大学職員歴10年以上で、採用試験の面接官を担当させていただいている私が、ここ最近の大学関連のニュースで、先進的でおもしろいと感じた取組や知っておくべきと感じた事例について、分野ごとに各取組・事例の概要をまとめさせていただいています。

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2018年12月前半は計26件のニュースを紹介いたします。

このブログではその内容の一部をご紹介させていただいております。

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目次

第1章 教育改革に関するニュース
1 カリキュラム(教育課程)改革【2件】
2 特色のある授業・取組【2件】
3 学習支援・教育環境の整備【3件】
4 リカレント教育(社会人教育)【1件】

第2章 学生支援に関するニュース
1 キャリア・就職支援【1件】
2 ダイバーシティ【1件】
3 経済支援【1件】
4 学生生活・課外活動支援【1件】

第3章 入試・広報に関するニュース
1 新たな入試制度の導入【1件】
2 高校生を対象としたイベントや高校との連携【1件】

第4章 グローバル化(国際化)に関するニュース
1 海外大学等との交流の促進【1件】
2 日本人学生の語学力を高める取組【1件】
3 外国人留学生の支援【1件】

第6章 事件・事故・不祥事に関するニュース
1 大学の事件・事故・不祥事【2件】
2 教員の事件・事故・不祥事【1件】

第7章 その他のニュース
1 経済界の動向【1件】
2 新設大学・新学部等の設置【1件】
3 大学ランキング【3件】
4 その他特色ある取組【1件】

第1章 教育改革に関するニュースの紹介

1 カリキュラム(教育課程)改革

(1)学士と修士を5年で取得できるプログラム
<実施大学>
国際基督教大学

<取組の概要>
国際基督教大学では、学士と修士を最短5年で取得できるプログラムを開設します。

プログラムは3つあり、①国際バカロレア教員、②外交・国際公務員、③責任あるグローバル経営者・金融プロフェッショナルを養成するプログラムです。

国連など国際機関や高度な専門性を求められる職場では、学士+αの人材が必要とされていますが、日本では他の先進国に比べて修士や博士を修めた高度人材が少ないことから、これを解消する狙いもあるとしています。

<取組に対するコメント>
日本では修士や博士の学位を取得している人材が少ないとされていますが、その要因は修士・博士の学位を取得するにはお金と時間がかかること、企業側が修士・博士の学位をあまり評価しないことだと考えられます。

また、企業側が評価をしてくれないということは、日本の大学が輩出する修士・博士の人材は、企業にとっては学士の学生と区別するほどの魅力がないのかもしれません。

今後はこのようなプログラムを積極的に推進し、質の高い人材を輩出していくことが日本の大学の存在意義を確立するうえでも重要になるかもしれません。

2 特色のある授業・取組

(1)グローバルPBLの実施
<実施大学>
芝浦工業大学

<取組の概要>
芝浦工業大学では、海外・国内の協定校の学生とプロジェクトチームを作り、企業や団体が抱える「解決したい課題」の解決策を考えるグローバルPBL(Project Based Learning)を実施しました。

具体的なプログラムの内容は、海外(10カ国)と日本の大学から21大学から集まり、計79人の学生が各6人程度のグループを作り、企業・団体から提供された課題テーマをそれぞれ選択し、現地調査を実施したうえで経済性まで考えた技術提案をするものです。

参加したのはアジアの国だけでなく、アイルランドや、ドイツ、モンゴルなど幅広い地域の大学・学生が参加しています。

<取組に対するコメント>
現在は多くの大学で企業と連携し、企業が抱えている課題に対して提案を行う授業や、海外の大学の学生と連携をした演習などを実施しています。

この取組はそれらを合体させ、企業と海外の大学の学生と連携をして課題解決の提案を行うものとなっています。

このような異なる取組を合体させて新たな取組を創出するということはよくあることであるので、大学職員を目指す人は各大学の様々な取組を知り、自分なりの気づきを提案するとよいと思います。

第2章 学生支援に関するニュースの紹介

1 キャリア・就職支援

(1) 就職活動を支援する「学生の可能性診断・ポートフォリオ作成ツール」を開発
<実施大学>
芝浦工業大学

<取組の概要>
芝浦工業大学は、企業連携し、学生のこれまでの履歴や性格的傾向から強みと弱みを問診した上で、就職活動用のポートフォリオを作成できるシステム(名称:「ハローナビ就活・適職診断」)を開発しました。

開発の背景は、以下のように説明がされています。

海外では「大学においていかなる専門性を身に着けたか?」という実務能力(Capability)が重視されているところ、日本では実務能力については未知数であることが多く、コミュニケーション能力の有無で評価される傾向がある。

このため、コミュニケーション能力が高い人材は就職活動において有利に、そうでない人材は不利になる傾向があり、潜在能力が高いにも関わらずコミュニケーション能力の有無のみによって機会損失が生じているのではないかという問題意識が本研究開発の原点である。

