラム開発へ3大学院連携
https://mainichi.jp/univ/articles/20231107/org/00m/100/011000c

[記事の概要]
龍谷大学は、琉球大学と京都文教大学と共同で、文部科学省の2023年度「人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業」に採択された「大学連携型ソーシャル・イノベーション人材養成プログラム」の開発と運用に取り組んでいます。このプログラムは、2025年度から開始される予定で、科学技術や行政機構だけでは解決できない社会課題に対応するため、龍谷大学大学院政策学研究科、琉球大学大学院地域共創研究科、京都文教大学大学院臨床心理学研究科が連携します。これにより、複雑化する現代の社会課題を解決できる人材を育成することを目指しています。プログラムは大学院のオンライン授業を通じて実施され、リスキリングを目指す社会人を主な対象としています。

・学び続けることが充実した人生に! 全国の大学院で研究するシニアが東京経済大学へ。「全国シニア大学院生研究大会」を11月18日(土)に開催 — 東京経済大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51981.html

[記事の概要]
東京経済大学は、2023年11月18日に国分寺キャンパスで「全国シニア大学院生研究大会」を開催します。この大会は、人生100年時代において「生涯学び続ける」ことが充実した人生を送るための重要な要素となっていることを背景に、2006年に全国の大学に先駆けて導入されたシニア大学院制度の一環として行われます。昨年に続き2年目の開催となるこの大会では、全国から様々な分野で研究を続ける8名の大学院生が参加し、彼らの研究成果を発表します。昨年の大会では10名の発表者に80名を超える聴衆が集まり、活発な質疑応答が行われました。

学生支援

・1000万円上限に出資も検討 上智大学がスパークス・グループとアントレプレナーシップ養成講座を開講
https://univ-journal.jp/235468/

[記事の概要]
上智大学は、スパークス・グループ株式会社の協力を得て、アントレプレナーシップ養成講座を開講します。この講座は2023年11月から12月にかけて全7回行われ、全学部の学生が対象です。講座では、起業家精神を体系的に学び、投資やファイナンス、マーケティングの基本について理解を深めます。また、起業経験者との対話や事業計画・販売戦略の立案など、起業アイデアの具体化プロセスも体験できます。特に注目すべきは、魅力的な起業アイデアに対してスパークス社が最大1,000万円を出資する可能性がある点です。この講座は単位を付与する授業科目ではなく、自主参加を基本としており、理系を含む全学部の学生が参加します。これにより、多様な専門分野を持つ学生たちの間で斬新なアイデアの創出が期待されています。

・天才編集者 箕輪厚介氏による講演会を開催 学生起業家によるピッチイベントでは箕輪氏が講評
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51993.html

[記事の概要]
近畿大学は、2023年11月14日に東大阪キャンパスで、株式会社幻冬舎の編集者である箕輪厚介氏を招いて講演会を開催します。この講演会は、近畿大学の学生・大学院生を対象にしており、箕輪氏が企業に属しながら起業家精神を持った働き方や、成功するためのマインドセットについて話します。また、講演会の後には、近畿大学の学生起業家によるピッチイベントも行われ、箕輪氏がアドバイスを提供します。このイベントは、近畿大学が2025年までに大学発ベンチャー企業100社を創出する目的で設立した「KINCUBA(キンキュバ)」プログラムの一環として行われます。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

就職・キャリア支援

・早くから「将来の理学療法士像」考える機会を 畿央大学 理学療法学科が2回生と卒業生の交流会開催
https://univ-journal.jp/234929/

[記事の概要]
畿央大学は2023年9月15日に、理学療法学科の2回生と卒業生の交流会を初めて開催しました。このイベントは、低回生から将来の理学療法士像を考える機会を提供することを目的としています。交流会には、卒業後1~3年目の理学療法士として働く卒業生11名と、理学療法士を目指す在学生約60名が参加しました。参加者はグループに分かれて座談会形式で交流を深め、卒業生は自身の職業経験や大学生活について話しました。このイベントは、学生に豊かな職業観を養うとともに、卒業生にとっても自身を振り返る機会となりました

・【武蔵大学】卒業生による実践的な就職支援プログラム「武蔵しごと塾~OBOG・内定者訪問編~」 11/23(木・祝)開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51924.html

[記事の概要]
武蔵大学は、2023年11月23日に「武蔵しごと塾~OBOG・内定者訪問編~」という就職支援プログラムを開催します。このイベントは、大学の3年生を対象にしており、様々な業界で活躍する卒業生や内定を得た4年生が参加します。学生はこれらの先輩たちと自由に仕事内容や就職活動の進め方、選考内容について相談することができます。参加予定の企業は26社に及び、学生には具体的な働き方をイメージし、就職活動の企業選択に活かすことが目的です。また、12月と1月には「武蔵しごと塾~集団面接編~」も開催され、実践力を高めるプログラムが予定されています。

