大学職員歴10年以上で、採用試験の面接官を担当させていただいている私が、ここ最近の大学関連のニュースで、先進的でおもしろいと感じた取組や知っておくべきと感じた事例について、分野ごとに各取組・事例の概要をまとめさせていただいています。

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2019年3月後半は計21件のニュースを紹介いたします。

このブログではその内容の一部をご紹介させていただいております。

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目次

第1章 教育改革に関するニュース
 1 特色のある授業・教育の取組【1件】

第2章 学生支援に関するニュース
 1 ダイバーシティ【1件】
 2 学生生活・課外活動支援【1件】
 3 学生が企画・運営する取組【2件】

第3章 入試・広報に関するニュース
 1 高校生を対象としたイベントや高校との連携【2件】

第4章 社会貢献に関するニュース
 1 地域活性化・地域貢献【3件】

第5章 グローバル化(国際化)に関するニュース
 1 日本人学生の語学力を高める取組【2件】

6章 その他のニュース
 1 新設大学・新学部等の設置【1件】
 2 大学経営【2件】
 3 大学間連携【2件】
 4 大学ランキング・統計調査等【3件】
 5 その他特色ある取組やニュース【1件】

第1章 教育改革に関するニュースの紹介

1 特色のある授業・取組

(1)授業の一環で大リーグチームを取材
<実施大学>
金城学院大学

<取組の概要>
金城学院大学国際情報学部では、授業の一環として、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスの春季キャンプの取材を行いました。

授業担当の教授が、元フジテレビアナウンサー出身ということで、このプログラムを実現することができたとしています。

この授業では、現地を訪れるまでに大リーグの歴史や現状、大谷選手のこれまでの活躍ぶりを学んだうえで、実際の取材に望みました。

<取組に対するコメント>
大学では様々な学びの場を作ることで、魅力ある教育を提供することができるようになります。

このプログラムは、大学自身では簡単に実現できるものではありませんが、教授の前職のつながりにより実現したものだと思います。

現在の大学では、多様な学生を受け入れるような方向に考えられていますが、これは、教員も同様で、多様なバックボーンがある教員がいることで、幅広い教育を提供できるようになるので、大学教育の質を高めるためには、教員の採用方法も考えていく必要があると感じました。

第2章 学生支援に関するニュースの紹介

1 ダイバーシティ

(1)学生の提案によりムスリム(イスラム教徒)のお客様向け礼拝スペースの設置
<実施大学>
相模女子大学

<取組の概要>
相模女子大学では、学部・学科を越えた課題解決プロジェクトの取組の一環として、中日本エクシス株式会社が運営するサービス襟におけるムスリム(イスラム教徒)の方の受け入れ環境整備の課題について、所属する学生が調査・提案を行い、その提案により「礼拝スペース」の設置が採用されることになったことを発表しました。

また、調査結果に基づき、メニューへの「食材ピクトグラム」の導入や、学生が考案したノンポーク・ノンアルコールのレシピをアレンジしたものが採用されたことも発表しました。

<取組に対するコメント>
現在の大学ではグローバル化(国際化)の取組を推進してきており、様々な国の方に対応するための施設整備が進んできていると思います。

一方で、一般社会では、まだまだ様々な国の方を受け入れるための環境整備ができていない部分もあるので、大学の先進的な取組を積極的に社会に還元できることは、大学にとっても重要な取組になってくると思います。

第3章 入試・広報に関するニュースの紹介

1 高校生を対象としたイベントや高校との連携

(1)大学の施設の利用や各種講座の参加に関する高大連携協定の締結
<実施大学>
成城大学

<取組の概要>
成城大学は、大学進学に関する高等学校生徒の意識と学習意欲を高めることや、成城大学の求める人材像の理解を深めることなどを目的に、麹町学園女子中学校高等学校と連携協定を締結しました。

主な協定の内容は次のとおりとなっています。

・大学共通の施設、センター等の利用
・大学が指定する各種講座、定例行事等への受け入れ
・大学教員による高等学校での出張講義及び各種行事への参加
・教育及び進路に関する情報交換

<取組に対するコメント>
大学は広く社会に開かれるべきであるので、高等学校と連携し、大学の施設や知的財産を有効活用することは非常に重要だと思います。

実際の大学の現場では、施設の利用についても、学内関係者の利用を優先する必要があることから、外部への貸し出しを積極的に行っていないケースもあります。

また、各種講座や行事についても、高校生や一般の方を巻き込めるようなものは、まだまだたくさんあると思っています。

大学の存在意義を高めるためにも、これまで以上に高等学校等と連携し、大学を社会に開放していくべきだと思います。

第4章 グローバル化(国際化)に関するニュースの紹介

1 日本人学生の語学力を高める取組

(1)国内留学プログラム「アチーブイングリッシュキャンプ」を開講
<実施大学>
東洋大学

<取組の概要>
東洋大学では、2019年4月から、英語のみの生活環境に身を置く国内留学プログラム「アチーブイングリッシュキャンプ」を開講します。

このプログラムは、日本国内にいながら、英語のみの生活環境に身を置き、1日10時間の学習時間で一人ひとりのレベルに合わせて作成された専門的な英語教育を行うものとなっており、短期集中かつ効率的な英語学習で高い英語力の修得を目指すことができます。

また、対象者は、東洋大学の学生だけでなく、中高生から社会人まで年齢を問わないことも特徴の1つとなっています。

<取組に対するコメント>
経済的な事情や海外での生活の不安から、海外留学が難しい学生も多くいます。

そのような学生も、日本でなら集中して英語を学びたいという学生も多いため、非常に魅力的なプログラムだと感じました。

特に、1日10時間の集中的なプログラムになっている点もよいところだと思います。

また、このような魅力的なプログラムは、所属する学生だけを対象にするケースが多いですが、中高生や社会人にも開放している点は、大学の存在意義を高めることにもつながると思いました。

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