今回は、高等学校の教員から大学職員への転職を目指すDさんからの相談事例の紹介です。

Dさんからは高等学校の教員の経験から、大学職員として活かせそうなスキル、活躍できそうな部署や仕事内容についてご相談をいただきました。

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具体的な質問内容

現在、高等学校の教員を行っており、大学職員への転職を考えています。

教員としては、担任、進路指導、進路行事の企画・運営、各大学で実施される入試説明会への参加、試験データの分析などを行っていました。

これまでの経験から大学職員として活かせそうなスキル、活躍できそうな部署や仕事内容はありますか。

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質問に対する回答

いただいたご経歴やスキルを確認すると、複数の部署で活躍できると考えられます。以下に、活躍できそうな関係部署を記載させていただきます。

①広報関係部署

Dさんには進路指導のご経験があることから、広報関係部署で活かせる能力・経験があると考えられます。

大学における広報関係部署では、様々な広報媒体(冊子・駅看板・インターネット)に広告を掲載したり、大学のウェブサイトやツイッターなどを活用した広報、オープンキャンパス等のイベントを通じた広報等を行います。

それと併せて、高等学校の進路指導部の先生に大学の広報のために訪問したり、リクルート等の業者が開催する高校生向けのイベントに参加し、ブースにきた高校生に大学の説明をしたりします。

その中でも、高等学校の進路指導部の先生と信頼関係を築き、進路指導部の先生が各高校の学生に積極的に自分の大学を勧めてくれるようになることが重要になると思っています。

Dさんは、高等学校の進路指導部でのご経験があることから、そもそも高等学校の先生と信頼関係を築きやすい経験を持っていると考えられます。

また、ご自身の経験から、どのような広報担当者であれば信頼を得やすいのか(例えば、自大学のメリットだけを話すのではなくデメリットも併せて話してくれる担当者、その高校の卒業生の活躍状況を報告してくれる担当者、高校の先生が進路指導を行ううえで有益な資料を提供してくれる担当者等)、高等学校の先生はどのような情報を得たいと考えているのか等を認識していると考えられます。

このようなご経験は、他の業界の方にはないものになりますので、業務に活かせるだけでなく、面接の際のアピールにも活用できると考えられます。

また、Dさんは「進路行事の企画・運営」や「各大学で実施される入試説明会への参加」のご経験があります。これらのご経験は、大学が主催するオープンキャンパス(大学説明会)の企画・運営や高校生向けのイベントの際の広報業務を行う際に役立てることができると考えられます。

オープンキャンパスや各種イベントではどのような点に気を付けると高校生によい印象を与えることができるか(在学生との直接話せる場、先生と直接話せる場、成長するための大学の過ごし方の情報等)等について、参加者側の立場からの提案・改善ができると考えられるので、これらの点も〇〇様の強み・魅力になると考えられます。

②就職・キャリア支援部署

同じく「進路行事の企画・運営」のご経験があることから、就職・キャリア支援部署で活かせる能力・経験があると考えられます。

就職・キャリア支援部署では、在学生向けの進路行事(キャリアセミナー・面接指導講座等)、就職先やインターンシップ先の開拓(企業訪問)、学生からの就職・キャリア相談に対する対応等の業務があります。

これらの業務は「進路行事の企画・運営」のご経験とかなり重なる部分があるため、そのときの苦労した点やそれを改善するために行った工夫などを伝えることで、これまでのご経験を活かせることをアピールすることができると考えられます。

なお、注意していただきたいこととして、学生からの就職・キャリア相談については、大学によっては専任のキャリアカウンセラーのみが対応している場合があります。その場合は、就職・キャリア相談ができることをアピールしても実際にはそのような業務を行うことがないこともありますので、状況に応じてどのようにアピールするかを検討する必要がございます。

③データ分析管理部署

「試験データの分析」のご経験があるとのことで、もし、統計学の基本的な知識がある場合は、大学のデータ分析管理部署やデータ管理を支援する部署(実際のデータ分析は教員が行うが、教員とデータを扱っている組織との調整を行う部署)でも活かせる可能性があると考えられます。

近年、大学では「IR(Institutional Research)」の活動が盛んに行われるようになってきています。

大学におけるIRとは、「高等教育機関において、機関に関する情報の調査及び分析を実施する機能又は部門。機関情報を一元的に収集、分析する事で、機関が計画立案、政策形成、意思決定を円滑に行うことを可能とさせる。また、必要に応じて内外に対し機関情報の提供を行う(高等教育に関する質保証関係用語集第4版)」とされています。

大学ではこれまで、しっかりとしたエビデンス(証拠・事実)に基づかずに、教員や職員の感覚で様々な取組に関する意思決定がなされ、大学経営が行われてきたと考えられています。

このため、しっかりとデータ管理を行い、そのデータから読み取れることをしっかりと分析し、正しいエビデンス(証拠・事実)に基づいて意思決定・大学経営を行うような動きに変わってきています。

これはすごく当たり前のことですが、現在は18歳人口の減少等により大学の危機感が増してきていますが、それまでは大学進学率が上昇してきたことにより、黙っていても受験者が集まるような時代が長く続いていたことから、最近になってやっとこのような動きが出てきたと理解しています。

大学においてデータ分析を行うのは、教員の役割となっている大学と職員の役割となっている大学があり、どちらの役割になっているかわからないことがあります。

このため、データ分析の業務がしたいと考えていたとしても、そもそも職員の役割となっていない大学では響かないことになっているので、とりあえずはデータ分析の経験があることだけを伝えることが無難だと考えられます。

④その他

Dさんのご経験の中にある「イベントの企画・運営」や「教員としての授業運営」は特定の部署で活かせるということもありますが、大学の幅広い部署でも活かせると考えられます。

例えば、大学では、入学式、卒業式、新入生がインダス(履修ガイダンス)、資格取得ガイダンス、入学試験、職員採用説明会・試験、オープンキャンパス、企業セミナー、外部資金(研究費)獲得のための教員向け説明会、FDセミナー、SDセミナーなどの様々なイベントを実施しており、1つのイベントを滞りなく運営するという能力は幅広い部署で求められることになります。

また、各種イベントでは、職員が学生等に対して説明をする場面も多くあり、高等学校の授業と同様に、「わかりやすく伝える」という能力も幅広い部署で活かせる能力となります。

特に大学の場合は、例えば、新しい取組を行う提案をするときは、職員の先輩・上司だけでなく、担当の教員(教授)にも説明をし、納得・了承してもらう必要があります。

このときに、プレゼン能力が高くないと業務全体がスムーズに進まなくなってしまいます。

説明する相手が、高校生と大学組織の人間では異なる部分もあると思いますが、授業を行う中で工夫してきた点については、大学の世界でも活かすことができると思うので、「イベント・行事を行う部署」や「新しい取組を企画し説明していく部署」という視点でも〇〇様の能力・経験を活かせると感じました。

また、高等学校の先生の業務をしっかりと認識しているわけではないのですが、授業の準備から授業の実施、クラス運営、各種行事の運営、部活動など、かなり多くの業務を抱えているのではないかと考えております。

その場合、いかに効率よく各業務をこなすかが重要となり、効率的に業務を進める能力が身についているのではないかと考えられます。

大学でも以前と比較すると業務量が増えてきており、効率的に業務を進めることが求められてきています。「業務の効率化」という点は、すべての部署に共通するものになりますが、場合によってはアピールできる点だと感じたため、併せて記載をさせていただきました。

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