社会貢献・地域貢献

・新潟大学と新潟市、開志専門職大学が連携 マンガ、アニメ研究の世界的拠点目指す
https://univ-journal.jp/235425/

[記事の概要]
新潟大学は、新潟市および開志専門職大学と共に、マンガ・アニメに関する連携協定を締結しました。この協定は、マンガ・アニメ研究の世界的拠点を目指すもので、新潟大学はアニメの絵コンテやセル画などをデジタル化し、資料として整備・分析しています。新潟市はマンガ都市としての魅力を高め、マンガ・アニメを活用した街づくりを進めており、開志専門職大学は国際的なクリエイターを養成しています。新潟大学は2016年にアニメ・アーカイブ研究センターを設立し、アニメ演出家渡部英雄氏からの「渡部コレクション」とガイナックス社からの『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の中間素材をアーカイブ化・デジタル化しています。

グローバル化

・流通科学大学の「アジアビジネス人材育成プログラム」が文部科学省による「留学生就職促進教育プログラム認定制度」に認定
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51933.html

[記事の概要]
流通科学大学の「アジアビジネス人材育成プログラム」が、文部科学省による「留学生就職促進教育プログラム認定制度」に2023年10月に認定されました。このプログラムは2024年4月から開始され、留学生を対象にしています。プログラムは「日本語教育」「キャリア教育」「インターンシップ」の3つの科目群と「日本語向上」「社会共創」「就職サポート」の3つのプログラムから構成されており、日本での就職活動に必要な日本語能力やマナー、スキルを体系的に身につけることができます。修了者には修了証が付与され、自信を持って就職活動に挑むことができます。

ダイバーシティ・SDGs

・実践女子大学、アイエスエフネットと連携し「ダイバーイン雇用」の特別授業を実施
https://univ-journal.jp/235447/

[記事の概要]
実践女子大学は、2023年11月9日に渋谷キャンパスで、ITインフラ企業の株式会社アイエスエフネットと協力して「ダイバーイン雇用」に関する特別授業を実施しました。この授業では、アイエスエフネットの代表取締役である渡邊幸義氏が講師を務め、LGBTQIA(性的少数者)や外国籍、障がいなどを理由とした不当な雇用差別を行わない同社の取り組みについて紹介しました。アイエスエフネットでは、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(受容性)を組み合わせた「ダイバーイン雇用」を実践しており、多様な雇用を通じて「働く喜び」や「生きがい」を感じてもらうことを目指しています。この特別授業は、人間社会学部人間社会学科の山根純佳教授が担当する「福祉社会学」の一環として行われ、学生たちは渡邉氏の経験から社会モデルや障害者の合理的配慮、雇用の課題などについて学びました。

・女子中高生対象、佐賀大など4機関合同「リケフェス」11/19
https://resemom.jp/article/2023/11/01/74434.html

[記事の概要]
佐賀大学、西九州大学、長崎国際大学、佐世保高専の4機関は、2023年11月19日に佐賀大学で「女子中高生のための今知りたい!理系進学で広がる未来 リケフェス2023」を開催します。このイベントは、女子中高生に自然科学への興味を促すためのもので、科学技術振興機構の支援を受けています。リケフェスでは、エドギフト代表取締役の村松美穂氏による基調講演、大学生・高専生によるトークセッション、学校別相談会、さらに「選べる実験体験会」が行われます。

入試・広報・高大連携

・「はみ出して、いいんだよ。」国際系の大学を目指す高校生を対象に、神戸市外国語大学が11/18に講演会
https://univ-journal.jp/235374/

[記事の概要]
神戸市外国語大学は、2023年11月18日に「外の世界へハミ出し、新たな自分へ」という講演会を開催します。この講演会は、国際関係に興味を持つ高校生を対象にしており、同大学の卒業生2名が登壇します。講演会では、卒業生がパネルディスカッション形式で自身の経験を共有し、海外での活動や留学の価値について話します。このイベントは、海外での経験が個人にもたらすものや社会での役立て方について考える機会を提供することを目的としています。

・大妻女子大学が11月26日にオープンキャンパスを開催 — 一般選抜対策のプレテスト(英語)や解説授業、高校1・2年生向け「年内合格のための準備講座」などを実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51964.html