このツールは新卒採用の就職活動おいて使用されることを前提としていて、利用者の設問への回答に基づき長所・短所の分析を行うと同時に、これまでの就学経験などを加筆することで、簡単に就職活動用の自己紹介(ポートフォリオ)が作成できるようになっています。

<取組に対するコメント>
高校生が進学する大学を選択する際、各大学のキャリア・就職支援の充実度も1つの大きなポイントとなっています。

また、保護者についても、「就職できるか」という観点から大学を見るケースも多いです。

この取組は「キャリア・就職支援」の充実度を高めるという取組でもありながら、大学業界が抱える「企業が就職活動の際に大学の成績を見てくれない。だから学生が在学中に一生懸命勉強してくれない」という課題への解決に向けた取組でもあるので、大学業界にとっても重要な取組だと感じています。

2 ダイバーシティ

(1)女子学生のネットワーク構築を目的とした女性限定イベントの開催
<実施大学>
近畿大学

<取組の概要>
近畿大学では、女性卒業生と女子在学生のネットワーク構築を目的とした女性限定イベント「ARE Ü HAPPY?#最幸な近女と繋がりたい」を実施しました。

このイベントは、近畿大学卒業の女性リーダーや女子在学生が参加し、懇親・交流を行うことで、女性が活躍する術を学ぶ機会とし、在学生・卒業生の交流を目的とする継続的なコミュニティの形成を目指すものです。

2018年度は特別講演としてタレントの友近が「女はいつだって変われる!~己の道を極める魅力~」の講演を行っています。

<取組に対するコメント>
統計的なデータがあるかわかりませんが、大学に女子学生が増えると大学全体が活性化すると言われることがあります。

この取組以外にもリケジョに代表されるような女子学生を増やすための取組が盛んに行われるようになってきています。

また、施設面でも大学に女子学生専用のパウダールームを設置するような大学も出てきています。

大学によっては女子学生を増やすことが課題の1つになっているケースもあるので、そのような大学を受験する場合は、このような取組を提案することもできると思います。

第3章 入試・広報に関するニュースの紹介

1 新たな入試制度の導入

(1)大学院で教職免許を取得する学生を対象にした筆記試験の免除と入学金半額免除
<実施大学>
長岡造形大学

<取組の概要>
長岡造形大学では、上越教育大学と連携協定を締結し、長岡造形大学の教職課程のない学科に在籍する学生が、教員免許を取得するために上越教育大学に進学する場合、筆記試験となり、入学金が半額免除となる制度を整備しました。

この取組より、長岡造形大学の学生が上越教育大学の大学院に進みやすくなるととともに、上越教育大学としても、大学院入学者像が見込めるようになります。

<取組に関するコメント>
「大学間連携」のよい事例だと思います。

この取組では、長岡造形大学の学生にとっては、自分のキャリアを広げることができますし、それにより大学の魅力向上にもつながるものだと思います。

上越教育大学としても、大学院の定員充足率が100%を下回る時期もあったことから、大学院の受験者が増えやすくなる制度を構築することの意味は大きいと思います。

このようなそれぞれの大学がwin winの関係になる取組を進めることが重要だと思います。

2 高校生を対象としたイベントや高校との連携

(1)高校生のための「学びツアー」の開催
<実施大学>
関西福祉大学

<取組の概要>
関西福祉大学では、例年3月に高校生のための「学びツアー」を開催しています。

このイベントは、高校生が進路選択を支援するもので、体験イベントや職業人との交流を行うものです。

また、株式会社マイナビとも連携し、受験講座なども実施します。

<取組に対するコメント>
2018年には体験イベントや現役職業人や在学生に質問えきる場を設けるだけでなく、特別イベントとして「RIZAP健康セミナー」を開催するなど、非常に魅力的なイベントとなっています。

単に教育的なイベントだけでなく、来場者や保護者が喜ぶような工夫をすることにより、参加者を増やすことができるのではないかと感じました。

第4章 グローバル化(国際化)に関するニュースの紹介

1 海外大学等との交流の促進

(1)エジプトの教員を研修生として受け入れ
<実施大学>
福井大学

<取組の概要>
福井大学は、日本とエジプト両政府が結んだ「教育人材の育成に関するパートナーシップ」に基づき、今後の4年間でエジプトから約680人の教員を研修員として受け入れることを発表しました。

この協定はエジプトの若者の能力強化を目的に締結されています。

エジプトからの研修員は、約1か月の間福井県に滞在し、福井大学教育学部附属義務教育学校を中心に実践を交えながら日本の教育について学ぶこととなっています。

<取組に関するコメント>
今回は国の事業として教員を受け入れることになっていますが、今後、福井大学にきた教員がエジプトで教鞭をとることで、今度はその学生が交換留学などで福井大学に学びにくるということも考えられます。

少し長期的な計画になるかもしれませんが、将来的にエジプトからの留学生の受け入れが増えるのであれば、非常に意味のある取組になると思います。

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2018年12月前半は計26のニュースを紹介しています。
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