今回は、東海地方の私立大学の大学職員への転職を目指すGさんからの相談事例の紹介です。

Gさんからは、大学職員に求められる能力についてのご質問をいただきました。

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質問内容

これからの大学職員には営業力が必要と聞いたのですが、実際に、大学職員の業務で営業力が求められる業務はどのようなものがありますか。

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質問に対する回答

まず、「営業力」と言うのが適切かはわかりませんが、大学職員の業務の中で、対外的な交渉や調整が必要な業務について、いくつか参考にお示ししたいと思います。

そのうえで、私が考える大学職員に求められる主な能力や現在の大学の状況について述べさせていただきます。

大学職員の業務で対外的な交渉や調整が必要な業務

大学職員の業務で、対外的な交渉や調整が必要な業務には、主に以下のような業務があると考えております。

◆広報関係
・高等学校に訪問し、高等学校の進路指導担当教員への大学の魅力等の説明
・高校生向けの進路イベントに参加し、高校生への大学の魅力等の説明
・メディアへの対応(大学の宣伝をしてもらうための交渉や不祥事が起こった際の問い合わせへの対応等も含む)

◆就職・キャリア関係
・就職先やインターンシップ先を確保するための企業訪問
・自大学で開催する就職説明会への参加を促すための企業訪問

◆教務・企画関係
・新しい学部や学科等の設置を行う際の文部科学省への説明や相談
・教員資格をとるための教職課程等の設置を行う際の文部科学省への説明や相談
・教職課程の実習先となる高等学校や中学校との調整(学生が迷惑をかけた際は謝罪にいくこともある)
・自大学で実施するセミナー等の講師等の手配・調整(大学業界で有名な方を呼ぶ場合のご本人への説得等)

◆産学連携・地域連携関係
・企業との連携のための交渉や調整(基本的には教員が主体となり、事務職員は補佐的な業務を行うことが一般的)
・自治体や公共機関との連携のための交渉や調整

◆国際関係
・交換留学協定等を締結するための交渉
・留学生の受け入れや日本人学生の派遣を拡大するための交渉

◆財務関係
・寄附金獲得のための交渉やお願い

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大学職員に求められる主な能力

「営業力」と重なる部分もありますが、私自身は、大学職員には「課題を発見して提案し、解決に導いていく能力」や「チームで協働して仕事を進めることのできる能力」が特に求められていると認識しています。

民間企業では、「ものやサービスを、お金を払って買ってもらう」というのに対し、大学では、どちらかと言うと、「お願いをする」というイメージになると思います。

また、民間企業では、基本的には達成目標があり、目標に達しない場合は、給料に反映されたり、社内的に厳しい立場に立たされるということがあると思いますが、大学の場合は、目安とする達成目標を設定する場合もありますが、達成できなかった場合でも、民間企業のような状況にはならないケースが多いです。

最近では、勤務成績を翌年度の昇給やボーナスに一定程度反映させるような大学も増えてきていますが、それも微々たる額ですし、民間企業のように給料が下がるということは聞いたことはありません。

課題解決力や協働力がなければ大学職員としてやっていけないか

また、現在の大学において、「営業力」とか「課題発見力」、「提案力、「協調性」等という言葉で求める人材像を示していますが、民間企業のように「このような能力がないとやっていけない」というよりは、現在の職員にはこのような能力があまりないので、「できればこのような能力がほしい」というイメージなので、実際に求める能力がすべて整っていなくても、大学職員としてやっていくことはできると思います。

このため、「営業」に近いような仕事は一定程度あるので、このような仕事をやってみたいのであれば、一定の期間、大学に在籍すればそのような部署に配属されることになると思いますし、逆に苦手意識があるのであれば、民間企業の営業ほどの大変さではないと理解していただければと思います。

大学職員には事務処理能力も必要

実際には、事務的な仕事もまだまだ多くあり、「いかに早く事務処理ができるか」という観点も、実務上は非常に重要になってきています。

最近の大学では、社会や学生から求められる要請が増えていており、これまでにあまりなかった国際関係の業務、学生のメンタル的な支援を含む学生支援の業務、外部の研究を獲得するための研究支援の業務、様々な方を大学に受け入れるためのダイバーシティに関する業務、大学の存在意義を示すための地域や小・中・高学校との連携業務など、仕事量自体はかなり増えてきています。

一方で、これらの業務を進めていくには、追加の予算が必要となりますし、大学全体の収入が増えているわけではないので、限られた職員で新たな業務にも対応していくようなケースが増えています。

そういう意味でも「営業力」だけでなく、「事務処理能力」は重要であり、自治体職員は事務処理能力が高い方も多いと思うので、大学職員として活躍できる可能性は高いと考えております。

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