[記事の概要]
大妻女子大学は、2023年11月26日に千代田キャンパスでオープンキャンパスを開催します。このイベントでは、一般選抜対策の「大妻女子大学プレテスト(英語)」と解説授業、入試直前セミナー、高校1・2年生向けの「年内合格のための準備講座」などが実施されます。また、2025年4月に開設予定の新学部「データサイエンス学部データサイエンス学科」(仮称・設置構想中)の説明会も行われます。参加者には、4年間分の過去問題(赤本4冊)が無料で配布される予定です。

・岡山大学、データサイエンス部学生「教育サポーター」として高校の探究授業サポート
https://ict-enews.net/2023/11/01okayama-u-3/

[記事の概要]
岡山大学は、データサイエンス部の学生が「教育サポーター」として高校の総合的な探究の時間をサポートすることを発表しました。この取り組みでは、データサイエンス部の学生が11月15日に岡山県立倉敷青陵高等学校で講師として授業を行います。この活動は、高校の探究科目へのサポート活動の実績が認められた結果、中心となった学生3人がデジタル人材共創連盟によって「教育サポーター」の第1号~第3号に認定されました。「教育サポーター」は、文部科学省提供の情報関係活用の外部人材の手引きを基にした研修プログラムと認定制度です。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の最終試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

大学経営

・山形大学が2025年4月「社会共創デジタル学環(仮称)」新設構想、人文社会科学部・地域教育文化学部・理学部が連係
https://univ-journal.jp/235415/

[記事の概要]
山形大学は、2025年4月に「社会共創デジタル学環(仮称)」を新設する構想を発表しました。この新しい学環は、人文社会科学部、地域教育文化学部、理学部の連携により構成され、文理横断的な学習を通じて幅広い専門分野の知識を提供します。目的は、地域課題の解決に挑戦できる人材や、アントレプレナーシップとビジネス視点を持ち、データを活用して地域社会の課題を発見・分析できる人材を育成することです。また、大学院理工学研究科に「数理情報システム科学専攻(仮称)」も新設される予定で、これは既存の数理科学分野データサイエンス領域と情報・エレクトロニクス専攻を統合・拡充するものです。

・金沢大学がトイレ改修でクラウドファンディング、300万円目標に
https://univ-journal.jp/235390/

[記事の概要]
金沢大学は、石川県金沢市角間町にある角間キャンパスのトイレ改修のためにクラウドファンディングを開始しました。目標金額は300万円で、記事執筆時点で157人の寄付者から約168万円が集まっています。このクラウドファンディングは、目標額に到達すれば成立する仕組みで、期間は12月21日午後11時までです。角間キャンパスは金沢市丸の内の金沢城内から移転して34年が経過し、トイレの老朽化が進んでいます。和式トイレが全体の半数を占めており、大学の自己資金での順次改修には限界があるため、クラウドファンディングで資金獲得を試みています。

・専修大学がキャンパス内のPC約1700台を廃止、「BYOD」と「VDI」ダブル導入でキャンパスDX推進
https://univ-journal.jp/235266/

[記事の概要]
専修大学は、2024年から「SiU(Socio-intelligence University)グローカル・スマートキャンパス」の展開を予定しており、その一環としてキャンパス内の約1700台のPCを廃止し、BYOD(Bring Your Own Device)とVDI(Virtual Desktop Infrastructure)のダブル導入を行います。このシステムは2023年4月からスタートし、全学生・全教員が利用できる環境を整えています。専修大学は約1万8000人の学生と約1100人の教員が在籍しており、これまで大きなトラブルなくシステムを活用しています。この取り組みは、教育効果や研究効率の向上を目指し、AIを活用したデジタル教育研究システムの導入の一環です。全学生・全教員は、キャンパスや自宅だけでなく、国際交流協定校等の留学先や研究等での滞在先からも安全にアクセスできるようになり、天災やパンデミックに対しても学びを止めない環境を提供します。

・名城大学初の大学施設命名権 Sky株式会社とネーミングライツ契約を締結
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51932.html

[記事の概要]
名城大学は、Sky株式会社と大学施設のネーミングライツ事業契約を締結しました。この契約により、名城大学天白キャンパス内の研究実験棟III B1Fの学生ホールが「Sky STUDENT HALL」と命名されます。この施設は2020年3月に竣工し、情報工学部、理工学部電気電子工学科、材料機能工学科の学生に人気の憩いの場です。このネーミングライツ契約は、2023年11月1日から2026年10月31日までの期間で、施設内にはサインと企業紹介ボードが設置されます。

大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月16日・23日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年10月2日・10月9日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年9月25日の週版)
大学職に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年9月11日・18日の週版)
大学職員に就職・転職したい人が確認しておきたい大学ニュース(2023年8月28日・9月4日の週版)

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