現役の大学職員の面接官として、面接で実際に出される質問をもとに、面接官が見るポイントや参考回答例をご紹介します。

皆様の面接対策の参考にいていただければ幸いです。

大学で働くにあたって役に立つ資格などは持っていますか

◆大学職員の面接官が見るポイント◆
大学職員に直接的に関係する資格はあまりありませんが、例えば、語学に関する資格やWordやExcel、PowerPointなどのパソコンでの文書作成に関係する資格は大学で働くにあたって役に立つ資格となります。

面接を受ける時点では資格を取得していなくても、大学職員に採用されることに向けて、「勉強を始めている」という説明ができるとよいと思います。

<回答例①>
資格としてはTOEICで750点を取得しています。大学では留学生の対応など英語を活用する場面があると思うので、まだまだ能力的には足りないと思うので、英語の勉強は継続して行っていきたいと思っています。

【考えられる追加の質問】
・英語の勉強は独学でやりましたか。それとも語学学校に通いましたか。
・どのようにして英語の勉強を続けていくつもりですか。

<回答例②>
今の時点では取得している資格はありませんが、在学している職員の方にお聞きしたところ、ワードやエクセルの知識があったほうがよいとお聞きしたので、現在、MOSの資格の取得に向けて勉強をしています。

【考えられる追加質問】
・MOSとはどのような資格ですか。
・いつくらいから勉強を始めて、いつ頃を資格を取得する目標ですか。

パソコンスキルはどのくらいありますか

◆大学職員の面接官が見るポイント◆
「何か資格を持っていますか」という質問の仕方もありますが、直接的に「パソコン能力はどれくらいありますか」というような質問の仕方もあります。

最近は、ほとんどの受験者が一定程度はパソコンスキルを持っているため、あまり聞かれないかもしれませんが、念のため準備をしておく必要があります。

大学職員の仕事では、会議資料の作成や上司や教員への説明資料の作成など、かなり多くの資料を作成することになります。
このため、パソコンスキルはそれなりに必要になります。

ただ、実際に大学職員になってから覚えていけばよいという部分もあるので、仮に、アピールできる点がないとしても、正直に現状の能力を伝え、苦手意識がないことが伝わればよいと思います。

社会人の方であれば、PowerPointでプレゼン資料を作っている経験があれば、十分にアピールポイントになると思います。

また、パソコンスキルが高いと業務の効率化にも役立てるので、特にExcelやAccessの能力があるとアピールポイントになります。

<回答例①>
WordとExcelについては、大学でのレポートや卒業論文を書く際に何度も利用したため、通常の文書作成であれば問題なくできると思っています。PowerPointについては、ゼミで発表の際には使っていましたが、それ以外では使ったことはないため、これから知識をつけていければと思っています。

<回答例②>
パソコンスキルはどんな業界でも必要だと感じたため、大学3年生のときにMOSの資格を取得しました。ワードやエクセルなどは、バージョンがアップするたびに新しい機能が追加され、それを覚えるのも好きなため、今後もパソコンスキルを磨いていきたいと思っています。

<回答例③>
前職(現在の仕事)では、Word、Excel、PowerPoint、Accessを幅広く使っていたので、PC能力は高いと思っています。

特に、ExcelやAccessは業務の効率化を行ううえで非常に便利なツールなので、自分の能力を活かして業務の効率化を進めていきたいと思っています。

【考えられる追加質問】
・これまでPCスキルを高めていくためどのようにしていくつもりですか。
・MOSの資格を取得するのは大変でしたか。
・どのような業務の効率化が考えられますか。

これまで自分のスキルや能力を上げるために行ったことはありますか

◆大学職員の面接官が見るポイント◆
大学職員業界では、最近では、勉強会のグループができるなど少しずつ自己研さんの風土が育ってきましたが、それでもまだまだ民間企業に比べると職員自らが勉強するという風土は少ない状況です。

このため、採用側としては、「自ら」、「必要だと思うことを考えて」、「学ぶことを実行できる人」は採用したいと思ってしまいます。

この質問をされたときに「特に何もありません」とは答えにくいので、何らかの回答を準備しておく必要があります。

<回答例①>
就職活動を始めるにあたり、社会に出るうえで共通的に必要になるスキルを学びたいと思い、パソコン能力の向上を目指してMOS試験を受験しました。

<回答例②>
学生時代に留学生と友達になったことをきっかけに短期留学をしたいと思いました。短期留学行くためには、TOEICの得点要件があったため、独学で英語を学び、TOEICで750点を取得することができました。

<回答例③>
前職(現在の仕事)では、業務を進めるうえで必要だと思ったことは、できるだけ勉強するようにしてきました。例えば、人事の仕事をしていたときは社会保険労務士の資格取得を目指し、3年目に合格することができました。また、財務の業務を担当していたときは簿記3級の資格を取得しました。自分自身のスキルアップについては、前職(現在の会社)の社員に浸透していることでもあるので、自分自身も自然とスキルアップをするようになってきています。

【考えられる追加質問】
・どれくらいの期間で資格を取得することができましたか。
・資格を取得するまでにどれくらいの勉強をしてきましたか。
・資格を取得する際に一番大変だったことは何ですか。

あなたの大学職員に採用された後のキャリアプランについて教えてもらえますか

◆大学職員の面接官が見るポイント◆
大学職員の人事制度や仕事内容は、実際に勤務していないとイメージがしにくい部分もありますが、キャリアプランについて聞かれた場合は、少なくとも「前向き」なイメージを与える必要があります。

ときどき、「昇任はしなくてもよいのでずっと支える仕事をしていきたい」というような受験者の方もいます。

しかし、大学が置かれている状況としては、大学間の競争が激しくなり、生き残っていくために大学改革をどんどん進めていく必要があるため、先頭に立って大学改革を進めていくことができる人材を求めています。

必ずしもリーダーになれる人材ばかりがほしいわけではありませんが、「大学のために色々なことをやっていく」という印象を与える必要があります。

<回答例①>
仕事をやるからには上を目指していきたいと思っています。
そのためには、幅広い仕事を経験するとともに、人の嫌がる仕事にも積極的に取り組んでいき、組織の中で「融通の利く人材」になりたいと思っています。

また、業務外では、大学職員が運営しているグリーンネットワークなどの勉強会にも参加し、積極的に大学業界について勉強していきたいと思っています。

【考えられる追加質問】
・あなたはのタイプは「リーダー」ですか。それとも「補佐」ですか。
・どんなことを勉強していく必要があると思いますか。

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大学の面接での質問を知ることができれば、その大学が求める人材像がわかったりもするので、それを踏まえて志望動機を作るのも1つのやり方だと思います。
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